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旗がみえる。書を捨てて街にでよう。

  • 2008/04/30(水) 01:38:13

政府と警察は、抗議の日本人ではなく北京の学士市民組織を守った。それは彼ら自身が「準政府機関」だからだ。衝突は外交問題になる。ゆえに政権は、ナチス北京迎合を選び、今後、日本人に糾弾されていく失態をおかした。

ユーチュ-ブの実況
http://jp.youtube.com/watch?v=YgcqjBJaeZI&feature=related
長野駅前モニュメントを占領する中国人と日本人の抗議を無視する警察

こういう映像は、五輪前のテレビ局では流れない。


「愛ちゃんがかわいそう」(フジテレビスポーツ番組)
右派寄りテレビ局でも五輪の視聴率が絡むと、そんな発言になる。
台湾の土木作業員として報道された抗議の彼は、チベット亡命2世の政治運動家だ。マスコミの報道姿勢を北京は監視し、局もスポンサーの意向を伝える代理店も「北京五輪成功」が命題であり、もとより北京側にたたざるをえない経営的理由がある。

現場にいなかった我々は、マスコミが隠した現場をネットで共有し、政治経済的な利権で隠蔽されていく歴史を変えていく義務がある。
長野にはフリーチベット側だけも2000名が集まり、5万人以上が現場を体験した。空気は騒乱直前といってもよい。


世界で数億人がナチス北京政権を打倒しようとしている。
このうねりは、やがて、チベットだけでなく日本をも、米中属国の戦後体制から独立させていくバネになるだろう。


長野から戻ってきた若者たちは、体験を語るべきだ。
今度は、5月の東京だ。

面白い手記があれば、いつでも出版する用意があるぞ。



●話題のアリ@freetibetさんの
「長野フリーチベット殴られ実況日記」
(これは私が勝手につけた)から転載。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=787996903&owner_id=2071143

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4/26日を振り返ります。

早朝、善光寺へ向かった。
Mちん、Tさん、F君、Yちゃんと5人で。

町には何台もの大型バスが乗り入れ、中国人が降りてくる。
僕らがそれぞれ旗を作り、プラカードを作り、前日からカラオケボックスで寝ていたのに対し、
彼らは中国大使館から支給された巨大な旗と、チャーターバスで堂々登場した。

善光寺参拝が終わり、街中へ。
とりあえず聖火リレー出発地点へ向かった。
ここで日本とは思えない景色を目にした。

出発地点に、中国の旗を持った人は入場できるが、チベットの旗を持った人は入れない。
警察の言い分。
「危険だから」
じゃあ、何で中国人はいいんだ?
「......ご協力お願いします。」

は?
それやらせじゃん。
中国国旗しかない沿道って、警察が作ってるんじゃん。



この後TBSの取材が来た。
チベットサポーターの1人が、
「日中記者交換協定があるから映せないのか?」とアナウンサーに聞いた。
アナウンサーは「は?勝手に叫んでれば?」
と吐き捨てて消えた。

街中に行くとどこに行ってもFREETIBETと叫んでいる。
そこに中国人が押し寄せ、罵声を浴びせてくる。


交差点で中国人と僕らが入り乱れた。
突然Mちゃんが顔面を殴られた。
僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。
「こいつ殴ったぞ!!」
警察は何もしなかった。

ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。
警察と目が合った。
警察は何もしなかった。

ババアが僕の顔面を殴ってきた。
周りのチベットーサポーターが、
「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」
と言ったのに、
警察は何もしなかった。

これが抗議活動中じゃなかったら、普通にブチ切れて乱闘になってる。
でも非暴力を貫く為、ひたすら耐えた。

Mちゃんが1日かけて一生懸命書いたプラカードを、
中国人が叩き落とした。
拾おうとするMちゃん。踏みつける中国人。
「おい、てめー何やってんだよ!」と制止に入った。
2mくらいの距離に警察がいたが、何もしなかった。


街中いたるところで抗議合戦。
救急車が来たり大騒ぎ。
僕らはひたすら抗議活動をした。


雨が降ってきた。
それでも誰も抗議を辞めなかった。
中国人がかたまってる交差点を、
Tさんと旗を振りながら渡った。
沿道の中国人は蹴りを入れてくる。
とても沿道に入れず、車道を歩いていた。
警察が来て言った。
「早く沿道に入りなさい!!」
は?今入ったらボコられるじゃん。
なんで日本人の安全を守ってくれないの?
「じゃあ、あいつらに蹴りいれるの辞めさせろよ!!」と僕は叫んだ。
警察は「ご協力お願いします」と言った。


雨の中、聖火リレーのゴール地点へ向かった。
何故か中国人とチベットサポーターに分けられた。
警察は、「後で聖火の方に誘導するから。」と言った。
嘘だった。
ゴールの公園の外の何も無いスペースにチベットサポーターは閉じ込められた。
聖火なんか、どこにもなかった。
目の前には警察が何十人も取り囲んでいた。
こんな場所じゃ、声すら届かない。
数百人のチベットサポーターは、泣きながら警察に向かって叫ぶだけだった。
国境無き記者団もこちら側に来させられていた。
代表がマスコミのインタビューに答えていた。


聖火リレーがいつ終わったのかも分からないまま、
土砂降りの中僕らは叫び続けた。
この声を、伝えることすら出来ないのかと思ったら涙が溢れてきた。
MちゃんもF君も泣いていた。
こんなのってあんまりだ。
せめて伝えて欲しいだけなのに。
この叫びを聞いていたのは目の前に並んだ警察だけだった。



チベット人の代表が弾圧の現状を訴えた。
涙が止まらなかった。
内モンゴルの代表が弾圧の現状を訴えた。
涙がとまらなかった。

伝えたい。ただ伝えたいだけなのに、国家権力によって封殺された。
悔しい。悔しい。

日本は最低な国だ。
平和だ、人権だと騒ぐ割には、
中国の圧力に負けて平気でこういう事をする。
警察を使って。

帰りに携帯でニュースを見た。
「聖火リレーは無事終了。沿道は大歓迎ムード。」
「聖火リレーで日本人5人逮捕。中国人留学生に怪我。」

僕は愕然とした。
この国のマスコミは終わったと感じた。

あの怒号は、
僕らが受けた痛みは、
彼らの悲痛な叫びは、
どこに反映されたのだろう。


警察によって意図的に中国人のみの沿道を作り、
そこをマスコミは撮影し、
中国人の暴力を黙認して、日本人を逮捕する。
これが日本のやることか?
ここは本当に日本なのか?
中国の旗を持たないと歩けない沿道って何なんだ?

この国は最低な国です。
チベット人は泣きながらありがとうと言っていたけれど、
僕は彼らに謝りたかった。
初めて日本人であることを恥じた。

帰り道、僕らは泣いた。


これが真実です。
僕は日本政府は中国以下だと思った。
弾圧にNOを言えずに、言いなりになって彼らの叫びを封殺したこの国は、もう民主主義国家ではない。

4/26日長野。
そこには言論の自由はなかった。
歩行の自由すらなかった。
中国人を除いて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■長野で逮捕の容疑者釈放を…台湾のチベット支援団体が声明
(読売新聞 - 04月29日 21:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=474788&media_id=20

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4世紀のメイフラワー号、謎の秦氏と天皇誕生ファンタジー

  • 2008/04/29(火) 02:16:42

●4世紀のメイフラワー号、謎の秦氏と天皇誕生ファンタジー

 皇室の男系議論では、「万世一系をめぐる冒険」がたいした広がりも見せないで、萌える議論も展開もなかったので、拍子抜け、というか「初代天皇も特定できないのに遺伝子、とな!」という印象だった。

 しかし、家族や仲間内でもみんなスタンスがビミョウなので、滅相なことはいえなかったが、親王が誕生されてから「最近、空気に淀みがなくなった」「竜の雲をみた」というくらい、男系派はこの世の春を謳歌している。 (笑)

 で、あるトピにかいたのだが、吉備と大和の連合による「天皇の誕生・大和朝廷時代の幕開け」とは、こんな感じでは?  と先祖一族(吉備・秦氏)の伝承も含め忘れないうちに書き残しておく。いずれブログを用意したい。(有力な学説でもある)

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*******************************

●熊襲討伐遠征の途上、三輪の仲哀王がなくなり、河内駐留のホムタワケ(後の応神天皇)は急遽、同族で部族連合中核の吉備王と葛城王に同盟の使いを出し、神功皇后は、大和三輪に戻る軍団を拠点吉備で応神天皇=吉備王同盟の保護下にいれる。将軍武内宿禰の仲介で、新王朝は平和裏に「現代に続く大和朝廷連合体制」を創設し、三輪王朝の血縁の忍熊王は宇治で破れ、近江で琵琶湖に身を沈める。

 
 倭連合の長老格の吉備王は、新王朝の始祖応神に兄媛を与え、代々有力な外戚として瀬戸内の軍事権を大和連合に供与するかわりに、従来どおり半島南部の支配地加那諸国、金官加羅(後の任那日本府)の安全保障を大和連合に保障させ、潜在的脅威の北九州勢力と紛争絶えない新羅、百済をけん制する。


 新連合朝廷の応神天皇は将軍葛城襲津彦を半島に遠征させ、新羅から南部に集結していた、五胡十六国の混乱期で中華大陸から追われた前秦政権系亡命団(秦[羌族]、チベット・トルコ系鮮卑、河西諸政権)後に始皇帝15世を自称する弓月王らテクノクラート系の秦氏(はたうじ)移民団をまねき、「市場導入」という殖産や「権力の長期維持化」を可能にする古墳の巨大化などの都市土木、知識集約と行政執行、人民や資産、宗教的言霊の所有化を示した「文字・漢字」普及をさせる。

 秦氏を迎いいれた大和朝廷連合は、税制律令の先駆的公共事業ともいえる「前方後円墳」造営を通じて、後の「テラ・寺」創設につながる「宗教祭司の制度化=天皇制度国家」へ向け、独自の天皇祭祀の体系を理論構築し、地方政権の豪族の土俗祭事吸収・祭祀統合をはかっていくこととなる。

530pxhatano_kawakatsu.jpg
*弓月王の末裔、太秦(族長王)秦河勝は聖徳太子の顧問、財政パトロンとして、
12階位制度、憲法17条制定、隋の煬帝への有名な対等外交の書を検案したと
いわれる。秦氏が尽力した平安京遷都のとき、桓武天皇を迎えた御所は、彼の
邸宅跡だったという説もある。
 


●かなり断定的に、現代に繋がる皇室の祖、応神天皇デビューのくだりを推論したが、ここにおおきな疑問がある。なぜ彼は、朝廷が朝鮮半島での数年にも及ぶ戦役という犠牲をおかしてまで、亡命者集団でしかないはずの弓月王(ゆんずのきみ・ゴンユゥェワン)率いる秦氏を呼び寄せたのだろうか?

 さかのぼること約100年。
266年に卑弥呼後継の台与が晋に使い、その後、邪馬台国畿内説最大の根拠である マキムク・箸墓古墳に吉備の第三期の特殊器台(後の埴輪)が登場し、出雲やほかの土器、古墳様式が合流していく。 
 大和朝廷以前の三輪王朝、大物主の尊と縁の深い倭迹迹日百襲姫(やまと・ととひ・ももそ・ひめ)は、箸墓古墳の主で崇神の叔母、吉備津彦命の姉にあたる。ちなみに、吉備の浦間茶臼山古墳は箸墓古墳の二分の一の相似形といわれ、長さも幅も二分の一である。

 そこから「吉備大和連合説」という、学会の公式見解は合理化され、一部からは「最後の吉備女王台与説」「邪馬台国=吉備説」も出てくるのだが、とりあえず、出雲、吉備、瀬戸、東海、越、紀伊、北九州の祭祀様式が奈良に集結していくことだけは事実なのだ。

後の埴輪の元になる吉備特殊器台


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 また周濠内の堆積土から木製の輪鐙(馬具)が発見されている。同時に出土した布留1式土器により四世紀のものとされるが、これにより列島内への騎馬文化の流入および東アジアにおける騎馬文化の交易伝播がすでになされていたとされる。「騎馬」や「埴輪」のプロトタイプとなる「吉備式特殊器台」を中心に列島の有力墳墓の祭祀様式は、急速に天皇の元に編集し制度化されていく。

 
 大和朝廷統一の流れを強化した権威が、卑弥呼邪馬台国の大陸交易、朝貢にあったのはいうまでもない。魏や晋の軍事顧問来日滞留の威圧や青銅鏡の配布、漢字という文字による「占術」「律令」は、まだ部族経済を出ない倭人や海人、土豪の人びとにとっては、魔術のごとき効果があったであろう。

 当時の政治情勢から、かって戦後の一大ブームとなった騎馬民族説を取り出すわけではないが、遺跡などから吉備には新羅・加耶系渡来人集団が建国した王国であるという説が根強い。日本書紀などの記述だけでも、半島南部の経営は吉備がしており、繰り返される大和外戚としての王位継承干渉内戦では、新羅や半島諸国に応援、同盟を求めている。

 「応神天皇は秦族の大王」で、 「女王国を征服したのは秦族の誉田別命、のちの応神天皇である」という江上博士以来の秦氏征服説では、応神天皇記述にでる弓月王の渡来を「本隊の渡来」として見る考えもある。応神軍はわずか1000程度の矛と弓銃?で各国を睥睨したという説もあるが、 彼らに最新式の武器を提供し、新天地の護衛軍たらしめていたのが秦氏の弓月ら ウズマシャ(太秦・部族王)ではなかったかという説だ。

 常時軍という概念の無い部族軍同士の戦いでは、戦闘は政治的セレモニーでしかなく、 実際の優劣は、通商利権と人民管理の租税ビジネス、呪術的宗教文化の容認排斥交渉こそが全てである。その調停役は形式的であれ、政治的上位概念にあった中華各国の監督機関 にあったと思われる。

 つまり、「秦始皇帝15世也」を自称した秦氏こそ、東アジア最大の政治的権威であり、大和連合朝廷は、最大限その系譜と知識を活用したという合理的な政治説明である。

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●ところで、この世界史的にも異常ともいえる巨大陵墓文化のノウハウは、どこからやってきたのだろう。中国地方の出雲=吉備古墳形式と始皇帝陵墓にみる大陸北方遊牧系説もある、土木好きな秦氏の先端技術が、日本においてある時期に急速に合体したものなのだろうか?

 秦氏といえば、有名な平安京建設遷都だが、その前に、すでに河内のまんたの堤、吉備の秦にも高梁川のたたら堤がある。5000ヘクタールの吉備平野の水利開拓で、12村に水流を整備した堤は今でも活用され健在だ。筆者の一族の住むそのものずばり「秦村」には、秦風の川の神を祭祀したといわれる港湾跡の川原に巨大な20メートルを超えるイワクラの石畳神社(聖山正木山)があり、スサノウが祀られている。

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 遺跡、日本書紀などを吟味すると、元伊勢の「葦の宮」(現・足守八幡)に里帰りした后兄媛を追い滞留した応神天皇の記載などから、遅くとも380年代には吉備(当時の呼称はhada-秦・葉田)に秦氏は入植している。ちなみに神武伝説は、地元では吉備王朝の傭兵説もあり、あまり人気はないが、それでも神武が8年滞在したといわれる高島宮の大和への出立の日時が、2月11日なので、朝廷は吉備で建国を祝い、東征に旅立ったという声(九州東征説ならぬ、吉備東征説)もある。

 たとえば、吉備楯築王説もある吉備の英雄、鴨(カモ)別の伝承では、隼人ら薩摩勢力 (狗奴国か)に侵略された阿蘇の皇女から助けの要請があり、鴨は女装して敵陣に 乗り込み平定し、阿蘇=吉備同盟が成立するらしい。 この逸話は、大和朝廷のヤマトタケルの英雄伝としてコンバージョンされ、いまに伝わる。

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*鴨は賀茂神社、ヤタノカラスに繋がるという説がある。

 つまり、天皇家万世一系の始祖のことは、彼らより古い歴史と伝承をもつとみられる日向、出雲、吉備、三輪の末裔ら地域住民から見れば、一地方英雄のサクセスストーリー話であり、藤原以降の貴族官僚政治の意図的な記紀編纂のため、「収奪、無断使用、転載、盗用」のリミックスがひどすぎて(笑)、正直よくわからない。
 
 ただ、物証から考古学的にいえることは、楯築、箸墓古墳以降、5世紀初頭の国内最大の「造山古墳」は吉備で建造され、その墓石は阿蘇産出である事実。 建造に推定20年、延べ150万人を要し、その後の応神稜、仁徳稜の巨大化の先鞭となる国内4位、非皇室墳墓では最大の古墳が大和でも北九州でもなく、吉備に存在している事実である。

 つまり、紀元400年当時、瀬戸内だけでなく日本列島から朝鮮半島南部の支配地にいたる大和連合朝廷の本拠地、つまり首都機能は、依然として吉備におかれていたのではないか、という単純な結論だ。

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 吉備(hada-秦)では紀元8年の前漢クーデター政権の「王蒙の貸せん」(当時の国際通貨)も国内で唯一大量に発掘されている。2世紀以前の弥生最大の楯築(たてつき)遺跡(祭祀墳墓。農耕天文観測?)の木管からは、大量の祭祀用の水銀(朱)痕も見つかっている。つまり、神武や応神天皇が歴史に登場する以前から、当地には華人らとの交易や大陸からの入植都市が存在している。なぜか日本史はこの事実に触れたがらない。

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*2世紀国内最大の吉備楯築遺跡の中核、通称「亀石」。中東ペルシャ風の縄模様の「弧帯文」模様は、その後の大和朝廷の皇室文化を象徴とするデザインとして、吉備特殊器台、埴輪、天皇祭祀コスチュームとして継承されていく重要なキーワードでもある。
 写真左に有名なレリーフ(獅子、人面紋章?)がみえる。古代日本では珍しい双円墳遺跡だが、初期の前方後円墳のプロトタイプという説もある。

*「宇佐在来の比売神と合休して七世紀以後の応神八幡神ができあがった」ということには、 大変大きな意味が含まれる。安藤輝国氏や小島信一氏は「応神天皇は秦族の大王」で、 「女王国を征服したのは秦族の誉田別命、のちの応神天皇である」というのである。 応神天皇は秦族の大王であったといわれると、奏氏族がそれから出た新羅・加耶系渡来人集団 である天日槍集団の天日槍と、応神とのからまりが気になる。
ーー秦氏と応神八幡神・天日槍・神武東征伝説(日本の中の朝鮮文化(10)、金達寿著、講談社文庫、1993年)

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●幻想的な男系議論は、あくまで神話的な万世一系の伝統維持に重要だが、民族のルーツを曖昧にしたままでは、21世紀風のナショナリズム構築に停滞を招くだろう。韓国のようなプチナショナリズ主張が爆発する国際的な東アジア史学や北京政府のような「日本華人コロニー開拓説」に対抗するためには、現在の万世一系研究と天皇愛国思想では、あまりに弱い。


 では、彼らはどこからやってきたのか?

 「神の国」といっても、実在証明される初期の応神天皇ら始祖は、4世紀の地方政権でしかない。在地の豪族が平和裏に連合して、半島や大陸の諸国と無事交易をしていたとするには、あまりに当時の東アジアは混乱し激動していた。北九州から数日で中国の主要な港湾に往来できることを考えると、半島南部も直轄していたという説が強い連合朝廷が、その政治軍事的混乱から無関係であるとするのは、あまりにナイーブすぎる。

 当時の大陸は、三国史時代の漢人政権は南(東晋)に退けられ、首都中原では、チベット、河西鮮卑らペルシャ・トルコ系遊牧人種の諸政権が乱立した五胡十六国の混乱期なのだから。

 十六国(前趙,後趙,成漢,前涼,前燕,前秦,後秦,後涼,後燕,西秦,南燕,南涼,北涼,西涼,夏,北燕)には、秦を名乗る政権だけでも3回登場しており、苻堅{前秦高祖明帝}(前秦) Fu2Jian1 338-385 にいたっては、テイ族出身であるが中華文明に惚れ込み、多民族の融和を目指して長安、洛陽の住民を50万人規模で強制移住させるなどの人工的都市政策を実施している。

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 特に筆者の一族姓でもある秦・河西は、禿髪利鹿孤{南涼康王}(南涼) をはじめ、歴代の遊牧系異民族が中華侵入の要地として名乗る地方政権であり、初期のイエス伝承や仏教流入、他民族の宗教や芸術が融合するシルクロードやユーラシアの草原につながる中華政権樹立の興亡の激戦区であった。河西回廊は、古代のシルクロードの一部分として、古代中国と西方世界の政治・経済・文化的交流を進めた重要な国際通路として知られる。

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*前秦の苻健(317-355)時代のエレガントな詩作 



 
●大陸で、吟遊詩人が竹林に遊ぶ、すでに中世的な清風の時代。

 日本列島にようやく帽子をかぶったツーピース服装の馬に乗り、文字を操る移民団が登場する。住居にオンドル(暖房装置)を持ち、ポシェットから鉱石探しの地図をとりだすことができたこの一群こそが、1600年前のメイフラワー号、弓月王に率いられた渡来秦氏なのである。

古代ユダヤ交易商人の埴輪



 秦氏は後世、自らが建設する「千年の王都・平安京」の地、京都山城にも移住し、後に初代大蔵卿となる秦大津父や聖徳太子の顧問として有名な秦河勝など代々の太秦(族長)が憲法17条、12階制度を補佐実施し、一挙に天皇近侍として朝廷領地と公権力の拡充を図る。
 
「天皇制度=律令・公地公民」普及では、抵抗する在地豪族の隷属民を、軍事威圧ではなく、機織、須恵器、竈、文字などの先端文化のインキュベーション普及、市場導入による「儲け話」で解放していく姿は、なにか現在のグローバルスタンダード手法を彷彿とさせる。為替、税制度、市場的な投資、教育、情報の意義を知っていた、シルクロードの殖産ビジネス集団ならではのことだろう。

 
 軍事ではなくピースフルな商売により土俗豪族から解放された「天皇の公民」をテラや神社に束ね、律令殖産国家経済を模索することから「日本人」という「和の民族」が誕生したとしたら、どうだろう。

 
 秦氏は京都を拠点に賀茂神社、松尾神社、広隆寺をはじめ、多くの寺院神社を建立するが、後には時代ごとに、宇佐八幡(鎌倉時代)、稲荷(江戸時代)といった全国に何万箇所ものフランチャイズ型神社を建立する。その意図は、すでに宗教的規範を超えた経済プロジェクトであっただろうし、そもそも、秦氏こそが天皇制度の根幹の祭祀制度と神道、仏教両面の同時導入を聖徳太子時代に果たした張本人とも言われているので、この場合、現代的な意味での宗教ではなく、文字や殖産、律令の普及、つまりすでに中世の時代を迎えていた大陸的な文明、「ライフスタイル」や文化的規範を革新していったとみても差し支えないのではないだろうか。




●秦氏が古代ミステリーのなかでも有名なのは、そのルーツの意外さにもある。
なんと、秦氏はローマ化される以前の12使徒時代の思想を残す「原始ユダヤ・キリスト教徒説」(戦前の京大佐伯博士他)末裔としても知られている。

 たとえば、日ユ同祖論の根拠でよくつかわれる
『太秦』(うずまさ)=イシュ・マシャ=イエス・メシア=イエス・キリストの意味。ヘブライ語(古代語アラム語)で解読できるという「ネストリウス派・景教徒=秦氏説」がある。

佐伯博士は景教の世界的権威で、よくいわれる時代考証の間違いは、秦氏=原始ユダヤキリスト教=ローマ教会に枝分けれする前の初期エルサレム教団の末裔説として、博士の晩年には訂正されていた。 厳密には広義の東方教会のなかには含まれるという話。秦氏は数世紀にわたり渡来してきてるので、同じ秦氏のなかでも違う民族であったり、時代背景が異なる場合もあってよい。

 まさに東洋の「ダビンチコード」だが、ロマンの領域をでる証明はまだ弱いのが実情だ。


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秦氏の国内分布図。初期の太秦(族長)命名は天皇がしていた。
15歳以下の秦氏からなる宮中小子部は、天皇祭祀の中核である呪術をなしていたという説もある。


●京都の大酒神社はもとは大辟(おおさけ)神社と称され、祭神を秦始皇帝、弓月王(ゆんずのきみ・ゴンユゥェワン)、秦酒公(はたのさけきみ)としている。 秦始皇帝14世の孫、功満王(こうまんおう・ゴンマンワン)が中国の兵乱を避けて来朝し、 ここに勧請したのが始まりとされる。 (大酒神社縁起)

 この功満王の子とされる弓月王が百済から(広隆寺伝)127県18、670余人を統率して渡海、その孫が酒公だとされる。(畿内で40万の人口と推測されている当時、これは 5%にあたる。)その後、始皇帝直系子孫の集団はAD539年欽明天皇のころには7513戸 (一戸15人に数える)およそ10万人におよんでいたと言われる。 以上は大酒神社のあくまで伝承であるが、中国の文献(史記)では違った様相を呈する。

 秦氏は、秦始皇帝(しんのしこうてい)を祭り、かつ、祖霊の名前、 「大避大神」を兵庫坂越の神社名に付けている。

 大避大神とは、ダビデ大神と読める。
「大辟」はダビデの漢訳。Davidの発音はダーヴィ、 ないしデイヴィー。大は「ダー」、辟は「ビ」と読める。 驚くことに、中国ではダビデ大王を大闢(ダーピー)大主と表記する。 明らかになることは大酒神社と大避神社は両社とも一族の祖霊、 イスラエルのダビデ大王の神社となる。

 この逸話を最初に産経新聞で紹介した記者は、後に司馬遼太郎と名乗り、このペルシャからはるばるやってきた一族の末裔を題材にして処女作を発表し、国民的作家の道を歩むことになる。同様によく謎の飛鳥を探索した松本清張といい、昭和のシルクロードブームといい、日本人はこうした遠大なロマンが好きなのだ。

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*河勝が聖徳太子から授かった広隆寺の弥勒菩薩象は国宝第一号。


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古来より、太秦寺、景教寺院説がある。境内で10月に行われる謎の牛祀りは、
マダラ神、中東のカーニバルやミトラ信仰との関係説がある。


 彼らの本質は渡来人というよりも、日本に拠点を移したこグローバルな交易人なのかもしれない。奈良大仏開眼式のおりに、中華圏どころか遠くインド、ジャワ方面からも僧を招聘するなど、スケールが大きく、シルクロード貿易にも関与し、正倉院、宮内庁雅楽に残るペルシャ・トルコ中東繋留文化の保護者でもある。

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摩多羅神曼荼羅



能の始祖、世阿弥や宮内庁に雅楽を伝えた東儀家、「君が代」制作の林家は、聖徳太子の顧問であり、上宮(皇室)の財務パトロンであった太秦(ウズマサ・族長)秦河勝末裔といわれる。雅楽は、百済経由の舞踊技術を四天王寺で河勝が次男に学ばせたもので、題材演目にペルシャ王や景教つまり東方キリスト教会の調律に影響されていることは、宮内庁自身も認めている。

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 秦氏に近いトルコペルシャ系の鮮卑族が首都を運営する唐では、一時期、東方キリスト教である景教が公認され全盛を極めており、奈良の朝廷にはペルシャ人の医師や商人、官僚さえいたのだから、天皇家に近い代表的な殖産商人氏族である秦氏が、それら大陸の文化を知らないはずが無い。

 聖徳太子伝説が聖書の影響下にあるという説はいうまでもなく、いわゆるセンセーショナルな「日ユ同祖説」等も安易なトンデモ説で切り捨てるのではなく、最近、ウイルス研究などのYAP+遺伝子調査によって、古いユダヤ、チベット、日本人の共通性が証明されたように、カルチャースタディな視点から研究を深めていくべきだろう。

 ちなみに、伊勢神宮の内宮と,宮中の賢所にあるとされる八咫鏡[天照大神の御魂代]に書いてある文字の謎に迫る- 明治時代の文部大臣,森 有礼が唱えた「神鏡ヘブル文字説」 は必見。

戦後、昭和天皇、三笠宮本人もタブーを破って皇居のレプリカ、伊勢の実物をみようとしたが、断念したという噂は新聞でも報道され話題となる。三笠宮はその後、ヘブライ語をマスターして、古代オリエント学の専門家になってしまうほどで、皇室当人にとっても古代ユダヤ伝説は謎だったらしく、明治天皇は、娘のしのぶに「子供にキリスト教を学ばせるように」と伝え、明治天皇孫の小林隆利牧師(ナザレ教会)が誕生する。

また、青山学院のヘブライ語学者左近博士は、八咫鏡のヤハエの聖書の有名な言葉を判読させ、秘伝とさせた明治天皇の逸話を中田重治牧師(ホーリネス教団)にのみ伝え、やがてそれは生田目牧師の「神秘日本」という書として世に出て、戦後のキリスト教関係者を震撼させることになる。
http://godpresencewithin.web.fc2.com/pages/zatsugaku/yatanokagami.html




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*イスラエルの過ぎ越しの祭りと同日に京都の祇園(シオン)祭りはある。神輿は、東大寺の大仏開眼式のイベントのため、秦氏が宇佐八幡から巫女を乗せて奈良までパレードしたことに由来しており、基本は船形である。


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同じ日に四国剣山では海からお神輿(舟形)を移動させる。


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インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク《聖櫃》のユダヤ人監督スピルバ-グとルーカスは、ロケ地のひとつとして、剣山で予備調査までしている。


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*秦氏の賀茂神社の元の神社である「蚕の社」の有名な三柱鳥居。天皇洗礼説のバプテスマ(池)のなかにあり、三井グループの守護神社でもある。酒の神様=松尾神社は秦氏なので、サントリー の社名もここからという逸話もある。三菱、住友、薩摩島津、土佐長宗我部、勝、北、南、藤原ら華族系、明治維新派は秦氏末裔。最近、古代の三柱鳥居が、諏訪神社、対馬とか古い神社で続々再建されてるらしい。

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*東京国立博物館に所蔵されている陶棺「寒羊図」の写真(岡山県美作町平福出土)
中央アジア~吉備に共通した陶棺の謎。国内の80%近くが吉備に集中。
「寒羊」とはイスラエル原産のしっぽの大きく太い種類で古代中国にも確認されておりユダヤ人と中国の関係をうかがわせ、また尾は劣悪な環境に耐えるために脂肪が蓄積されたもので「脂肪羊」ともいわれる。羊はユダヤ人にとって神の使いで、正倉院にも羊をモチーフにした国宝がある。

無題

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●男系論で万世一系を人類的遺産として保護することに、無論反対ではない。
しかし、戦前のような曖昧で稚拙な天皇論では、「グーグル化していく世界」に、抵抗すらできないで天皇の住む場所は消失していくだけだろう。


 日本民族にあまねく流れる雄大な縄文や渡来民族の血流。
 我々のシンボルである天皇とは?


 謎の4世紀。
 東アジア版メイフラワー号の渡来秦氏らと応神天皇軍団のつながりこそが、日本建国のファンタジーである。その200年後に、同族の鮮卑系が再び隋帝国として中華を統一をするが、煬帝をうならせた「日出づる国の天子」の書簡を送ったプライドを持った秦河勝と聖徳太子コンビによる、「対等外交」、尊厳ある「日本独立宣言」への序章は、すっでに先達のこの両者の関係から始まっている。


 戦後60年、敗戦により連合軍の覇権国家、米中の属国といわれても仕方のない立場である日本。

 民族の危機を見つめるためにも、我々自身が、今こそ先祖たちが歩んできた遠大なユーラシアの風を思い出すべきだろう。われわれには、この島に閉じこもるいわれはない。


●参考
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*『日本書紀』に応神天皇14年のとき、弓月君(ユツキノキミ)が百済より移民を率いて来たことが記されています。弓月君は「移民集団は新羅に阻まれて加羅の国に留まっている」と応神天皇に苦情を訴えました。『新撰姓氏録』には弓月君は融通王と見え、秦始皇帝の子孫とされています。融通王は結局、127県の百姓という大集団を率いて倭国に移住し、彼等は秦氏と呼ばれ、族長は融通王以下、真徳王、普洞王、雲師王、武良王と代々王号を名乗るのですが、これは秦始皇帝の子孫というよりも、大帝国が瓦解した後の前秦の王族集団と考える方が適切ではないかという説がある。
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*『隋書倭国伝』に、609年に倭国に派遣された隋の使節の見聞によるとして「筑紫の国の東に秦王国があり、そこの住人は中華に同じく、さらに十余国を経て海岸に至る」という記事が見え、筑紫の国の東に「秦王国」の存在が明記されている。

*筆者の先祖である吉備秦氏(河西姓)は、遺跡や日本書紀記述などから、著名な京都太秦、赤穂秦氏よりも早い時期380年頃には入植していたとみられている。4世紀の五胡十六国時代、中華北部の秦の故地であるシルクロード入り口の地方政権、河西王は、その後の数世紀、漢人らを南方に封じ中華帝国を制したテイ族、河西鮮卑族(トルコ系、チベット系説)の前秦、後秦、南涼王朝の基盤でもあった。

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*荒涼としたシルクロードの入り口、河西回廊の光景。


この時代の歴代非漢人系王朝は、騎馬を駆使した駅伝、巨大墳墓、屯田制度、東方キリスト教(ユダヤ)、大乗仏教、道教、ゾロアスター教などの認知と融合、住民の移住政策、計画都市、律令制度の確立など、後の隋、唐時代の中華文明の先駆的存在となる。

歴代の秦一族が王朝興亡の度に、新天地であった同族の列島入植地を頼って亡命、交易移民することは自然の流れであったろう。秦氏の渡来は、紀元前から9世紀の数百年に渡り、何度も半島の新羅、百済、任那を経由して繰り返されている。

*紀元前2世紀から紀元4世紀の秦韓について、6世紀の梁書には、秦人の流入、養蚕と稲作の説明がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B0%E9%9F%93
前秦の苻健(317-355)の次の「大秦天王」を名乗った苻堅の墓は彬県大仏寺にある。
http://www.iijnet.or.jp/xipec/sight/meisho/haka02.htm

*中華中原からみた河西国、倭国はともに周辺国ではあるが、シルクロード交易を通じた交流が認められている。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/dassai/sitemap/sitemap.htm
宋書卷五 本紀第五 文帝 元嘉二十年
●「河西國・高麗國・百濟國・倭國、 並びに使を遣わし方物を獻ず」

宋書 卷九十七 夷蛮伝 倭國 
●倭國は高驪東南大海の中に在り、丗ゝ貢職を修む。
 高祖永初二年、詔して曰く、「倭の讃、萬里貢を修む。遠誠宜しく甄(あらわ)すべく、除授を賜う可し」と。
 太祖元嘉二年、讃、又、司馬曹達を遣し表を奉り方物を獻ず。
 讃死して、弟、珍立つ。使を遣し貢獻す。自ら使持節、都督、倭・百濟・新羅・任那・秦韓・慕韓六國諸軍事、安東大將軍、倭國王を稱し、表して除正を求む。
 詔して安東將軍、倭國王に除す。
 珍、又、倭隋等十三人を平西、征虜、冠軍、輔國將軍の號に除正を求む。
 詔して竝びに聽(ゆる)す。
 二十年、倭國王濟、使を遣して奉獻す。復た以って安東將軍、倭國王と爲す。

*北魏の王家、拓跋氏は自分の身内を貴族とし、他の鮮卑族と区別するため元氏を名乗った。これは拓跋氏が中華思想に染まってきた証拠に他ならない。ここで重要な事がわかった。その拓跋氏の所へ、禿髪(とくはつ)氏が河西王国がつぶれたために逃げ込んできた。もともと同族であった北魏の王は彼等を歓迎し、「源」と名乗ることを許した。王、大武帝は彼に「そちたちは、朕と源を同じくする。事に因りて姓を分かつ。今は源氏と為すべし。」と述べたという。つまり、元と源は同族とした。
http://mayo.blogzine.jp/blog/2009/01/index.html

*秦氏の謎について:
 秦氏…、朝鮮半島東北部の新羅(4C中-935)に在住していた…。……新羅が377年にはじめて前秦(チベット系・(てい))に朝貢したという記録が宋時代の文献にあり、 この時代からチベット系の人々と新羅との関わりが出来上がる。… そのうちの、チベット系の羌(キョウ=タングート、蔵人)が384年後秦を建国し、わずか33年後に後秦が滅亡(417年)したが、 その新羅へ逃亡した民の末裔が秦氏一族であるという説がある。…(BY.田辺尚雄氏(1883-1984))
 そして、この羌は、アミシャブ(イスラエルの古代ユダヤ人調査機関)が発見した現在の中国四川省の少数民族の羌岷(チャンミン)族と同じである。 羌岷族は、後秦滅亡の時、山地へ逃げた民の末裔で…、秦氏は、マナセ族の末裔であることが考えられ、… すでに、BC231年に現在の中国の開封(カイファン、河南省、シルクロードの終点の一つ)にユダヤ人の居留区があった…。…
 しかも、秦氏は、日本の古神道に与え…、景教徒ではなく原始キリスト教のクリスチャンだったと考えられる。 なぜなら、ローマ帝国でネストリウス派が異端とされたのが431年のエフェソス公会議…であり、…景教は始まったばかりだったからである。…
http://www.k2.dion.ne.jp/~yohane/00000dna4.htm

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*秦氏経由の祭りには中東的なモチーフが少なくない。


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*少数民族を除き、YAP+遺伝子を東アジアで唯一高頻度に持っているのは 日本人種だけである。YAP+遺伝子は日本人種が間違いなく存在しているという決定的な証拠である。日本の周辺人種にはこのYAP+遺伝子がほとんど無い。
 現在、YAP+を持つ人たちの居住区は中東、 チベット、ブータン、雲南と四川の先住民、 東南アジア北部高地のシーサンパンナ地域、 広西チワン族自治区、浙江省と台湾にわずかに のこる山岳先住民、沖縄、奄美、日本、アイヌ。 そして南太平洋と南北アメリカの先住民。
http://native.way-nifty.com/./native_heart/images/y_chromosome.jpg
http://drhnakai.hp.infoseek.co.jp/sub1-52.htm

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*チベット系の羌(キョウ=タングート、蔵人)のアニメ的イメージ。384年後秦建国。

*河西回廊(かせいかいろう、河西走廊、甘粛走廊)
東は烏鞘嶺からはじまり、西は玉門関、南北は南山(祁連山脈と阿爾金山脈)と北山(馬?山、合黎山および龍首山)の間の長さ約900km、幅数kmから近100kmと不規則な、西北-東南方向に走る狭く長い平地である。回廊の形を為し、黄河の西にあるために河西回廊と呼ばれる。地域では甘粛省の蘭州と、6,5000m級の祁連山脈を水源とする、砂漠河川に潤されるオアシス都市群、「河西四郡:武威(かつての涼州)、張掖(甘州)、酒泉(粛州)、敦煌(瓜州)」を包括する。民族では多くの漢族、モンゴル族、ユグル族、チベット族などの民族が居住する。漢の武帝が河西を開闢し、武威、張掖、酒泉、敦煌の四郡を列して以来、内陸の新疆に連なる重要な通路であり、古代のシルクロードの一部分として、古代中国と西方世界の政治・経済・文化的交流を進めた重要な国際通路であった。

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経済産業省「SOHOとは?」2001年原稿

  • 2008/04/29(火) 01:58:40

●『時と場所に制限されない、新しいワーク&
ライフスタイルをもつSOHOとは、なにか?』

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SOHOは英語で4000万件、日本語で280万件以上のURLがヒット!
 しかし...

 SOHO、政府、自治体、議員、企業、研究者は必見!
 あなたのSOHOイメージは誤解に満ちていませんか?


河西保夫(かわにしやすお)
前財団法人日本SOHO協会副理事長、(株)クラブハウス代表
(2001年、経済産業省 依頼原稿より)


1)「時と場所に制限されない、ボーダーレスの電子遊牧民たち」
2)SOHOの定義、人口、市場規模、必要なサポート領域、現状
3)ネット社会経済という、未知の領域にSOHOはいる
4)急速な社会のSOHOシフトに対応できない制度と課題

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1)「時と場所に制限されない、ボーダーレスの電子遊牧民たち」

●SOHO(スモールオフィス・ホームオフィスの略称)は21世紀の入り口に前後して突然始まった大組織型社会の崩壊と無縁ではない。「組織のデジタル化とフラット化」、「年俸制の導入」、「アウトソーシング」、「ホワイトカラーの生産性向上」をテーマに した様々な改革。簡単に言えばホワイトカラーのプロフェッショナル化であり、「組織からの自律化、独立」である。
 さらに地球レベルでのデジタル革命・インターネットに象徴されるIT化が、自宅でも自立した仕事を遂行できる仮想社会をSOHOに提供した。よく誤解されることだが、SOHOは何も独立した小規模事業者やインターネットを駆使するITワーカーをのみ指していうものではない。ましてやSOHOという専門職業があるわけでもない。

 巨大ビルのオフィスに「9 to 5」の定時通勤をするのではなく、ネットやモバイルを活用した「フレックスタイム&プレイス」で仕事をするサラリーマンのSOHO化から、家族となるべく共に生活することを優先する在宅勤務。主婦や女性在宅ワーカー、障害者のネットを通じた社会進出。あるいは中高年世代やNPO活動の「脱企業的ライフスタイル」としてSOHOは注目されている。
 ネット、モバイルの国内利用人口7000万人という「新しい価値観を持つ巨大なネット社会の誕生」で、子供たちまでモバイルで情報武装し、個室や路上から気分次第の「気まぐれ消費市場」を揺り動かしている時代。
 SOHOとはそんな素早く抜け目ない社会の変化に適応するため進化したワークスタイルである。インターネット革命が生み出しつつある「時と場所に制限されないはたらき方」が、今までの仕事場や「自宅の意味・生活の常識」を変える世界同時進行の、200年前の産業革命にも匹敵する「ワーク&ライフスタイル意識革命」を進行させている。

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●SOHOにとって重要なことは、従来の企業のように必ずしも事業の収益性ではない。
「自分に相応しい等身大のワークスタイルとは?自分は何者なのか?」
 基本はワークスタイルの『自己最適化』をどうするのか? という課題につきる。
 収益モデルを選択すれば、ベンチャー系SOHOとなり、生活支出を落としても「時間消費」を優位におき、遊びや余暇を重視するなら、バカンス系(あるいは最近流行りのマタ~リ系?)SOHOといったように、自分がどういうワークスタイルで『自己最適化』を計るのか、その「はたらき方の自由度を自分で選択できること」が重要なのだ。
 例えばSOHOの中心といわれる「情報・サービス」産業分野は全国で約600万人300業種あると推定されている。以下のように従来の産業区分よりも「ベンチャー」「クリエーター」「有資格・専門家」系のタイプ別でそのワークスタイルをとらえてみると、SOHOの多様さがみえてくるだろう。


●「ベンチャー」---
市場での差別化、成長性が存在価値である「ベンチャー」はもっともビジネスライクで、当然だが大組織以上に売り上げと収益性には敏感。組織拡大志向もあって、IPO(株式市場公開)が当面の目標であるが、SOHOに近いところでは「渋谷ビットバレー」に象徴された先のIT系公開ブームが、わずか16カ月で失速したように、当然のことであるが、国民ワークモデルではけっしてない。
 政府やマスコミ、産業資本インキュベーターは、行革の果てに「国民レベルの自由競争原理」を導入しようという論調を90年代後半以降つくり出したが、IPOが可能な条件をもつベンチャー事業者は0.05%であり、30%以上の事業者は開業後数年以内に活動を停止している。


●「クリエーター」---
自己表現志向が強く、マスコミ、芸能ショウビジネス、コンテンツ業界等、とにかく忙しいが、収益性よりも作品の成果を重視。最も競合の激しい 産業形態で報酬体系が無いに等しいこともあって、職人気質の「ギルド」的閉鎖性も特徴だ。
 音楽の小室氏や田尻氏(ポケモン原作者、関連市場は一時期、世界で6000億円規模)のように作
品が市場で当たれば、個人的収益は店頭公開どころの比ではないともいわれる。もとより、市場投資家の影響に拘束されるIPO制度、あるいは事業マネージメント自体に無関心な傾向があり、その中核たるコンテンツ産業の職業も300業種をこえるといわれており、実態はつかみきれていない。
 またネットの普及でインディペンデントな活動発表の場がWEBに移動したため、アマチュアとプロの境界線がいよいよ曖昧とされ、1年間に印税をえた著者、作家は8万人、マンガ家予備軍80万人、東京だけで劇団が3,000団体もあり、その大半が兼業を余儀無くされている。


●「有資格・専門家」---
自立した建築家、翻訳家、コンサルタント、エンジニア、会計士、弁護士など、いわゆるサムライ業などの専門職で、大組織とSOHOを往復するタイプが少なくない。しかし、税理士、弁護士に象徴されるように、資格による社会的地位の保障と価格維持という一種のトラスト制度によるメリットも規制緩和による自由化で、最近は幻想になりつつある。
 IT革命により価格競争、エリア参入の自由化はさけられず、従来の大手組織クライアント偏重の営業スタイルから、市場の大衆化で「すべてのSOHOに顧問弁護士を」という市場開放も時間の問題といわれている。


「情報・サービス」分野のSOHOだけで、こうも傾向が異なるのだから、SOHO像を単純化して語るべきではない。
 これに旧来型の製造、卸、小売り、飲食、建築などの中小・個人事業者、さらに副業タイプのサラリーマン副業、主婦、学生、中高年、障害者、NPO、あるいは中間法人といわれる宗教、教育、文化、スポーツ、議員事務所なども、小規模事業者であるSOHOの戦列に加わるとみてよい。

 そうした意味で、大組織を通じてしかこのクニを語ってこなかった視点とは異なり、SOHOは文字どうりNYのアーチストたちの通りであるSOHO街のように、そのイメージは自由本奔放で捉えどころがない。個人のワークスタイルを自分自身の手でコントロールし、自宅や仲間との共同オフィスで、ハリウッドの映画制作会社のように、デジタルなタスクワークチーム(目的別協同作業)をつくり仕事をする。生活を楽しみ、仕事を愛し熱中するあまりに、彼らが生み出してきた効率的なネットワーク組織の原型がそこにある。
 SOHOを一言で説明するのは難しいが、『時と場所に制限されない新しいワーク&ライフスタイルをもつ、ボーダーレスの電子遊牧民たち』というイメージだろうか。


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2)SOHOの定義、人口、市場規模、必要なサポート領域、現状

●本来、SOHOという名称は、95年頃からNYのシリコンアレー(SOHO街を含むマンハッタン南地区)のコンテンツ産業の小企業やアーチストがネットやIT技術の普及でマーケテティング(サイト構築、企業のアウトソーシング)をするようになり、その動きをIBMやシスコが、『顧客としてのSOHO』として捕らえ、NY市もNPOを通じて格安でファイバー布設をするなどSOHO都市開発支援をしたので、マスコミがSOHO街をもじってブームとしてあおったことが由来。
『スモールオフィス/ホームオフィス』形態は、ファックスやパソコン、携帯電話が普及しはじめた80年代から日欧米のベンチャー、資格業、クリエイティブ、コンンテンツ産業ではポピュラーなもの。いまや八百屋さんまでがネットを活用しはじめているから、SOHOに職種は無関係だが、比較的コンテンツ系産業がその中心だ。


●原点は60年代のカウンターカルチャー、フィリップマロー著の『就職しないで生きる』あたりの精神からうまれたオルタナティブなワークスタイルに求めてもよい。日本でも80年代の糸井重里氏(コピーライター、当時のイメージリーダー)あたりのカタカナ文字専門職台頭の社会的ブームにより、『独立してプロとして生きる』こと自体は、昔から若者層にはひとつの憧れとして、歓迎されてはいた。成熟市場で商品の差別化戦略で成長してきた企業もメディア産業も、当時から先端SOHOのライフスタイルを「高度消費主義の都市型モデル」として煽ってきた結果、若者層を中心にSOHO予備軍としての「フリーター」(150万人)を創出しているという指摘もある。


●全米ではよくSOHO、4200万人(ホームワーカー限定人口)という数字がでるが、定義は曖昧。日本SOHO協会では、とりあえず、規模だけで見た広義の国内SOHOを全産業で10人以下のオフィス、500万事業所(法人150万ケ所、未法人350万ケ所)、就業人口約1500万人(総務庁2000年)とし、そのうち日常的なIT活用者を、狭義のデジタルSOHOとし、利用率50%程度、オフィス250万ケ所、人口約750万人と見ている。これは全ネットユーザーの10%程度であり、日常化するインターネット利用の現状からすると、過小評価といえるかもしれない。(10人以上規模のオフィス勤務者によるIT利用人口、事業所届けをしていない、みなし法人、副業タイプの在宅ワーカー、フリーター等のSOHO予備層人口は含まれていない)
 ちなみに、日本テレワーク協会では、独自の視点で国内SOHO人口を約100万人(2001年末)としているが、これは逆に企業の在宅勤務者などテレワーカーのみをSOHOとして定義していると思われ、日本SOHO協会の見解とは大きく異なっている。専門家のあいだでもいくつかに見方が別れているのが現状である。
 また、上記の視点とは異なるが、国内には800万人以上の自営業SOHOオーナーが存在しているといわれる。(中央就業調査報告98年)


●いわゆる大企業の在宅勤務、テレワーク、サテライトオフィスと呼ばれるものもSOHOといえるが、今後ブロードバンドの家庭導入で、作業効率のアップや経費縮小を計る企業のSOHOシフトの本格化、またサラリーマン、主婦、学生の「副業的SOHO」の急増が予想されている。
 これは、かって工場がアジア諸国の低賃金エリアに移動して「産業の空洞化」が叫ばれた時期があったように、ホワイトカラー業種においても、本来「個人に属する生産能力の場」が、通勤などで非効率な大企業の集団オフィスから、サラリーマン在宅や低賃金の生産能力の高い自営型のSOHOに、アウトソーシング可能な情報環境が整備されつつあることを意味している。今や大企業とSOHOの生産現場での技術的環境格差はほとんどない。

●SOHOの事業規模は、政府就業別調査によると
「9~4人規模で、平均5.2人、売り上げ8.000万円(サービス業)~1.2億円(製造業)
フリー、自営業で平均1.6人、売り上げ800万円(資格業)」

●10人以下(平均3人)のSOHOの年間事業所維持費(人件費、外注費、生活費を除く損金計上科目)は、法人150万社×@670万円、未法人350万社×@370万円の計(日本SOHO協会調査、平成11年)で、少なくとも、すでに『約20兆円規模のSOHO維持費市場』が存在している。

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[SOHO維持のための主なサポート領域]

・コピー、FAX、プリンター、融合機、DTPサポート
・E-mail(メーリングリスト、メールマガジン、掲示板、チャットBBS)
・モバイル(携帯電話、次世代IMT携帯=認証端末、ノートブック、PDA)
・インターネット(WEBサイト、ブロードバンド、動画BBS、EC決済、ポータルサイト、アフィリエイト)
・ソリューション(LAN、サーバー、セキュリティ、ワクチン、CRM顧客管理DB、ASP、ID電子認証)
・電話通信割り引き、BB PHONE、電話秘書代行、総務アウトソーサー
・マネージメントサポート(設立補助、財務、法務、労務、教育、経営コンサル、デジタルサポート)
・オフィスデリバリサービス(例/ビジネス専門、コンビニ、生協、カタログ通販)
・郵便、DM、ポスティング、バイク便、宅配便、トランクルーム、SOHO物流センター
・SOHO移動交通(タクシー、高速チケット、国内海外エアライン特割、新幹線、ホテル宿泊)
・SOHO住居(戸建て、マンション)、共同SOHOオフィス(ホテリング、インキュベーションセンター)
・SOHO交際、必要経費(ビジネスカフェ、飲食、接待、ゴルフ、ギフト、冠婚葬祭、アパレル衣料、書籍など)
・SOHO対応型リビング家具、什器、高機能・デザイン事務用品、クリーニング、引っ越し、備品
・24時間対応ネット銀行&ノンバンク 、法人クレジット、ネット証券、リース、保証協会などSOHO向け金融全般
・SOHO向け福利厚生(例/ビジネス型COOP、ITリゾート保養所、一時保育所、健康診断、人間ドッグ、スポーツ施設)
・SOHOスキルバンク、人材エージェント(派遣、委託、ネット人材バンク、SOHO電話帳)
・SOHO与信、マッチング(B2Bマッチング検索、事業所スコアリング、契約代行、保証制度)
・SOHO型各種保険(収入保障保険、社保に替わる積立型保険、退職金型保険、401K、ITトラブル、車自賠責)

*支出のデジタル/テレワーク関連比重が年々高くなっている。


●ここで注目すべきことは、財務省も認めるように、納税において重要な自営系のSOHOの会計は、従来より法人領域とオーナー、その家族の家計領域が、不可分な関係になっていて、大企業中心の会計項目体系では税務的にも正確に処理不能であることである。つまり、SOHOで購入される備品、書籍、交通費、飲食、日常的な消費材の大半が必要経費として認められており、住居費、電光熱費の50%も慣習として必要経費なのである。この構造が、同時に急速拡大しているネット市場の構造と将来に与える影響は大きい。

 自由化、IT化により、かっての大組織生産者と消費者双方の与信ルールが崩れ、終身雇用と大企業の土地保有を担保に計上されていた日本経済の将来シナリオは、大きく変更されつつある。SOHOの不動産購入は法人か個人のどちらの領域で実施されるかが、税理士の腕の見せ所といわれる。厚生年金などの社会保険制度からスポイルされたSOHOが、401Kや年金型民間保険市場に向かうように、個人資産と法人資産領域の曖昧な、「生産者と消費者を兼ねたSOHO」の台頭は、国や自治体、企業にとってもやっかいな存在といえるだろう。
 ちなみに、企業の営業部門には、一般に法人部とコンシューマー(個人)部門があるが、SOHOはその中間的存在として担当が不在であり、販売マーケティングのバージン領域といわれている。
 孤立し単体では、政府からも企業からも存在を軽視され、訴求対象にもされなかったSOHOであるが、「IT革命のよるインターネットでの自己存在証明の場」が与えられたことで認知され、今やその存在はバイイングパワーとしても巨大である。


●今後は、自宅のIT化によるホームワークの増加が、通信、交通移動、住宅産業の根幹を揺さぶるだけでなく、家電、飲食、アパレル、インテリア空間、教育、子育て育英産業の将来ビジネスデザインをかえていくことは、さけられないだろう。すでに住都公団は、従来の「自宅では仕事をしてはいけない」という、「職住分離型」モデルの関連法規を変更し、都心にSOHO型住宅、SOHO型高層マンションの建設を開始し、一部の発売では50倍近い人気を得ているという。
 大正時代の近代サラリーマンモデルからスタートし、50年代のアメリカンライフを目標においた日本社会の「郊外型ライフスタイル」モデルは、いまや大きく「職住一致型」モデルへとシフトしはじめているとみていいだろう。

 また、いわゆる国税、地方税においても「5割把握」がもっぱらといわれており、副業型在宅主婦SOHOのように、サラリーマンの主人の扶養家族控除(年間収入84万円以下は控除)のメリットがある限り、数百万規模と言われる潜在SOHOである彼女達は、公的機関の統計で把握しにくい。
 「大衆デイトレーダー」といわれ、ネットボードで株式取引市場に分単位で参画する、自己資産管理タイプの証券顧客をSOHOとみるかどうかは、意見がわかれるだろうが、資本主義的マネーゲームに大企業と同等のサポート機材をえて(しかも多くはネット証券による無料提供)PCにむかっている様は、究極のホームワークスタイルといえる。
 そういう意味でも、SOHOを単なるワークモデルのひとつとしてしかとらえきれていない、従来の公的施策、企業マーケティング、アカデミズム、マスコミ報道は、SOHOの本来の姿を理解しているとは言いがたい。SOHOにも家族や養育すべき子弟、介護すべき老父母がいるだろう(家族人口推定4,500万人)。仕事だけでなく、空間があり、金融、消費経済、家庭、教育、文化、政治、様々な領域があるのは当然のことである。


テレワークは国策でもある



3)ネット社会経済という、未知の領域にSOHOはいる

●近く1000万世帯に導入されるというブロードバンド、家電業界のITシフトそのものが『自宅のホームファクトリー化』を推進していくので、潜在的なSOHO予備軍人口ははかりしれない。MITのある教授は「やがてすべてのひとがSOHOとなる」と予測している。
 
 2000年現在、ネットユーザーは約4000万人、日本語によるホームページ総3600万。
 『Yahoo! japan』の1日のページビューは延べ2億人を超える。
 メールマガジンの取次配信をするSOHOから公開企業に育ったイ ン タ ー ネ ッ トの 本 屋 さ ん『まぐまぐ』では24,000種類、延べ3000万部のMLマガジンを扱い、カタログの登録読者は250万人規模で、すでに一部の全国新聞紙の発行部数を超えている。しかも発行人の大半がSOHO系であり、ビジネス系の多くが自社の顧客管理のためのパーミッションマーケティングのためのメディアとして活用している。
 SOHOが集結した低価格出店料のオンラインショップモール『楽天市場』の成功も有名だ。

 SOHOは小さくなればなる程、家計とSOHO運営が限りなくかさなっているので、ユニクロ、MUJI、ナイキ、SONY、ドコモなどでは、ライフスタイルモデルとしてのSOHOに注目し、120万社以上のSOHO口座をもつアスクル(商材デリバリ)も急成長している。SOHO自体が優先的に支出のある(損金計上が可能)コンシューマズ(家計)市場としてとらえるべきかもしれない。重要なことはこのSOHO市場の主要部門が『ネットポータル』(B2B、B2C、C2C経由での包括的取引)サービス支出を高めつつあることだろう。


●今後の市場は最大の事業所口座をもつSOHO市場対策無しでは、eコマースビジネスは成り立たないといわれている。つまり、SOHOは『未組織労働者=零細事業者=高度情報資本主義の中核=高度情報消費者』であるがゆえに、組織には無い意志決定の速度において、本質的に『速度市場競争』には優位にたち、IT型先端市場経済発展=既存市場ルール破壊のトリガーもになっているという指摘である。
 現在のヤフーオークションが常時、約20万物件を主婦やSOHOから預かり、SOHOオーナーを中心としたデイトレーダーを顧客に持つ松井証券がネット顧客のシエアを他社から短期間で奪ったように、組織変化、意志決定、価格競争力、人権費比較でみてもSOHOはIT市場の主役ともいえる。これは今後70~200兆円まで急速に拡大するといわれるネット市場において「生産・流通組織の崩壊」と「組織から個人へのパワーシフト」を裏付けているように思われる。

 ネットNPOの動きも無視できない。20代の若者たちが無償で始めた巨大ネットサークルともいえる総合掲示板『2ちゃんねる』には、毎日80万人(延べ利用者350万人)が訪れ、森羅万象のテーマ(無料掲示板は2万種類規模)について書きこみやチャットがなされ、時には小泉ブームを演出し、嫌中国・嫌韓国運動(プチネットナショナリズム)の拠点ともいわれる。マスコミよりも速い現場からの一般人による報道や、参加者が散逸的に無償で行う情報収集整理の速度性は、大変便利であり驚異ですらある。歴史的にもいままでなかったタイプのメディアであり、コミュニティといえる。
 しかし、その匿名性から可能なオフィシャルな組織の内部告発や特定個人、団体への誹謗中傷は、同時に人権擁護を無視した数百万人の「巨大な落書き」ともいわれ、ネットリテラシー(ネット上の社会規範)批判とともに、ネットデモクラシー議論も盛り上がっている。

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●注意すべき点は、インターネットは当然のことながら、仕事や生活の便利な道具でしかない。「ネットを使用して儲けるのではなく、利用しなければ、ビジネス、コミュニティにおいて存在自体が認知されない」という新しいルールが重要といえる。つまりURLのない者は検索エンジンにサーチされないので、やがて「世界に存在しない」ことになってしまうのかもしれない。
 これは『会社四季報』や株式公開市場(公開事業社は、たかだか3000社程度)に無縁な圧倒的多数の国内600万社といわれる事業社の大半を占める小規模事業者、SOHOが、歴史的にどのように法人資本主義のシステムのなかで扱われてきたかを考察すれば、その重要性と深刻さは理解できるだろう。
 むしろ、最近は単にWEBサイトを開設しても競合が多すぎて、レスポンスは簡単には得られない。ブランドロイヤルティが価値を持つ事業やサービスの「ワンストップ化現象」と新規参入による急激な「価格
破壊」が、逆にIT市場全般の急成長のアキレス腱となり、株価の失速を招くなど、産業革命のときにもあったラッダイト運動(機械化で職を奪わた失業者による機械打ち壊し現象)にも似た「アンチPC、IT」ムードもただよいはじめている。

「事業モデルが3か月しか続かない」といわれるネット経済は、人類には未知の体験なので、まだその真価はみえていない。ひとついえることは、大企業や行政府でなくとも、市場的に価値を持つサービス、コンテンツがあれば、たとえその作り手が子供、主婦、中高年であっても、市場はけっして差別をしない。
 一時、マスコミが「SOHOは辺境の田舎であっても、家族の介護をするために通勤できない者にも仕事ができる」と競ってSOHOを紹介したが、それ自体は基本的にまちがっていない。ただし、その場所は今のところ残酷なまでに「自由な競争に満ちている」世界ともいれる。


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4)急速な社会のSOHOシフトに対応できない制度と課題

●では、そうした生活者の急激な変化に対して、社会はどのように対応したか?
 2000年の暮れ、新政府体制発足の直前、『SOHOによるSOHOのための公益法人』財団法人日本SOHO協会が発足している。96年に初めてSOHOギルドというNPO活動をはじめ、世間に『SOHO STYLE』の提唱と公的なサ
ポート体制の確立を訴えてから7年、この間大きく世間は変化していった。
 国民すべてをネット化させる国策の『e-japan』構想が発表された99年、当時の与党幹事長と会合した時点で、議会内にSOHO反対論者はいなかった。通産、郵政、労働のSOHO関連主要3省の大臣も、SOHO支援を明確に議会で答弁している。その後、SOHO理解者の竹中慶応大学教授はIT経済担当大臣に就任し、橋本元総理も自ら渋谷ビットバレーエリアに足を運ばれている。しかし、この動きが社会全体のSOHOシフトに反映
できているかというとそうではない。

 SOHO協会もこの間、SOHO支援のため、大蔵省令通称『PC特別減税』の延長をはじめ、『国民規模のIT講習』公的支援等いくつかの提言を実現させてきた。他にも『SOHO電子基本台帳開発』(SOHOデレィクトリ)要請(2000年度の研究実験実施/*注1)、『SOHO電子政府促進整備』プラン(*注2)は、実施されれば、今後サイバー政府やユニバーサルサービスの窓口としての機能をもつことになるだろうが、政府のSOHO政策、投資はまだ本格化してるとはいえない。


●労働組合のないSOHOの労働福祉環境は、『自由化=IT革命の推進』で逆に過酷さを増している。また全事業所シェアの24%をもつSOHOの多い専門業、サービス業種とわずか0.3%しか占めていない農林水産業系事業所との公共投資格差は、実に100倍に及ぶ。


●行革推進と景気浮揚のためにも、『官公需の建築・土木分野からIT、SOHO分野への
シフト』、SOHOの経営近代化、業務安定化、労働福祉環境の整備、デジタルシフト支
援、ポスト終身雇用型就労であるSOHOの男女就業、育児、小子化対策等の『SOHOの新
家族計画』モデル開発は、国のネクストビジョンで、急務の課題だろう。


●10年以上連続して我が国の開業率は減少しており、安全ネットの弱い掛け声だけのベンチャー育成をしても、受註競争の激化、価格破壊を招くだけであり、市場の拡大、雇用促進には直結しない。むしろすでに各業界でプロフェッショナルとして事業を展開する我々SOHOの基礎体力を強化し、『国民規模のSOHOの大きな家』といえるナショナルセンターをつくり、中高年の企業退職OBのSOHO社外役員就任や、若者層の新規雇用を促進させ、共通の安全ネットとインフラ基盤整備を強化するほうが、その規模から現実的な失業対策となり『永年の職人的スキルをもつSOHO』を市場にとどめ、来る高齢化社会のなかで活かす構造改革につながると思われる。


●10代の米国人が開発した『グヌーテル』というサーバーを経由しない音楽コンテンツ自動収集ソフトは、ネット上を妖怪のように徘徊し、個人のPC端末から著作権どころか所有権さえ無視して勝手にコンテンツを「盗んでいる」。しかし追跡どころか我々はその事実にさえ気づくこともない。そういう従来の資本主義的ルールの外にうまれつつあるのがネット経済社会であることが、SOHOを語るうえできわめて重要だ。


●ちなみにgoogleによるSOHOキーワード検索では英語で177万件、日本語で28万件以上のURLがヒットし、現在も1カ月に1万件以上のURLが増加中である。SOHOというキーワードが誕生して7年たつが、その勢いは現在加速度を増しはじめており、ベンチャーに匹敵する一般用語として一般社会に定着してきたとみてもよいかもしれない。未来の歴史家は現在をIT変革による個人の『ワークスタイル革命』の時代、『SOHO誕生の時代』と名付けるかもしれない。


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*注1●『SOHO電子基本台帳整備』

SOHOの「個人プロファイル」と「事業所活動概要」を二つの公開型WEBディレクトリーにて自主エントリーし、認証、与信とリンクしたワンナンバーによる『SOHOーID』を発行。500万社を超える未公開事業所のための「SOHO版有価証券報告書、会社四季報」として機能させる公的標準プラットフォーム。これによりはじめてSOHOはキャリア自己証明が公的に可能になり、B2C,B 2Bの与信、各種ジョブマッチング、トレード
、貸し渋り対策、信用創造が可能になる。00,01年度政府予算により日本SOHO協会で開発し、基本データベースの検索プログラムは一般公開されている。
http://www.j-soho.or.jp/

*注2●『SOHOサイバー政府プラザ』

SOHOが活用可能な政府、公的機関の支援サービス施策をWEBで一元検索公開可能にする。金融、住宅、保険、年金、雇用、労働環境、税務、経営、法務、教育、育児、休暇、福利厚生、環境、通信など案件数は3万件規模。縦割り行政の弊害でSOHOがそれを簡単に活用することは困難。ネット上の『ワンストップ化エイジェント』で、事実上効率の良いSOHOサイバー政府が登場する。

以上


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●かわにし・やすお
1960年生まれ。出版社(株)クラブハウス代表取締役。前財団日本SOHO協会副理事長。『SOHOギルド』の提唱者。『ルナパーク』開設運営(100万人動員)『JAS777/インターネット虹の機体デザインコンペ』他企画多数。95年以降のSOHO運動では大蔵省令通称『PC特別減税』の延長、総務省『SOHOディレクトリー』等の成果を得る。『SOHOSTYLE』『SOHO独立開業ビジネスの素』シリーズ刊行。コクヨSOHO、『JCB SOHO
STYLE法人 CARD』、ジャパンネット銀行『SOHO ACCOUNT』開発協力等
編著/「オリコンNO1ヒット500」「無党派時代の智恵」等.

日本SOHO協会 http://www.j-soho.or.jp/  
SOHOギルド  http://www.sohoguild.co.jp/ 
E-mail kawany@sohoguild.co.jp
----------------------------------

*この原稿は、2001年に経済産業省系の機関に依頼され、執筆したものを、02年7月に加筆修正したものです。リンク、引用、部分転載は出典を明記していただければ自由ですが、まだ出版未公開のものなので、全文転載の場合は許可が必要です。

Copyright(C), 2002 CLUBHOUSE/ KAWANISHI YASUO

三菱総研2010年研究会「情報とSOHOの未来」1998

  • 2008/04/29(火) 01:50:09

◆三菱総研2010年研究会 1998.6月

レクチャーテーマ 情報とSOHOの未来
講師:河西保夫 (SOHOギルド代表)


はじめに
*********************************
 SOHOギルドの河西と申します。本業はクラブハウスという企画・出版会社をやって おります。
80年代に、バブルに向かってユースマーケット、若者の市場が盛り上がった時代が
ありました。学生援護会という「日刊アルバイトニュース」や、「デューダ」「サリ
ダ」を発行している会社がありまして、その子会社として84年に設立されました。
私自身はサラリーマン経験というのはなく、いきなり、当時学生ベンチャーとかカレ
ッジビジネスをやっている立場のまま、その関連会社の社長をやらされたわけです。
ワイルドビジネスと経済学者のP.F.ドラッカーが命名していますが、そういう瞬
間瞬間移り変わるユースマーケットの中での商品開発やプローモーション、情報発信
。さっき松田さんがおっしゃっていた噂関係も重要なトレンドでした。私も90年く
らいに「TOKYO RUMORS」という本を出し、当時、いとうせいこうさんた
ちと一緒に消費市場のトレンドウオッチングをしたりしました。噂というと、実際ど
んなものが流布されているのか、集めてしまおうかと。そういう断片的な情報社会の
リアルな、多くは消えて無くなっていくクチコミ情報を単行本としてまとめ、今まで の5冊程出版しました。

 さっきのケータイ文化というのは非常におもしろかったのですが、多分「消費文化
から逃れる構造」の中で、「消費されない文化」を発信している、個人的にはそうい
う気がしたのですね。さっき花王さんが質問されていた、マスコミュニケーション回
路と比較するとどうなのか、パブリシティとしての機能はどうなのだろうか、噂とい
うニュアンスの問題で非常に微妙な構造を持っていると思うのです。ただ、本業のマ
ーケティング、プローモーションでは実は、ケータイやその前のポケベルとかは、か
なり「噂流布」という手法を利用させてもらって、家電さん、飲料とかは今もやって
います。さすがにカレッジマーケティングの方は卒業させてもらって後輩の方に譲っ
ているのですが、そういう昔のスタッフが「プリクラ」「タマゴッチ」まど、女子高
生市場で実際に使っています。キーワードをシンボリックに流して、ある程度認知さ
せた上でマスコミがとりあげて、シンボリック商品認知の既成事実を作ってしまうの です。既成事実を作って、それをメディアで情報として流す。

 コンビニエンスストアで「リーチイン」という手法がありますけれど、とにかく商
品を店頭に並べて、若い人に認知させる。手の届くところに置いておかないと、いく
ら良い物を作ってもマーケティングとして回転していかない。「3ヶ月マーケット」
という今の流通の宿命というか、構造を考えると、「情報消費」と「消費スタイル」
というのは切っても切れない関係がある。そういった意味では若い人が消費構造とは
違うところで、「存在証明」のための情報を断片的に発信しているというのは、非常 におもしろい、現代的な現象なのだなと思いました。

 これからお話しするSOHOに関しては、2年ぐらい前からマスコミで取り上げられる
ようになりました。まだ明確なSOHOという言葉の定義が学問的にはされていませんし
、今年の春にでた郵政省の「通信白書98」、それから国内で初めて出た「テレワー
ク白書」という、国土庁、通産省、郵政省、建設省4省庁共刊で白書が出ていまして
、そこで初めてSOHOという言葉が取り上げられています。とはいってもですね、実際
にSOHOの研究を本格的にされている機関はまだ無いし、欧米のMITやEUの学者の
人たちも我々に聞きにきたり、我々も情報をもらったり、世界同時的に、今SOHOとい
う言葉がとりあえずでてきて、概念を通じて現状を把握していこうというのが実態で
す。マスコミによって出される情報とか、イメージによって逆に、我々なりに定義し
ているものが変わっていったりと、駆け引きが、まさに行われている現状です。 今
日はお手元に簡単な資料を用意しましたのでこれを元にお話をしたいと思います。
 私の話はあっちにこっちにいったり、かなり飛んでしまいますので、特にSOHOとい
うテーマだと、非常に何というのでしょう、どこから説明していけばよいのか難しい
ところがありますので、大雑把な概念の捉え方から、最後はオンビジネスの部分まで お話しできればと思っております。

●SOHOのイメージ
 まず冒頭のページにのせているのですが、SOHOというと恐らく皆さんマスコミから
出ているイメージで、インターネットとかパソコン通信で仕事をしている人たちとい
うイメージがあると思うのです。これが一番大きな問題で、「パソコン通信、インタ
ーネットビジネスをしている人たち」であるかというと、多分SOHO的な人は多いでし
ょうが、あまり関係ないのですね。SOHOは文字通り「スモールオフィス・ホームオフィス」あるいS
OHOワーカーとか、SOHOスペースいう風にとらえるべきで、「オンラインワー
カーである」という定義はないのです。とりあえずこの1ページ目では、博報堂さん
がまとめられたレポートからの引用です。これギルドが協力して作成しました。

 インターネット、パソコン通信をツールとして使う「テレワーカー」を。SOHOと呼
んでおこう、とりあえず呼んでおこうと。その中で大手企業、中小企業、個人と組織
的な規模でで大中小と引いています。あと「テレワーカー」ではないけれど、小企業
であるとか、個人であるとか、いや空間組織的にスモールである人を、その予備軍として
引いています。ですから、たまたまこの時は、そういう世間的な動きに迎合するとい
うわけではないのですけれども、どこかでデジタル化されている人たちをSOHOと呼ん
でおかないと、「従来の中小企業、零細と、どう違うのか?」となりかねない。そこ
でこういう風にしたのです。これはとりあえず概念整理する場合に手っ取り早いのです。

 コアSOHOは、SOHOのシンボリックなイメージがあった方が良いと思われるので、ベ
ンチャーとか、クリエーターとか、脱サラして個人でやっているフリーランサー。そ
ういう人たちを称してSOHOという。主にマスコミなどでは、彼らのワークスタイルが
SOHOとして、取り上げられています。究極的にいうと、大組織の分散化が「SO
HO化現象」ですね、90年代以降本格的に始まってきている「ピラミッドからネッ
トワーク社会へのシフト」、「組織内を変えていこう」とか、あるいは年棒制にみら
れるような、経営面の変革ですね。あと従来は、外注という言葉で呼ばれていた「ア
ウトソーシング」。機能の分散化とか外部化という、これは急に始まったことではな
く昔からあることなのですが、それを実質外部にいて、ときには傭兵として、ときに
は外部社員として、あるいは外部ファクトリーとして動いている。まあそういった人
たちが、企業組織から見た場合のSOHOになる。ホワイトカラーの生産性の向上とかの
流れの中で、彼らが組織から独立していく過程がSOHOだという見方がマスメディアの
方、とくにNHK、朝日新聞とか、信頼されているメディアはそういった言い方が好
きなのです。ですから、我々も彼らが取材などでこられると、「組織からの自立化で
すよ」「独立化なのですよ」と。「世界はそういう方向に向かっていますよね。イン
ターネットに見られるように…」という言い方をすると、まあ事例があるのでわかり やすいのです。

 インターネットが2、3年前にブレイクして、SOHO化のシンボル的中心構造に
なりました。トフラーが「第3の波」といっていましたけれど、「コンシューマーズ
」は、「プロシューマース」゙という、「消費だけをする」のではなく、「生産的な消
費をする」。そういう新しい生活者になっていくでしょう。ここ20年間の、まあ何
というのでしょう、情報化社会のテーゼとでも言うのでしょうか、世界共通の、次の
時代のイメージ、そういうものにインターネット的なものはマッチングしているので
す。それを利用してフリーランサーの人たちというのは、「あ、これは非常にわかり
やすい」ということで、たまたま今のマスメディアの中では、SOHOはそういう姿を通 じて、世の中に出てきているのだと思います。

 ただ重要なのは、この図のなかで書いているのですが、大手企業の「サテライトオフィス」方がむしろ、通産、郵政、あるいは国が、各企業に経営効率の上
ではテレワークとい う言葉を通じて、90年代に入って、積極的に推進されてきている背景もあります。
SOHOが必ずしも組織的に自立している人たちであるかというと、そうではなくて、空
間的な意味、組織的な意味で、小さいというだけです。場合によっては公務員のSOHO
がいたり、政治家のSOHOがいたり、ごく当たり前のこととしてあります。

 例えば、僻地の国家公務員としての営林署の方とか、気象庁の方、あるいは最近問
題になっていますけれども、独立郵便局の人たちは非常にSOHO的ですよね。農協に属
している農業の人たち、非常にSOHO的なのです。ですから、SOHOというのが必ずしも
ベンチャー、フリーランサー的な人たちだけを指すのではなく、たまたま受け入れら
れ易いマスイメージから、今そうなのであって、ベーシックな部分では、後でお話し しますけれども、もっと広い意味として捉えるべきだと思います。

 「テレワーク白書」という、初めてでた白書があります。テレワークはSOHOとは切
り離せない言葉ですが、わかりやすくいうと、「場所とか時間を選ばないで仕事をす
る」。「ワーカー本意の効率の良い仕事をする形」をテレワークというのですが、ア
メリカではテレコンピューティングといったり、テレコミュニケートという言葉で使
われていたりします。意味としては同じで、テレワーク、テレコミューティングとい
うのは、論文だとか専門誌などでは、微妙に異なる概念だったり、組織的にも国際的
には系統が分かれていたりするのですが、社会的な意味としては同じです。テキスト
にあるのは個人のニーズ、企業のニーズ、社会のニーズと整理されていますので、時 代背景として捉えておいて下さい。

1.SOHOの規模 

 では、具体的に規模が小さい、空間的に小さいからSOHOである。また、それがデジ
タル化されていく現象がSOHO化現象と捉えるときに、だいたいどの程度の規模が、ど
ういった現象を起こしているのかをまとめたのが次のテキストです。

●中小企業とSOHO650万事業所のデジタル化
 まず、今日ご出席の皆さんは日本を代表する大手企業の、組織の方たちばかりなの
で、通常、中小企業という、個人、零細規模の仕事場で働いている人がどの程度の数
がいて、どういう業種で働いているのか、普通は日常的に考える機会はないと思われ
ます。これはマスコミの人たちもそうでして、非常に重要な現実です。政府も含め、
多くの人は実態を知らないのです。今仮に300人以下を中小企業とします。定義は
各省庁によってバラバラなので、きっちりした数字は出しようがないのですけれども
、300人以下を中小企業、あるいは中小企業と、SOHOといった場合に、ここに書い
てありますように約650万の事業所がいま日本にあります。10人以下のSOHO でも約530万事業所というボリュームです。

●従来型中小企業、情報・サービス系の内訳
 従来型の中小企業をここでは製造、卸などのグループとして指しているのですけれど
も、約3800万人くらい今就業されていて、我々がコアSOHOと呼んでいる情報・サ
ービス系ですね、右下にその業種を書いていますが、比較的カタカナ文字系とか、弁
護士、設計士などの有資格者、サムライ業といわれる人たち。あるいはその経営、ベ
ンチャーをしている人ですね。そういう人たちが、帝国データバンク95年を元に我
々が推定を出したのですが、20人以下の組織で、この業種で約600万人ぐらいが
、これはもちろん正しい数字ではありません。帝国データバンクさんも未法人に関し
てはデータを持っていないので推計でしか数字を出せなかったのですが、まあだいた
いこれぐらいかなと。日本には業種、職種として認められているものが、最近総務庁
と通産省が改訂作業を21年ぶりに行ったのですが、5万5千業種ぐらいあるそうで
す。当然その各協会とか組合といったものが、各業種すべてにはありませんから、実 態がつかめていません。

●在宅ワーカー、フリーターのSOHOとしてのとらえ方
 左側の図の下に、在宅ワーカー、フリーターと書いてありますが、これが私の感じ
る、最近マスコミで良くクローズアップされるSOHO化現象のゾーンかと思うのです。
これはどう読むかというと、事業者にはなっていない、昔でいう家内加工業の形、い
わゆる雇用契約をするわけでもなく、受発注契約で明確な契約書を交わすわけでもな
い、いわるゆ家内労働の形です。法的にいうと「家内労働法」という法律があり、日
本もILOが勧告をしているのですけれども、「最低賃金制」というのを導入しなけ
ればいけないとなっているのです。ところが家内加工業、家内労働に関しては、上に
書いてあります、情報・サービス業のライター、プランナー、こういう人たちは対象
外になっているのです。つまり靴屋さんみたいに、素材、革をもらってきて、自分の
ところで加工して、製品にして、納品して、代金をいただく。それは「最低賃金制」
が決められているのですけれども、それ以外の加工しない、つまり加工する素材を購
入する必要のないものに関してはそういうものがないのです。つまり、ライター、プ
ランナーとかこういう人たちというのは、加工労働者ではないです。家内労働者では ないです。ですから、行政的な意味では法的な規定が一切無い。

-フリーランサーの現実
 日本では有名になると、逆にマンションの契約が断られることがよくあります。そ
れは何故かというと、「純文学をっています」というと、「発行部数初版3千部ぐら
いしかでてないでしょ、半分自分で買っているのでしょ」と嫌味をいわれたりして、
演劇をやっているとか、芸能界で仕事をしている人も同じです。あるいはそういう純
文学の賞を取ると、逆有名人になって不動産契約ができない、長期のロローンが組め
ない、といった現象があります。「フリーランサーは生涯年収の保証がない」からで
す。今のように不況になってくると、日本では看板のしっかりした、大きな組織にい
る人たちが契約面において優遇される土壌がどうしてもあるので、イメージのところ
ではベンチャーであるとか、フリーランサーは期待をもたれて語られることが多いの
ですけれども、実態としては金融の面であるとか、不動産の面、生活の基盤を維持し
ていく上では、非常に厳しい状態です。実際の所は、こういう人たちがどのような実
態であるかは、詳しいデータを政府も持っていないでしょう。むしろ一般企業が消費
者として彼らを捉えるときに、マーケティングデータとしてリアルな姿を捉えている ケースの方が多いのではないかなと思います。

-在宅ワーカー、フリーターの現実
 在宅ワーカー、フリーター、これを何で一緒にしているかというと、在宅ワーカー
という人たちは事業者としての自覚がない人たちなのですね。SOHOというのはインタ
ーネットなどでキーワード検索すると、8000サイトとか、URLでSOHOという記
述のあるものが物凄い数出てくるのですが、多くはそういう在宅ワーク、昔OLでキ
ャリア系の仕事をされていて、ワープロもしっかりしている、誤字・脱字もない。し
かもギャラが高くはない。そういう人たちに、いわゆるそれなりのスキルが必要な単
純労働的な仕事がどんどん落とされて、実際情報・サービス系SOHOの業種の下支
えをしている現実があります。ですから、そこの部分を取り上げて、インターネット
と在宅ワーカー、女性の社会進出ということで、SOHOが語られていることが多いので
はないかと思います。これは部分的なことであって、私個人としてはSOHO予備軍とし
て見たほうがよいかと思います。実際はまだまだシャドーワークの部分が大きいので はないかなという気がします。

●事業者としてのSOHO
 この下に数字的なことは書いていますが、私がやっているギルドというところでは
、SOHOというのを「大企業のテレワーカー、独立した小規模事業者及び個人事業者」
と定義しています。あくまで事業者なのですね。「事業をやっている」ということが
重要なのであって、法人であるとか未法人であるとかはあまり関係ない。事業という
のは必ずしも営利事業である必要はなく、オフィスという言葉がもともとそうであっ
たように、例えば「コミケ」という巨大なコミックマーケットイベントがあります。
専門的にマンガばかり書いている人。おたく的なコミックサークル、グループとかあ
りますよね。中学、高校ぐらいから描き始めて、社会人にもなってまだやっている人
が多いのですけれども、8万団体ぐらいある。そのうち、毎回抽選で2万団体の人た
ちが、晴海とか、有明に集まって、3万人、4万人集まって、さらに購入する人は2
0万人くらい来るのですね。2日間で7、80億ぐらいの売上があったり、巨大市場
になっているのですけれども、そういうミニコミ・コンベンションに出展する人たち というのも事業主なのです。

 売上が上がれば税金がかかっていきますし、契約も生じてきます。日本には社会活
動をする、NPOが約18万団体あるのですけれども、そういう未法人の事業者がど
のくらいあるかというと、オフィスの数をカウントするという形でいくと、以下の様
な数字になるということです。スタッフ10人未満でも約531万事業所。労働人口
でいうと、これはみんな契約している社員として、これにはNPOも入っていますけ
れども、1684万人。スタッフ300人以下、いわゆる中小企業のレベルでいうと
、凄い数字になるのですが、650万事業所。300人以上の事業所の数って、1万
ぐらいしかないのですよ。逆に言うと、99.8%の事業所というのが300人以下
の事業所なのです。人口でいうと、5044万人という数です。その中で、我々ギル ドが指摘しているコアSOHOが約600万人と推定できる。

 最近国が出した数字では、テレワーカーが約81万人。それが2001年には約3
00万人へ拡大するといわれている。これにはおそらくSOHOの調査が入っていません
から、「組織人系テレワーカー」。いわゆる大手企業の中でテレワークを認められた
人たちの総計、モバイルワーカーとかは入っていると思うのですが、そういう人たち
が81万人いる。しかし、実際テレワークという言葉の規定から起こしてくると、こ
の数字の根拠もあやしい。今インターネットユーザーが、のべ1千万人であるとか、
先ほどのケータイとかですね。テレワーカーは必ずしもインターネット、コンピュー
ター通信をやっている人だけではなくて、ファックスを使ったり、電話を使ったりし
て仕事をやっている人もテレワーカーになりますから、この数字もあまりリアルな数 字ではないな、と私は思っています。

 ざっくりですけれど、こういものがベースにありまして、ただこれを中小企業の経
営論の話とか、人口的にこれだけいるからと、いきなりいっても、非常に議論が整理
できない。混乱してしまう。あくまでこういう300人以下の中小企業、あるいはわ
れわれのような20人、10人以下の本当の文字通りスモールオフィスをSOHOと呼んでいるの
ですが、その彼らがデジタル化される過程が、今のSOHOブーム、SOHOシフトという風 に、捉えようと思っています。

●社会全体のSOHOシフト
 そうした私の見方を、毎日新聞がまとめてくれたのが、右上の図表です。ここでは
当然大企業の「サテライトオフィス化」、あるいは「年棒制導入」による大企業組織
、公務員を含むサラリーマンという人たちのSOHO化も当然含まれます。それは制度的
な意味で、今年、松下電器さんが導入されましたけれども、新入社員は、「退職金を
必要だ」とする人たちと、「20年間延べ払いにして先に下さい」という人に分けら
れる。あるいは、多くの金融機関、証券会社などもそうですが、年棒制導入。事実上
の、裁量労働制。こういう風なものは事実上、社員のSOHO化だと見た方が、いいと思
います。5年後、10年後の保証がない。それは毎年、毎年契約を更新していくとい
う意味で、プロ野球の球団みたいなものですから、そういう意味で大企業、中小企業
、自営業、主婦、その人たちが自律的にネットワーク化、デジタル化されていくこと が、SOHOシフトだと捉えています。

2.2010年「デジタル新中世」的SOHOライフスタイルイメージ予測

 次のページでは、「SOHOは2010年にどうなっているか?」。SOHO的なライフス
タイルを、社会は受け入れるのか。あるいは2010年の段階で、それこそ鈴木杏樹
のEメール婚ではないですけれども、ポケベル・ケータイからEメールに流れていく
、日常的に使いこなしていける若い人たちが社会の中核になっていく時代には、どん
な新しい常識とか、社会的なトレンドが出てくるのか、簡単にまとめてみました。

●空間・意識のとらえ方の変化
 まず、大枠で右端の方に、「テレワーク白書」にでている図を書いています。これ
は行政の方で出された図なので、テレワークを企業からではなく、SOHOからみる
と、ずいぶんイメージが違うと思います。先ほどの話でもあったのですが、SOHO
では「その人がいる場所がオフィスになっていく」。これはSOHOでの重要な要素です
。「空間・意識革命」とでもいいましょうか。電話のあるところが情報発信源になっ ていくのと同じだと思います。

-マルチメディア革命による情報発信の変化
 従来インフォーメーション、メディアというのは、許認可権をいただいて参入者に
なるとか、放送局のもとで情報を発信していいよという人たちが、独占的にしている
もので、さっき西岡さんから「クールか、ホットか」というご質問があったと思うの
ですけれども、もともと組織型メディアには「官製情報」というか、御上のカギ括弧
付きの情報をクールに出づよいう「不自由性」があります。これが工業社会の情報社
会論としてはベーシックな要素だったと思うのですね。クールにならざるを得ない。
中身、解釈はどうであれ、検閲された「布告」として出てくる。ところが、マルチメ
ディア革命のただ中にいる、脱工業社会の現在では、許認可はもう関係なしに、イン
ターネットのように、日本語のサイトが100万URL以上あるのですね。後でお話し
しますが、1日20誌のMLマガジンが創刊されている。どこに何があるのかすら確
認できない状態なのです。情報発信できるその人がいて、電話なり、インターネット
で情報発信をすることが、マルチメディアそのものであるという風に、乱暴ですけれ
ども極論をいえば、言ってもいいと思うのです。そう意味で、先程のプライベートと
パーソナルな情報空間が、カオス化していくというのは僕個人としては非常に気にな るテーマです。

●ビジネスにおけるデジタル化革命の影響
 それを、今度ビジネスとか、公の経済活動に置き直して考えてみるとどうなるか。
これがSOHOと関係が深い部分です。ここの図では、あくまで大手企業の「ヘッドオフィス
」から、いわゆる「在宅勤務」であるとか、「立ち寄り勤務」ですね。あるいは、「
モバイル勤務」「リゾートオフィス」の活用を提唱している。2,3ヶ月リゾートオフィスで
働きましょうとか、ホームオフィスでお互いインタラクティブにチェックしあいながら、自
宅でも働いてしまう。こういった事例が本当に大手企業で取り組みをされています。
しかし、これは組織的に大手企業の中に属しているという人たちをベースに書くとこ
うなるのであって、これが圧倒的な先程の650万の事業所で同じ事が行われている
のかと考えると、また違ってくるわけです。従来の「9to5」的な、自宅から会社
に出かけていく。産業革命のときに、自宅から工場に出かけて行って、9時に出勤し
て当時12時間から18時間長時間労働していたのですが、そうすれば貨幣が入る。
それによって、商品経済社会が登場して、ある程度自由な生活を手にいれていく。そ
の為に、教育を行っていくとか、文字を読めるようにするとか、効率よく成長させて
いくとか、近代国家のベーシックな部分ですけど、教育のメカニズム、そういうのが
登場していくわけです。そういう工業化社会の、トフラーがいう‘第2の波’の様な
世界ですが、それが今‘第3の波’的な(懐かしい言葉ですけれども)、そういうデ
ジタル化革命のなかで、どういう風なものに変わっていくのか。それは一口では、や
はり言えない。ここで要素を断片的に整理してみましたので説明します。

●仕事・生活
-スペシャリスト志向、「手に職」型へ
 まず、仕事・生活に関していうと、当然ですけれども「スペシャリスト志向」にな
っていくと思います。これは、最近チャンネルをひねれば、山一証券の社員がその後
どうなったか特集されたりしていますけれども、実際は大手企業の人たちだけでなく
、圧倒的な数の中小企業、零細、個人の人たちが今、報道されていないだけで、日々
そういう資金繰りとかに追われていますね。そこを救う手段というのはもともと無い
のです。結局生活レベルを落としながら、とりあえず「手に職」で頑張っている。当
然ニーズのある仕事というのはあって、どの分野も全くだめというわけではないです
から、例えばデジタル関係の仕事などは、人手が足りなくてしょうがない。そういう
分野に転業して「手に職」を持って仕事をやっていく。食いっぱぐれがないようにし ていく。そういう傾向が非常に高まっていきます。
 学校でいうとデジタルハリウッドさんでかには、かなり大きな企業も投資されてい
ますし、いわゆる「親方」ですね、中世でいうところの組合、「伝統的なギルドのマ
イスター」。そういう技能を持った人たちに対する崇拝回帰みたいな現象は、実際に 起こっていくのではないかなという気がします。

-「マイスター/親方」崇拝への回帰 
 わかりやすい形でいうと、今のハリウッドビジネスですね。スピルバーグであると
か、世界的な親方の元にお金が集まっていく、そしてリターンがされていく。日本で
いうと、小室哲哉さんですね。あるいは我々の世代でいうと、田尻くんですね。ポケ
モンをヒットさせた、ポケモン作者。彼は高校生の頃からミニコミでそういうような
ことをやっていて、ポケモン関連市場は今年4千億円規模です。任天堂さんもそうで
すし、小学館、飲食関係ですとか、お菓子屋さんとか、ポケモンが無いとつぶれてし
まうような会社がたくさんあります。当然そういうものは長続きするわけないですか
ら、ドラッカーのいうところの「スカンクビジネス」。瞬間瞬間を維持していくマー
ケットでしかないのですが、そういう一部のマイスターのような人たちによって、作
られていく市場があることも事実です。そういう人たちへの崇拝とか、自分もそうい
う人たちと同じように、手に職をつけていこう。あるいは、自分のセンスを磨いてい こう。そういう様な傾向が見られます。

-脱組織「自由な私」「自分らしさ」を重視する“オレ主義”
 そういう意味では先程もポケベル・ケータイ文化でも指摘されていたのですが、自
由な形、自分らしさというもの、最近「俺主義」いったりするみたいですけれど、ま
さに「ミーイズム」ですね。非常に自己中心的な情報発信、そういうふうなものが強
化されていく。特にホームページなどを見ていると、マニアックな価値観といいます
か、他の一般人から見て評価できるものは少ないと思います。ある程度の「場の中で
生きていく価値」があれば良く、全体に価値を押しつけていく必然性がない。ですか
ら、他人から見れば無価値であったり、マイナスだったりするものでも、それは同じ
価値として、等価として認知しない限りは、お互いに存在できない。少し難しいので すけれども、そういう「相互認証」ルールがあるような気がします。

-リスク・ベンチャーが尊敬される“ドリーム・キッズ”
 あと、ドリームキッズではないのですが、リスクを侵してベンチャーをしていこう
という、当然そういう人たちがいないと産業は維持できないですし、モデルが出てこ
ないですから、今後もそういう人は残っていくと。それと多くの人がリスクを侵して
成功できるわけないので、多くの人は「なすがまま」というか、「タオ」(道)です
ね。ビジネスワークのために、自分らしさを無理して壊していくのではなくて、自然
にナチュラルに生きていこうではないか。最近の自然志向ですとかも、当然そのあた りに共通性がある、共存してくるのではないかなという気がします。

-居住意識革命
 以下、これを一つ一つ説明しているとキリがないので省略しますが、いずれにして
も工業化社会が作った、「会社文化、工場文化」というものが大きく変わっていって
、例えば物理的な、具体的な事例でいうと、「会社に行かないで自宅で仕事をしてい
く」、自分の「自宅の中に職域」を作らなければなりません。どこを職域にするか、
それが非常に大きな問題になってくるのですけれども、女性の場合だとキッチンなの
です。キッチンワーカーといったり、SOHOではなくDO(ダイニング・オフィス)と
いったりするのですが、ダイニングワーカーですね。男性の場合ですと、書斎という
のがある。大前研一さんなどもいっておられますけれど、「電脳書斎」ですね。「電
脳書斎」に対して税制措置をすべきだというのですけれども、女性の場合はそういう 書斎すらない。

 自宅でのシャドーワーク。シャドウワークをしているそういう人たちがSOHOを充実
していって、多少でも副業的に収入を得て、だんなさんも自宅にいるのであれば、「
共生型の子育て」をしていこうではないか。私もそうですが、そういうような試みが
結構、フリーランサーの人たちなどでは多いのです。そいうふうにしていくと、自分
たちの住んでいる場所というのを重視していかないといけないので、「SOHOハウス」
も重要になる。建坪率を緩和した新しい欧米並の「居住空間意識革命」のようなもの
がおこってくるだろうと。実際に国土庁が97年の秋にだした、光ファイバーを敷設
して各自宅にファイバーを入れ込むという、「5全総計画」がすでに国策化されてい
ます。「日本列島改造論」ではないですが、都市近郊や過疎地にも「SOHOタウン」を
つくろうと構想している。現実的にはそこまでのことができるのか、財力は、ニーズ
は本当にあるのかという疑問はありますけれども、こういう風な流れが実際に今ある と思います。

●社会・経済
-「国民的意識革命」の必要性
 以下社会・経済のところでは、かなり極論的なことを書いているのですけれども、
例えばシルバーゾーンではどうするのかとか、SOHOの人たちは年金がなかったり、退
職金がなかったりしますから、今40代より上の方で、多くの方がSOHOとして自立さ
れるか、それとも組織を転々とされるか、それを選ぶわけで、これは国民的な問題だ
と思います。SOHOとして生活をしていくというのは、常に仕事をずっとしていかなけ
ればいけない、仕事を辞めて「無収入活動でもいいや」と腹くくるのであれば良いの
ですが。それこそなすがままの「タオ」ですね、老荘的に生活するのだと思うのであ
れば良いのですが、多くの人が食べなければならない。極論をいえば、死ぬまで働け
なければならない世界が実際目の前にあり、年金制度はほとんど崩壊といわれていま
すが、シビアな、現実が突きつけられることによって、大きな「国民的意識革命」が 起こらざるを得ない、というような気がします。

-「自由と制限」のなかでのSOHOの選択
 それがどの方向に流れていくかというのは、ちょっとわからないのですが、大雑把
にくくっていうと、勝ち組、負け組という議論がSOHOにもあります。いわゆるSOHOは
「自由と制限」の中でやっていく。SOHOは今までもそうでしたし、今後も変わらない
のですね。まれにSOHOがベンチャーとして、ブレイクして1万分の1とかの確率で5
年後、10年後大きくなっていく会社も出てくる。うまく株をうって切り抜ければ、
元アスキーの西さんみたいにならないかもしれない。なかなかそれは資本主義ですか
ら、成功してもそれをうまく維持していくのはかなり大変だろうと。こうなっていく
と勝ち、負けにこだわらないのですね。「等身大の経済社会」を自分たちで作ってい
く方がよいのではないかという、SOHOの哲学です。これはオタク論を展開されて
いる岡田さんも言われている、「死ぬまで遊びと学習をしていく、NPO型の組織論
」。いわゆるオタクサロンのような、「非経済型の事業」がこれから主流になってい
くのではないかと。私も何となく、それはそうなのかな、という気はしています。

-SOHOで何をするか
 SOHOの人と接していると、私自身もそうなのですが、まず「何でSOHOなのか」とい
うと、必ずしも経済活動ではないのですね。生活をする上で経済活動はしなければい
けないのですが、利益を上げていこうとか、組織を拡大していこうとか、「成長して
いこうという幻想」は9割以上の人が持っていないのですね、まず。上場していこう
という意識を持っている人はベンチャーと呼ばれますね。ところが、ベンチャーと同
じ事をやっているSOHO事業者をも、ベンチャーとは言わないのです。つまり、「
これは、自分が好きだからやっている」。マンガを描きたい人が漫画家をやっている
のをベンチャーとは言わないですね。ところが、結果として恐ろしいほどの版権ビジ
ネスというのをされている方もいらっしゃいます。それはあくまで結果なのであって
、例えばポケモンをヒットさせた彼が、上場をするためにプログラムを動かしている
か?音楽市場の30%をシェアする小室さんが、ベンチャーと呼ばれているか?多分
、欧米の「ロック債券」のように、小室さんが「小室債券」を出せば、恐らく相当な
ものが入ってくる。事業家として新しいマーケットを開拓していこうと、マードック
と一度組んで、衛星チャンネルを、開拓するというようなことをやっていましたけれ
ども、それはあまり本気ではないですね。あくまで、自分の音楽を作っていくという
のが、彼の仕事でしょう。ですから、そこが従来の工場型の資本主義とは少し違うの
ではないかなという気がします。あくまで等身大の個人、そこから経済、マーケット が始まる。

●急速に進む世界同時進行のSOHO化現象
  これは世界同時の現象で、右下に参考に書いてあります。たとえばアメリカの場
合ですと、全米の家庭の44%が、ホームオフィスによる収入活動を今現在行っていると。
自営業という意味でのホームオフィスがアメリカでは、4700万人。そのうちフリーラン
サーでやっている人が2430万人、未法人でやっているわけですね。それからあと
、マーケットなのですが、通信業界、多分ソリューション関係の業界だけで、SOHOマ
ーケットは約50兆円ぐらいであるというレポートなどもでています。

 日本の事例ですが、「まぐまぐ」という、「インターネット専用の本屋さん」と書
いてありますが、紀伊国屋さんとトーハンさんを合体したような、いわゆる電子出版
の為のセンターがあります。これは、97年の2月ぐらいに参加していたメーリング
リストで、大川さん(現代表)という京都の人と、深見さんという滋賀県に住んでい
る人が、SOHO&ベンチャー系のメーリングリストで話をしていたのを憶えています。
京都府が作ったSOHOサポートセンターを拠点にして、その夏に「まぐまぐ」という、
自動エントリーの、メールマガジン発行人と誌表が自由に登録できるセンターを開設した
のです。どいうシステムかというと、メールマガジン(大半は無料)を読みたい人が
、そこにいって、何千種類ものリストから、読みたいメールをチェックすれば、日刊
だったり、週刊だったり、不定期刊だったり、テキストメール形式で、いわゆる自分 の好きな分野のミニコミが送られてくるものです。

 開設1年で、登録者が「まぐまぐ」さんだけで、延べ300万人を突破しています
。今どれくらいの媒体が出ているかはっきりわからないのですが、「まぐまぐ」に紹
介されている媒体だけで、役6000誌(98年秋)二日に1回「まぐまぐ」のカタ
ログが(80万部・98年秋)配信されてくるのですけれども、新創刊ガイドが30
くらいです。ですから、インターネット全体では1日20誌ぐらいは日々創刊されて
いるわけです。これは、「じゃあビジネスベースでやっているのか」という、そうで
はない。情報を発信したい。自己表現をしたいのであって、ビジネスは結果なのだと
思います。先程のコミックマーケットと同じですね。日本語のURLが100万ぐら
いあって、だいたい10万サイト(番組)、3600万ホームページあるといわれて
いるのですけれども、その多くというのが当然そのミニコミであったり、趣味的なも
のであったり。中には、個人の日記を公開しているメールマガジンや、WEB、ホー
ムページがあります。そういう日記だけをリンク集したサイトがあったりします。か
つて有名だったものに、「通産省の裏庭から」というサイトがありまして、これは現
役の通算官僚の人が、騒ぎの中、日記を書き続けた。厚生省の騒ぎがあったときも同
じようなものがあった。そういう組織を越えた、人間がいる場所自体が、既存のカテ
ゴリーを越えた情報発信の場になっている。これを何という風に呼ぶのかというと、 これも一種のSOHOなのだと思います。

-SOHO関連雑誌の内容及び読者層
 SOHOの概念をとらまえたときには、非常に整理の仕方が難しいのですが、月刊誌で
「SOHOコンピューティング」という雑誌が、97年の秋に創刊されました。これは「
SOHOをするにはどういうコンピューターでLANを構築したらよいか」とか、インタ
ーネット通販ショップをする人が多いので、「どういう風にサイトを運営しているの
か」とか、「どうすれば人が振り向いてくれるのか」、そういうノウハウもの充実の
マガジンがあります。「公的資金をどうすれば借りることができるのか」を連載マン
ガにしたり、少し堅めの本なのですが、最近の特集には、「女性のSOHO」「在宅ワー
カーの人が、SOHOとして自立はしない、ただ、社会に参加するためにSOHOとして、ど
う社会参加すればよいのか」。例えば、「子育てをしながら社会参加をするうえでど
のようなノウハウがあるのか」、そういう風な特集があったり、「サラリーマンしな
がらSOHOするにはどうすればよいのか」これはかなり売れている良い特集でした。だ
いたいこの媒体は実数で、5.7万部ぐらいなのですけれども、読者の8割が現役の
サラリーマンであって、SOHO読者より多い。「いつかは自分もこんな生活をしてもい
いかな」という感じで、なんとなく読んでいる。動機としては、いずれ田舎に帰って
家を継いで、「田舎でもインターネットでしごとができるのかなあ」ぐらいの、そん な漠としたイメージの方が、勉強で買われているケースが多い。

●SOHOが必要としているサポート
 そういう人たちにとって「何が必要とされているのか」、ここで我々が登場してく
るわけですが、昔からSOHOは、ある意味ではあったのですね。今に始まったことでは
なく、産業革命以前の巨大オフィスができる以前の、仕事のスタイルというのは非常
にSOHO的です。マニュファクチャーといったほうが良いと思うのですけれども、現代
のデジタルによって、非常に自己本位的な仕事の仕方ができるようになるのであれば
、「新しい中世の時」に突入するのであれば、その人たちに必要とされる、私たちの
サポートというのもあるだろうと。われわれギルドが提唱したのが、「SOHOの為のエ
ージェント、これを作るべきである」ということでした。最初はSOHOという言葉がな
かったので、「ギルド・ジャパン」と呼んでいました。例えばSOHOというテーマでコ
ンベンションをするとしたら、どのようなテーマでできるだろうか、どういう人に声 を掛ければよいだろうかと。

-マネージメント
 この図の真ん中の方にマネージメントとありますけれども、SOHOにとって一番必要
なものが何かというと、信用保証、「与信」なのです。企業でいいますと、大蔵省の
有価証券法で、法律で義務づけられているように、企業が社会的に何をやっているか
ということは公開されなければならない。よくいう情報公開ですけれども、株式市場
でチェックされるわけです。「会社四季報」でその経営規模や、状態はわかるわけで
す。外部の人が株を買うことによって、組織を維持、その組織のコントローラーにな
ることもできるのです。そう意味では、組織構成をしっかりやっていけば、株式会社
も便利な組織として機能できる。ところがSOHOは、必ずしも株式ではなかったり、あ ったとしても上場させて、株を売買させようとはあまり考えない。

 欧米型の法人がそうです。有限会社が多かったりするのです。有限会社、一族経営
であったり、ファミリー型で、なるべく情報を公開していない。家業という形もそう
ですけれども、なるべく公開しないで、自分たちの利益集団だけで、ギルド的なネッ
トワークを作ってですね、利益を保全していくのです。それを代々引き継いでいく。
伝統にしても、技術にしても、あるいは商売のノウハウにしても、利権もそうですね 。そいうふうな形態がもともと資本主義的なものであった。

 日本の場合はちょっと特殊で、大手は株の持ち合いが多い。法人というのもお互い
に株を持ちあっていますから、個人所有者がいない「法人格」という、得体が知れな
いもの、「カイシャ」という人格がお互いの株を持ちあっている。逆の意味で中心が
ないですし、お互いに責任もない。非常に奇妙な日本的連鎖構造がある。けれども、
株が公開された企業の場合は、与信証明というのは明確ですね。例えば「NHKの職
員です」といえば、だいたい何者であるかわかるのです。ところが私が「クラブハウ
スをやっています」といっても、何者であるかわからないわけですよ。クラブハウス
という言葉からでてくるイメージで、判断される。あるいは「自分は今までこんな仕
事をしてきました」、ということで説明する。実は私の場合、自分の仕事を紹介する
ときに、出版という言葉を使う。「出版会社をやています。‘SOHO独立開業ビジネス
の素’という本を最近出しました。朝日新聞で紹介されて、今4刷で好調なのですよ
」といえば。まあ「出版屋さんですか」ということで、とおりがいいのですね。とこ
ろが「マーケティングというのをやっているのですけど」「最近の女子高生マーケテ
ィングで、口コミで…」ということを話すと、まあなんというか、少し軽く見られる
。ましてや芸能関係のコンサートやイベントの仕事とか、ゲームというと、もうビジ
ネスではないという顔をされる。(笑)「あ、そう。」みたいな感じで、ノリはよい
のですが、そういう社会の中でまず、評価が安定していない。そういう業種というの
は、SOHOは依然としてあって、伸びている業種こそ動きも激しいでしょう。そう
いうのが、まだまだ一般の市民感覚ではないかなと思うのです。ですから、SOHO問題
を語るときに一番本質を伝えやすいのは、冠婚葬祭の場に出たときに、SOHOの人が自
分をどういう風に表現するか。多くの方が自分を卑下していると私は思っている。大
組織の取引先なり、つきあい先の人が登場されて、そういう人たちに暖かく見守られ
ていて、自分も成長させていただく、という言い方をするのです。単なる謙譲ではな く、「自己証明」ができない苦さがある。

-SOHOにとっての「与信」「保証」の必要性
 欧米の人は違うみたいですね。「自分は組織から自立して、これから自分の夢を作
り上げていきます」そういう風に挨拶をする。そこには非常に、日本的風土の中で組
織を語るのとは違う特徴がでていて面白い。この問題は、SOHOブームがあっても、「
あっ、そうか」という風に、SOHOに対する不信感が消えるものではない。ですか
ら、「与信」とか「保証」というものをいかに作り上げていくかが、ビジネスを語る
上でも、重要だろうと思います。当初、2年くらい前に我々が言っていたイメージは
、組織的には「農協」です。「農協をイメージして下さい」。農業をされている方は
、みんなSOHOで自立してバラバラですけれども、農協という巨大組織というか集団が
、銀行としては何位ですか、第4位、5位ですね。流通組織としてどれだけ売上があ
りますか。とんでもない売上がありますね。生協でもいいですね。生協というのは、
小売りでいうとダイエーの約2倍の売上を持っていますよね。個々の生協は今、弱か
ったりしますけれども。いわゆる「売りの完結」というか、「自分たちのことは自分
たちでやっていこうではないか」。マルチメディア社会にふさわしいネットワークを
、例えば「全国SOHO事業協同組合」みたいな形態であるとか、他の方法でも良い
のですが、「巨大な信用創造を与える器」を、作り出していけないだろうかと。そう
いうことで、我々ギルドも、注目もされましたし、実際に色々な企業が、今参入され ています。

-デジタル&ネットワーキング
 このテキストでは、ビジネスの話をするよりも、そういうSOHOにとってどういうよ
うなものが必要か、逆にいうと、SOHO社会にとってどういうマーケットが伸びていっ
て、マーケット自体がどう変わっていくかということも指しています。図でいうと右
側の方に「デジタル&ネットワーキング」というカテゴリーがあります。これは従来
でいうメディアになると思うのですが、SOHOとマルチメディア社会では、メディアと
いう伝達するための媒体が、そのまま販売セールスに直結している。 ホームページが良い例なのですが、ホームページというものがバーチャルなショップ
として存在していれば、そこにデジキャッシュなりクレジット機能がついていたり、
「EC」という実際のオンラインバンクとしても機能している。これは、よくいいま
すけれど、宣伝という行為が「伝販一体となり、情報自体が物のセールスという機能 に切り替わっていくことです。

 ですから、ここに書いてある例えば、「SOHO電子政府サービス」も象徴的なものと
して重要です。これは何かといいますと、今でもSOHOとか、そういう人たちに対する
公的支援サービスというのはあるのですね。自治体だけで3000あって、窓口が2
万、3万もあるような、色々なサービスが、何万種類も実際行われています。ところ
が、それがどこにあるのかはわからないのです。特殊法人から、それは役割機構の弊
害で、政府内でもわからないのです。実際サービスが開始されて2年たって、予算消
化後、出口の会計監査院あたりでやっとわかるのですけれども、それでは我々SOH
Oにとっては「何の意味も無い支援サービス」と同じです。恐らくかなりの大きな予 算とか、サービスが無駄になっている。

 子供がそろそろ成長したので託児所に子供を預けてお母さんが、SOHOとして仕事を
始める。そのときに育児所、託児所情報を調べようとしたときに、地元の区とか市町
村の窓口で基本情報を得たりはできますが、関連する情報がどこにあるか。役所には
その情報というのは無いのですね。マスメディアでは細かいエリア情報とかは、教え
ない。ところがインターネットでキーワード検索エンジンをはしらせれば、民間の業
者さんから色々な企業からのサービスがチェエクできる。仮に「SOHOサイバー政府」
とネーミングしてもいいと思うのですが、SOHOサイバー政府でユーザーが、検索して
でてきた情報を、SOHOサイバー政府が、既存の縦割官僚機構を超越して提供した情報
であると捉えるのです。捉えることによってそこにサイバー政府エージェントとして の「SOHOのための新しい組織」が生まれてくる。

 ちょっと、理解していただけないと思うのですが、インターネット社会、マルチメ
ディア社会、さっきの電話社会もそうなのですが、パラダイムの本質はあくまで「ミ
ーイズム」なのです。「自分が中心」なのですね。自分のまわりにマッピング、地図
がある。政府があって、企業があって、ファクトリーがあって、自分が末端にいると
いう感覚がないのですね。自分がいて、自分のまわりに自分の好きな物とか、嫌いな
物がある。いくつかあるものの中に、その中にかろうじて、公的な政府があるという
構造。そういう新しい地図感覚が、恐らくSOHO社会、メディア社会、もっといえばデ
ジタル的な都市や国家の新しいイメージとなっている。「新中世」といってもいいの
ですが、社会の常識になっていくのではないかな、と個人的には考えています。

 ここで、整理してみます。まず自分を宣伝していく、PRしていく「イエローペー
ジ機能」サービスを持っているホームページがありました。仮に20くらいありまし
た。じゃあ、そこに登録しましょう。今、ありますよね「一発登録」、登録をさらに
代行するためのサービスが、そういうのがあるのですよ。検索エンジンだけでもYa
hoo Japan(ヤフージャパン)をはじめ、日本語の検索サービスが300ありま
すから、300にいちいち張り付けることができないのですね。それをすべて代行し
ていくれる、「一発登録」屋さんというのが登場していたりする。あるいは自分のワ
ークスキルをPRエージェンシーしてくれる、「SOHO登録」屋さんみたいな業者もた
くさん登場している。同じように自分のサイトに自分にとって都合の良い情報を、提
供してくれる人や、企業をリンク集にした自動編集サービスの「ポータルサイト」が
、とても注目されています。それはリアルの世界でもそうですけれど、自分に都合の
良い情報というのは入ってきますよね。都合の悪い情報は切ってしまいます。ですか
ら今、サイバーのせいかいでは、常識が無くなっていると言われる。「異様に自己中
心的な情報社会」。自分を中心に情報を発信していく。他から寄せられる情報は自分
がセレクトする、チョイスする。そういう情報社会は、「情報レス社会」でもありま
す。情報が多すぎては、逆に意味がない。意味のない情報は情報でないですから、情
報をどんどんカットしていく。そういう意味での、新しいメディア構造が生まれよう としているのです。

●SOHO市場の展開イメージ
 それは、そのままマーケットと連動しますから、次のテキストをみていただくと、
恐らSOHOマーケットというのはこういう形で今後どんどんブレイクしていくので はないかなと思います。

-SOHO事業所支援
 今、SOHOに関する市場開発の研究というのは、私が知っている団体、研究会では2
0から30位あります。多分自治体なども個別で、色々制度などを作られたりしてい
るので、ある人によると日本だけで、200ともいわれているのです。マーケット規
模というのを推測するのは非常に難しい作業なのですけれども、2番目の囲みフェー
ズのところに書いていますが、一応10人以下の事業所を、SOHO事業とした場合、平
均5.2人のSOHO事業所が使っている年間の損金勘定ができる事業所維持費用は(人
件費を除く)、平均して約500万円ぐらい。あくまで仮定ですけれども、500万
ぐらいにすると年間、26.5兆円のマーケットが今現在ある。私の事務所はスタッ
フ3人でやっているのですけれども、バーチャルスタッフ的なブレーンというのは2 0人、30人は当然います。
 例えば今プローモーションの仕事とかは、こういうご時世ですので厳しいのですね
。例えば数年前の、東京ドームさんあたりで、非常におもしろい仕掛けの仕事をさせ
てもらっていたりすると、数億というお金が動きます。一人でもマーケティングに関
与して、何千万単位の受注がある。ただ、それが常時続くわけではないですね、SOHO
の場合は。瞬間あったり、なかったり。この年は非常に大きい金額、「5億円ぐらい
ありました」。ところが翌年それが続くかどうかはわからないのですね。系列でもな
んでもないですから。そうなった場合は固定費が大きいと、非常に経営的にはシビア
なのです。人を10人雇っていた場合、無駄なお金が年間で何千万もかかる。それを
カットするために、いまSOHOの人は、かなり組織をバーチャル化的して、事務所も小
さくする、自分の自宅にしてしまう。その代わり自宅を大きくする、設備投資をする
現象が動いています。500万円というと非常に小さな金額なのですが、最低ミニマ
ムで見積もってもこれくらいのお金がいる。支出内訳は、銀行でいうところの、ファ
ームバンキング、ホームバンキングというものであったり、与信関係のコストであっ
たり。あるいはSOHOハウジングの家賃やローンです。最近インターネットなどですと
、ISDN対策であったり、専用回線を導入した、SOHO型マンションも増加しています。 引っ越しや、SOHO住宅のリフォームなども。

-SOHOライフ支援
 あと小売・流通関係でいうと、プラス社の「アスクル」。よくSOHO市場の成功
事例で語られますけれど、ファックス、コピー機のOAサプライ。コピー用紙を頼め
ば翌日配送していくれる。そういう風な「安近短」なデリバリービジネスが非常に盛
んなのですけれど、すでに30万社をネットワークしたアスクルさんのようなものが
、典型的なSOHOサポートビジネスではないかなと思うわけです。ギルドでも、最近は
自分で赤坂にSOHOアンテナハウスを開設して、SOHOサポート市場活動をモニター チェックしています。

 例えば今コンビニエンスストアが、マルチネットワークビジネスをされている。端
末で注文を取って、5万種類くらいの商品がカタログ購入できる。インターネットユ
ーザーやSOHOの中継基地としてのコンビニエンスストアの機能を作り出している
。リクルート系のポケモンの仕掛けをしたメディアファクトリーさんが、ダイエーの
ローソン5600店舗で、Loppiというのをやっているのですけれども、500
人規模のオーダーがあれば、商品をOEMで作る。これはいわゆる「ポパイ」「ホッ
トドッグフプレス」とか、ああいうところにでてくる100ロットぐらいしか、作ら
ないSOHOや若者向けイメージ商品を、コンビニエンスストアで注文があれば作り
ますよ、とまあそういう風な、「One to One」ビジネスですね。もちろん
アスクルのような一般消費財を当然扱っていたり、写真集を扱っていたり、いわゆる
手に入りにくい財をあつかっているのですけれど、最近はコンピューターまわりに各
CVSは力を入れている。10円メール、ポケットメール、ああいうモバイル端末商 品というものを扱っています。

 我々もゲーム会社のショッピングサイトというのを受注・運営しているのですけれ
ども、今、受注という言い方をしなくて、24時間Webですので、「Webマスタ
ーをする」という風に言います。我々の場合、日本語と英語でやっているのですけれ
ども、300とか400というタイトルを作る。新商品というものは時期ものですか
ら、長野オリンピックの前は、長野オリンピックがらみの商品をプッシュする。その
後は、ワールドカップ関係の商品をおとしていく、強化する。強化するというのは、
Web上比重を強め、プッシュする。そうすると当然、売上が上がるわけですね。コ
ナミさんクラスでネット下院が8万人。問題は、どう物流を動かしていくか。98年
の3月までは、コンビニがそこまで参入していなかったので、だいたい「代引き」と
いうのが主流でした。クロネコさんみたいなところに頼んで、そこが持っていって、
例えば高校生が注文していれば、お母さんが「文句を言いながらでも」払うとか、そ
ういう形でやっていたのです。ところが98年の3月以降は、急にユーザーの5割が
「コンビニ後払いシステム」を採用しているのです。結局、注目されるほど、ECや
オンラインクレジットとかは使われないのです。まあ、ゲーム商品、CD-ROMだ
からというのもあるのでしょうけれども、5割の人がコンビニエンスで商品を受け取
る、そういう形態です。これはアスクルみたいな新しい流通システムが登場すること
によって、刺激されて既存の大手流通が動いている。カテゴリキラービジネスという か、そういうトレンドが各方面で急速に拡大しています。

-SOHOと税の問題
 そういうことは今後、個人の「ライフスタイルマーケット」に関しても、当然起こ
ってくる。つまり、SOHOというのは重要なことですが、「法人会計と家計が融合して
いる」ことが多いのです。自分が自宅で八百屋さんをやっていると考えてください。
昔マンガで「モーレツ ア太郎」というのがありました。そのモーレツア太郎がです
ね、子供だてらに商売をさせられている。お父さんいないから、するしかない。その
日の売上でもってその八百屋さんが、何かを買ってきてそこで食事をする。デコッパ
チというアルバイターがいる。その弟分に店を任せてニャロメと一緒に沖縄旅行に行
く。そういう風に彼らのSOHO的日常をイメージしていただきたいのですけれども
、そのとき出入りするお金に関しては、モーレツア太郎にとっては「すべて自分のお 金」なのです。

 よく税務署が、SOHOの税務内容を50%しか把握できないといいますね。結局、ど
うしてかというと、どこまでが公的なお金で、どこまでが私的なお金か、SOHOは曖昧
なのです。企業の場合は会計監査等、色々はいります。もちろんSOHOでも法人企業で
あれば、当然チェックはされます。ただ、売上が小さい場合税務署もそんなに細かく
言いませんから、特に税理士を置かないで自分で、申告に行く場合は、税務署の署員
も、彼らもビジネスですから、税金とれないような所は相手にしないのです。「おた
くはもういい」と「これぐらいでよいですから、税金だけちゃんと期日に納めて下さ
いよ」と。赤字申告をしても、「ああ、そうですか。大変ですね」ということで済ん
でしまう。ところが、実際の所はみんなうまくやっている。ですからこの問題は、今
後社会全体のSOHO化が進展すると、行政や自治体からみると非常に深刻な問題に
なっていくでしょう。サラリーマンが自宅で仕事をして、副収入を得ても、申告され
ないケースが多い。これからいわゆる大きな組織は、いよいよ難しくなっていきます よね。

-自治体におけるSOHO政策の今後
 特に自治体からみれば、大きい組織や工業団地を誘致してそこで税収をあげようと
いうのは、ことごとく70~80年代は失敗しましたから、それは考えていない。自
治体が今後も独立してやっていこうとするためには、SOHOを誘致していくしかない。
ですから有名な「三鷹市SOHO都市宣言」とか、高知四万十川とか、色々なところでS
OHOプロジェクトが動いていますけれども、SOHOの方に来ていただくためにはどう
すればよいか。法人税を落としてもらうためにはどうすればよいか。あるいは、地元
の人たちが他のSOHO都市に流れないで、地元に住んで、そこで住民税・法人税を払っ
てもらうにはどうすればよいか、ということ真剣に考えます。そうなると、各地域に
SOHOセンターとか、先ほどいったテレワークなどの、サービスセンターを作らなければい
けない。そういう背景もあって、国土庁や各省庁が旗を振って、各家庭に光ファイバ
ー敷設をあおっている。98年の夏、野中自民党幹事長代理(当時)がぶった、16
兆円の緊急経済対策費のうち、当初の予算というのは、光ファイバーを敷設するため
に使おうとういうことだったのです。あの時は、そういう風にならなかったですけれ ど。国がテレワークやSOHOを推進せざるを得ないことは自明です。
( *注・その後98年11月に「テレワーク推進」が閣議決定される)

 ですから、形はどういう形になっていくかわからないのですが、いわゆるおおもと
の政府にしても、自治体にしても、個別の企業にしても、マーケットの形成の仕方が
そういう形になっていくだろうと思います。ところが、今でもブラックボックス化し
ている、個々専門的領域が、SOHOというスキームで、もう一度再整理されるためには
、膨大な時間と作業がかかる、のではないかなと個人的には感じています。ですから
、農協的なもの、生協的なユニバーサルなサービス組織コンセプトを導入して、組織
を作って、そこで自主管理的にマーケットを運営していこうというやり方を、すでに 各組織がやっています。

 例えば、労働省は、KSD財団というものをやっています。KSD財団の元に、系
列株式会社が今30社ぐらい登場していますが、これは100万人会員の、SOHOとい
っても主に、農林とか水産、いわゆる比較的古い産業、第一次産業の人たちの、ため
のものです。また、ベンチャーリンク社という会社が、今10万法人を126の金融
機関と共にサポートしている。内30%ぐらいがSOHOといわれています。最近はこう
いうものも一種、先行するSOHOサポートネットワークと、我々は捉えています。

●ギルド&SOHOのネットワーキング・チャンネル
 次のテキストでは、そういったマーケットの流れの中で、どういう風なネットワー
クや、チャンネルがあるかを整理しています。この中では小規模な「SOHOサポー
ト博」みたいなものから、月刊誌、メールリングリスト、メールマガジンといったよ
うなものもかなりでてきて、SOHOをサポートするためのビジネスのスキームには、「
ワークス」仕事ですね。それと「マネー」、これがやはり重要です。よく個人資産1
千百兆円マネーといいますが、こういった1千百兆円のうち、50%くらいは実はSO
HOの事業資金。SOHOの経営者の人たち、そういう人たちの個人資産は、イコール金融
機関からみれば、事業資産だという説もあります。リスキーな担保用件として、50
%くらいは個人資産であって、必ずしも固定的なお金ではないのではないかと。ある
いは、ハウジングローンなどを組んでいった場合、実際は使えないお金だったりとか
。マネーに関する部分は大きいですね。さらにSOHOの場合退職金とか、年金は非常に
弱いですから、かえってビックバンによって、SOHOは一番投資効率の良い投資金
融商品に運転資金と、老後に対する投資を預ける可能性が高い。そういう意味で、僕
らに問い合わせが多いのは、国内の金融会社ではなく、外資系です。生保系の方も聞 きに来られたりします。
 あと、「マーケティング」ですね。インターネットによるオンラインショッピング
のようなものから、「B  to B」「B to C」ダイレクトマーケティング
、コンビニエンスストアなどを通じた、ハブ的な新しい流通チャンネルです。あと、
個別の共同購入といったものがでてくるでしょうから、「サービス」ですね。個別SO
HOの人たちが、自分たちの作った商品を自分たちで販売する、「C to C」的な
サイバーショップですとかそういうもの。そういう、ワーク、マネー、マーケティン
グ、サービス、これらのビジネス領域と、それを媒介していくための「スペース」や 「オン/オフ」の各メディア。こういうものが登場してきています。

●ギルド&SOHOのネットワーク・チャンネル2
 次のテキストでは、ご参考までにギルドのメンバーにどういう業種の人がいるのか
、比重分類を出しています。また、ギルド以外に、最近急にSOHO、SOHOと言いはじめ
た、ネット系の組織で、SOHOを名乗っている団体がどのくらいあるか紹介をしていま
す。はっきりした数字は、URLをチェックしても、数が増減するのでわからないの
ですけれども、まともに活動しているところで40ぐらい。SOHOのためのサービ
スをしているインターネット番組が140ほど、今現在あります。これはクリエータ
ーだけが集まってやっているものとか、「アマゾネット」のように女性だけのサイト
であったり、あるいは「SOHO WEST」「SOHO埼玉」とかエリアでやって
いるもの、「週刊SOHO」や「日刊SOHO‘S REROT」というメールマガジン
、情報発信に限定しているMLマガジン系など、たくさん登場してきます。

●ギルドが提唱する組織コンセプト
 -みんなバラバラだけど、つながっている。小さいから巨大になれるエージェント です。-
 最後に、そういうSOHO化の流れの中で、我々のギルドが提唱している組織コンセプ
トを紹介します。SOHOは基本的にはバラバラに存在している。自立して存在して
いる。自立して存在してはいますが、信用保証という意味では非常に弱いので、それ
を農協とか、生協のように一つの法人として、あるいは一つの組織としてとらまえて
、それで交渉の共同窓口を持って、行政とか、対メーカーさん、インフラ系のユニバ
ーサル機関に対して、消費者やパートナーとして交渉をできないものかと考えています。

 例えば「電話料金が高いから、もっと安くせよ」とか、「来年、こういう車を買う
とメンバーがいっているから、これくらいの値段で作ってくれないか」とか、そうい
う風な「SOHOの市場調整を組織的にできるように、今後目指していこうではない
か」、といった意味で図を整理してみました。従来の株式会社と違うのは、あくまで
個々のメンバーとしては独立した事業者なのです。個々の人たちはいわゆる、おやま
の大将というか、「SOHO大将」という、まあボスなのです。ただ、力がないのでみん
なで一つ便宜的に事業協同組合的な「SOHOのための公的な器」をつくって、自己
完結型のビジネスをしていく。「相互扶助型」といってもいいかもしれないし、「協
同生産購入」といってもいいかもしれないが、そういうようなものをやって「SOH
O全体のセイフティ・ネット」と信用創造を開発していこうじゃないかというプラン です。

 その事例として、今までやってきたことを出しています。例えば、この16番目の
、我々クラブハウスの事例なのですが、JAS、いわゆるエアーラインさんの、97
年レインボー777新型ジャンボの国内線竣工というのがありました。黒沢明さんが
、虹のデザインを期待に描かれたのですが、その次のデザインはインターネットを使
って、一般公募しようではないかと。その地球レベルでのデザイン公募をわれわれが
やりました。これは96年だったのですが、世界から1万点くらいの作品が集まって
、それを実際97年の春から、日本の中学生の作品が採用され、羽田―札幌間を、今
実際に就航しています。こういうものが、ひとつの象徴なのですが、SOHO型ビジネス
です。「プロシューマー型マーケティング」です。いわゆる、ユーザーがものづくり
に参加して、それ自体がプロモーション効果となって、企業からいえば自社の商品を
、ユーザー参加で作り上げていく。しかも、その共同作業をWebで公開して、世界
の人たちと共有していく。これは少し進歩的な事例ですけれども。21世紀のモノづ くりの新しいモデルとなっていくでしょう。

●まとめ
 以上、非常に大雑把に、SOHOという概念をご紹介しました。まだまだ未整理なもの
ですし、私自身研究者ではないので、SOHOネットワークを提唱している立場からの報
告でしたので、非常に長くなりました。その他、SOHOの具体的なイメージをお伝
えするツールとして、SOHOに力を入れる日立さんとわれわれギルドで作った、「
SOHOワークスタイル」というパンフレットがあります。これは、シンボリックなパン
フレットだなと思ってます。まず、商品自体が、「MPEG」カメラという、日立さ
んしか作っていない、世界標準のデジタル通信専用カメラです。動画の情報発信に優
れていて、まだ一般向けではないかもしれませんが、自宅を放送局のように、スタジ
オとして使いこなすことができる。非常にSOHO的ですね。実際に設計事務所とか、W
ebデザイナーが、いわゆる何百万円という設備投資をしないで、自分の所から動画
を圧縮して、インターネットで素早く発信できる。しかも、わずか数十秒の作業で終
わるので、非常に便利です。今後トライアルで、SOHO向け直販をやろうというこ
とになり、今準備している。この世界というのは、マーケットのスピードが速いです
から、あっという間に新技術の商品もプライスが半額ぐらいになってしまうのですね
。ですから、半年ぐらいたつと量販店へいっても欲しい商品がなかったりする。そう
いう意味では、マッチングマーケットとしての、SOHOサポートというのはビジネス的 にも、期待は大きいようです。
ですから、今後我々の方もユーザーの声を吸い上げて、ユーザーからメーカーに提案
していく。もちろん、大手企業だけでなく、我々自身がSOHOををサポートしつつ
、SOHOスタイルを何とか社会的に定着させていきたいなと、考えています。

 以上、大雑把で、逆に皆さんの頭をSOHOというキーワードで混乱させてしまったと
いう気もするのですが、もしご質問とかがあれば宜しくお願いいたします。


質疑・応答

質問:SOHOの今後のボリュームについて。博報堂さんの調査の295万人というのは
、どのような根拠でこのような数字になってくるのか?(資料P11「日経トレンデ ィ」左上の記事)

河西:これは、日本サテライトオフィス協会の数字ですね。サテ協と言いまして、一
番最初にお話ししましたように、組織系のSOHOですね。サテ協さん自身が、大手企業
と政府系の、サテライトオフィス推進を研究する団体です。そこで、調査対象になっ
ているのが、組織に属していて、サテライトオフィスに勤務する、あるいは、週末サ
テライトオフィスに行って仕事をする。雇用契約と持っている人の中で、在宅テレワ
ーカー勤務。それが80万人なのですね。その人たちが2001年にな300万人に
なるという風に、協会が見通しているのです。これは、あくまで大手企業の、300
万人以上の企業に属している人、勤務者が690万人なのです。ですから、約半分の
人が、20010年には、何らかの形で、すべて100%テレワーカーではなくても 、部分的にテレワークをする。
これは空間的な意味でのテレワークは少ないかも知れないので、裁量労働制が導入さ
れていくと、労働法的にはテレワークというか、SOHO系も入ってきますから、9to
5で、9時に出勤して、そこで「さあ、始業時間が始まりました。仕事をするぞ。」
という形ではなくて、もうメールが朝6時くらいに来てしまうわけですから、そこか
ら労働になるのですね。そういう意味で、テレワークはやらざるをえなくなる。です
から、あまり数字的には、私は根拠がないと思います。難しいと思うのです。ただ、
重要な数字だとは思います。もっと、我々の立場から言いますと、我々のような昔か
らFAXや電話を使って仕事をしている人は、テレワークではないのだ、といっても
それはどこにも答えはないのです。調査対象に元々なっていないわけで、本当は「組 織系テレワーカー」と、カギかっこでした方が良いのです。


質問:数字のことを少しこだわったのは、首都圏コミュニケートというのがありまし
て、2010年か20年ぐらいに、首都圏をどうするか、計画をたてる場合に、テレ
ワークの増大によって、今東京の中心部に人が流入しており、通勤困難の問題があり
、それがかなり軽減されるだろうというのが、政府の考えなわけですね。現実にテレ
ワークが推進されれば、そうなるのだけれども、日本では本当にそのような土壌があ り得るのか。感覚的にどうなのか、というのをお聞きしたいのです。
 アメリカのカリフォルニアなどに行きますと、労働形態に対する考えはSOHO的な感
覚をもっていると思うのですが。例えばイギリスなどでは、サッチャー政権でかなり
SOHOビジネスに対する政府の補助というものを出しましたから、かなり定着している
。日本の場合は、それに対して何をするかというと、大したことをしていない。そう
いった社会背景であって、どれくらい日本人はいくのかなというのが、分からないの
ですね。それに関してどのようなイメージをお持ちなのかお聞きしたいのですが。

河西:かなり難しいのではないかということが、サテライト協会とか、あと民間でI
NFというのがありまして、フレックスワワークなどを研究しているところなのです
が、かなり国際的にも開かれているところなのですが、良く話にでるのは、便利には
なるし、効率も良いのだけれども、組織的な部分で距離感があって、不安だという。
逆に、監視カメラみたいなものがつくことを、嫌がったりするじゃないですか。SOHO
の人たちは、望んでいる。観てもらいたい。逆に職場をカメラで観ていたい。そうい
う物理的な一体感が欲しい。若者でいう、「繋がっていたい」感覚だと思うのですね
。空間的に繋がっていたい。ですから、大手組織の方や、営業マンの人たちは、効率
が良いからという形でテレワークセンターがつくられていますが、これはいくと思う
のです。ただ、企画セクションであるとか、そういう人たちが丸の内が遠いので、通 わなくなるかというと、どうなのかな、という気もします。
 ただ、そうじゃないところが、現状の形態が崩れていくと思いますので、僕は結果
としてテレワークというものは、普及するというか、概念の問題なので、テレワーク
自体は、もっと人口は減ると思うのですね。テレワークとして捉えているかというと
、多分勤務しにそこまで行くという、という在宅勤務とか、空間移動のことをさして
テレワークといっているので、9to5で、職場以外のところで仕事をするモバイル
ワークとは、みんなしていますよね。それから、インターネットとかを使って、メー
ルでお互いに情報交換をする。そういう人たちはそうですし、必ずしもテレですから
、インターネットやコンピューター通信に限定しているわけではないのですね。FA Xや電話もテレワークなのです。
ですから、私は普及しいく気はしています。


質問:その時に、実態としてサラリーマンのテレワークは進んでいるのですが、結局
それを、もっと推進させようとすると、住宅整備の問題で、一つの独立した書斎をも
っていないといけないとか、通信設備の問題がでてきますよね。その時に何らかの措
置が必要や、公的な補助とか、裁量労働制の現在対象になっている人より、もっと拡
大していくとかをやっていかないと、実態として、テレワークをやるというのは、企
業のオフィスでの仕事を外に出していって、そのワーキングスペースを個人に押しつ
ける、そういうことになってしまう可能性もある。そこのところを、かなり声を大に
してやっていかないと、かえって苦しい面があるのではないかという感じがするので すが。

河西:そうでうすね。SOHO問題というのは、大手組織のフラット化とか、機能分散、
あるいは経費の削減という面でみたら、労働組合の人たちは反対するのですね。この
間、あるテレコミュニケーション系の方と話をしたのですが、彼は民主党を支持する
のですが、SOHOは当然無党派ですよね。もしかすると自営業だから、自民党かもしれ
ませんよね。55年体制の経営者の方達と労働者の対立が、55年体制だったのです
が、今回のポスト冷戦というのは、組織VS個人の対立なのですね。組織という意味 での、既存労働組合の組織も、一方で組織なのですね。
 たとえば、SOHO労働者に銀行はお金を貸してくれない。ところが、銀行に関しては
、資金が銀行経由できますから、政府の補償強化といっても、そこで蛇口が止まって
いるのです。その蛇口がとまっていて、どこにいっているかというと、大手の組織の
ビルディングの維持費、人件費なのです。当然ボーナスなど出せるわけないのですね
。その、なのに我々SOHOは8兆円ぐらい、租税の納金をしているといわれているので
すが、税金が投資されて戻っているわけでもないのに、税金だけもっていかれる。ど
ちらの視点でみるかによって、SOHO問題もずいぶん性格が変わると思います。おっし
ゃるのは、良く分かる話で、その時に個人負担になるではないか、というのは、私は
個人負担になると思います、多分。企業は、そこまではできない。労働組合が反対す
るのは良く分かるのですが、逆に生活者の側から、SOHOの側からみると大事にしてく
れよ、というのが主旨です。

韓国SOHOセミナー2007講演

  • 2008/04/29(火) 01:42:49

●ソウルの「SOHO セミナー2007」
ハングル翻訳されたサマリー採録。

本当は、もっと政治的な脱近代国家な話をしてきたいが、韓国商工会本部が会場では、これが限界だろう。 とにかく、明日直前の会合に出ないと韓国政府、財界、市民のSOHO 認知のレベルがわからないのだから、専門的な話は無理。

かって日本初の幕張会場の「コムデクス98」や「PC WORLD 」で話したときも、聴衆側のニーズがばらばらで、大変だったから、当日の空気でトーク内容を変化させて対応するしかない。

ただ言えることは、98年当時は、まだグーグルもユーチュブ、セカンドライフも存在しなかった。ネット村の住民は5000万人から10億人にまで20倍になっていることだ(爆)


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●SOHOとは?

時と場所に制限されない、新しいワーク&ライフスタイル
労働者5人に1人がテレワーカーに?
アジアの5000万社・2億人以上の巨大人口のSOHO が、世界の未来モデルをつくる!

前財団法人日本SOHO協会副理事長 
河西保夫(kawanishi yasuo )




● 「自宅での仕事を可能にするテレワーク人口の倍増を目指すなど、世界最高水準の高速インターネット基盤を戦略的にフル活用し、生産性を大幅に向上させます」
(2007年、安倍総理大臣所信表明演説より)

●労働者5人に1人がテレワーカーに!?
日本政府「2010年までにテレワーカーが就業者人口の2割を実現」 
「テレワーク推進フォーラム」
(http://www.telework-forum.jp/)
「IT新改革戦略」(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/060119honbun.pdf)

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●1、SOHO(ソーホー)とは?

・Small Office / Home Office workers ・placeの頭文字の略称
・1995年、マイクロソフト、IBMが日欧米5000万SOHOを次世代市場に
・デジタル業界を中心に言葉として普及
・SOHOの語源は、NYマンハッタンのSOHO地区にアーチスト、フリーランサーのSOHO
が多く住んでいたことにも由来
・SOHOギルド(河西提唱)96年誕生。99年に日本SOHO 協会設立


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●2、SOHO の2つの定義、特性

1、企業、自営のテレワーカー(遠隔、在宅勤務者)という特性

1)「情報通信手段(ITインフォメーションテクノロジー)を活用して、
場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をする人」

・自宅、サテライトオフィス、 テレワークセンターで、またはモバイルワークにより、
通常勤務する場所以外の場所でITを活用して1週間あたり8時間以上働く人。(国土交通省の定義)
・2005年の日本政府調査で、テレワーカー率は10.4%で、前回(2002年)調査時点の6.1%と比べると、約1.7倍に増加。「広くとらえたテレワーカー」(週8時間未満)の割合については28.5%、前回調査時点の9.5%と比べて約3倍に増加。

2)テレワークの中心は、ITを活用した事務、販売、サービス、宣伝企画、クリエイティブ、資格業、
に代表されるエンタープライズ(企業)のホワイトカラー、ベンチャー、専門職的事業従事者たち

3)モバイルワーカー、サテライトワーカーともいわれる


2、スモールビジネス、ホームワークとしての特性

1)ITを使う10人以下程度の中小企業、自営業、フリーランサー
 業種は無関係。(SOHO という職業や業種はない)

・大半がITを使うので、日本では法人150万社、法人350万社、計500万社
(平均3人、約1500万人)総務省統計
・日本では国民の3人に1人が家族にSOHOがいる
・米国では自宅ワーカー人口だけで4200万人以上の規模(1990年代)

・伝統的に家族事業が基本のアジアでは、もっともSOHO が多い
  5000万社2億人以上の巨大人口が、世界の未来モデルに!
  ---日本、韓国、米国、中国、他で早く「SOHOの国際統一機構」を構築すべき

・巨大なSOHOオフィス維持のための経費市場は、日本で推定約20兆円
(1社平均年間400万円支出、人件費は含めない)

2)家業、副業、個人ワーク
・統計にでてこないホームワーク全般、副業、内職。家業の手伝い
 例えば、ネットオークション、ブログ、ネットショップ、アフィリエイト等

3)ボランティア、非営利活動(NPO)、政治、宗教的活動など
・自宅で趣味の活動。社会的なサークル運動、選挙や政治、宗教活動
・SOHO は賃金労働や雇用労働にこだわらない。大変重要な特性

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●3、SOHOが世界的に注目される「web2.0 」背景

・インターネットが「web2.0 」まで発展し、ロングテール(SOHO)市場が浮上
(アマゾンやグーグルのように、無数のスモールビジネスがネット経済の主流となった)

・「時間と場所の制約がない」働き方が可能
・地方でも自宅でも、自由に仕事ができる
・世界中で20億人が携帯電話、ネットにつながる市場のグローバル化
・企業雇用の変化(日本では終身雇用から自由契約に)独立化

・労働者の多機能化で生産性向上
・少子化/高齢化問題への対策(在宅女性、障害者、老人、学生の社会参加)
・地域活性化の推進
・渋滞や満員電車の緩和
・CO2削減など環境問題への寄与

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●4、SOHO は自由なワークスタイルであり、ライフスイタル

1、会社や組織に縛られない自由なSOHOスタイル

・時間の自由(通勤がない、休みも自由に、毎日が日曜日に?)
・場所の自由(ベッドの上でも公園でも?  都市でも、田舎でもOK )
・仕事の自由(やりたい仕事、自分の才能、特技をいかせる)
・生活の自由(家族との時間、リラックスした自宅、空間で仕事)
・お金の自由(収入は自分次第で「金持ち父さん」に。経費も自己判断)
・マインドの自由(精神的な豊かさを追求できる。組織のルールに束縛されない)

2、SOHOで好きな自分になりたい (ITスキルで夢を実現)

・クリエイターSOHO
・ベンチャービジネスSOHO
・プロフェショナル/資格SOHO
・ホームワークSOHO
・副業SOHO
・夫婦、親子、家族、仲間SOHO
・地方SOHO 、田舎SOHO

3、不安なSOHO、弱いSOHO

・収入が不安定(働いても、赤字になることがある)
・社会的な信用が低い(自由業、フリーランサーはクレジットカードもつくりにくい)
・社会保障が弱い(社会福祉、病気の保障、失業保険、退職金がない。年金が少ない)
・経営者なので自分ですべてやる(マネージメント、経理、資金繰り、雑用)
・すべてのが自己責任に(売り上げ、会社の評価、能力がそのまま実績に)
・孤独になりやすい(仕事がうまくいかないと、不安になり精神が不安定に)

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●5、SOHOにむいた業種、職種

●出版社●広告制作●パソコン通信●インターネットサービス●TV・ラジオ放送番組制作●アナウンサー・DJ●編集制作●アニメ・コミック漫画制作●企画家業●一般写真業●商業写真業●デザイン業●著述家業●芸術家業●司会・モデル
●スタイリスト●レンタルスペース●印刷・DTP●ペット関連サービス●エステ・美容
●フィットネスクラブ●劇場●興行場●劇団●楽団、舞踊団●その他の興行団
●スポーツ施設サービス業●ゴルフ場●ゴルフ練習場●パチンコホール●カラオケ、その他の遊戯場●ダンスホール・クラブ●アミューズメント・娯楽サービス業●映画・ビデオ制作業●映画・ビデオ配給業●映画・ビデオサービス業●受託開発ソフトウェア業●パッケージソフトウェア業●情報処理サービス業●情報提供サービス業●興信所●広告代理業●屋外広告業●ダーレクトマーケティング業●法律事務所●特許事務所●司法書士事務所●公認会計士事務所●税理士事務所●インテリア建築サービス業●学習塾●個人教授所●機械設計業●社会保険労務士事務所●経営コンサルタント業●翻訳業●広告制作業●不動産鑑定業●行政書士事務所●鑑定業●コピーライター業●通訳業●駐車場業●家事サービス業●衣服裁縫修理業●リサイクル・雑貨販売サービス●冠婚葬祭サービス業●その他の生活関連サービス業●リゾートクラブ●リース業●ビルメンテナンス業●ディスプレイ業●実業団体●文化団体●NPO・非営利的団体

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●6、SOHO の独立戦略

1、副業か本業か? 家族はサポートしてくれるか? 
2、資金提供者は? 事業計画は公開できるか?
3、自分は本当に納得しているのか? スケジュールは?

4、最初は、フリーランサー、個人事業で自宅で設立し、後に法人、会社にする
5、ネットワークは重要。ハリウッドの映画チームのように、タスクチームをプロジェクト単位で
6、プロならば、常にギャランティ(報酬)と契約を意識する。営業シートを準備。
7、サラリーマン(会社員)時代の3倍を目標に稼ぐ。SOHO は経費がかかる。
8、資格は、利益には直接つながらない。スキルアップは手段でゴールではない。

9、誰も知らない自分を「商品」「タレント」として売り込む。
    どんな「商品」なのか? 自分で説明できるか? 検索エンジンでヒットするか?
10、お客さんを集めるPR 、販売する場所は? 誰にアピールしたいのか?
   サイト、ネットでPR 、販売できるか? ブログ、メールマガジンは?
11、信用はあるか? 人脈は? リピートしてお客さんはきてくれるか?

12、ネットを活用したプロモーション 、事業

・グーグルのアズワード広告、アマゾンのアフィリエイト紹介
・オークション等の普及で誰でもネットビジネスや副業が可能
・アフィリエイト(紹介代理店)、ドロップシッピング(ネットショップ)
・ブログ(日本では800万人が自分のサイト、日記公開)
・SNS (ソーシャルネットワーク、日本最大のMIXI は1000万人が参加)
・巨大掲示板(BBS 、日本で人気の2ちゃんねるは600万人が利用)
・セカンドライフ(3D チャット)
・情報テキスト( e-book,pdf )販売(コンサルティング、アイディア)


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●7、SOHO をサポートするサービス

*コピー、FAX(一斉同報)、プリンター融合機
*E-mail(メーリングリスト、メールマガジン、掲示板)
*モバイル(携帯電話、ノートブック、PDA)
*インターネット(webサイト、EC決済、shop,asp)
*ソリューション(LAN、サーバー、セキュリティ、顧客管理DB、電子認証)
*電話秘書代行、総務サービス
*マネージメントサポート(財務、法務、労務、教育、経営コンサル、デジタルサポート)
*オフィスデリバリサービス(カタログ通販)
*バイク便、宅配便、トランクルーム、SOHO物流センター
*SOHO住居、共同SOHOオフィス(ホテリング、テレワークセンター)
*SOHO対応型リビング家具、什器、高機能・デザイン事務用品
*ネット銀行&ノンバンク 、法人クレジット、SOHO向け金融
*SOHO向け福利厚生(例/ITリゾート保養所、一時保育所)
*SOHOスキルバンク、人材エージェント(求人、派遣、ネット人材バンク)
*SOHO与信サービス(事業所スコアリング、保証制度)
*SOHO型各種保険(収入保障保険、積立型保険、退職金型保険、401K)

以上

老舗「SOHO GUILD」コミュ

  • 2008/04/29(火) 01:06:47

はやまったのは、君だけじゃない(笑)
夢は実現するから、気をつけろ。

日本には、500万社の零細スモールビジネスでのたうちまわる1500万人ものSOHOがいるのだ(そんなに~?)

あのブームの原点、老舗「SOHO GUILD」コミュ?
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2882649
SOHO(ソーホー)=スモールオフィス・ホームオフィスの略称。GUILD(ギルド)=中世の石工房、専門職の親方(マスター)組合。新規事業アイディア、政策立案の情報交流。

*たとえば、
SOHO 500万社では、1社平均3名、35万円=年間400万円、国内20兆円の事務所維持費支出をしています。ツタヤのTカード、サクラヤのようなポイント割引が、5%あるだけでも1兆円の経費削減! SOHOのGDPは100兆円規模と推定。僕らは、小さいけど数が多いので、すごいポテンシャルをもった市場集団でもあるのです。

みんなが1万円出し合って年間500億円で仕事のジョブマッチング、トレード、宣伝マーケティングのためのFACEBOOK、アリババのような認証SNSを開発運営したら、農協、商工会議所を超える日本語圏最大のB2Bロングテールになるでしょう。もちろん、そんな「SOHOの大きな家」が登場すれば、日本や世界の未来は大きく変わります。

バーゲンブック卸副業者募集!

  • 2008/04/29(火) 00:43:39

「NYスタイルのバーゲンブック」卸副業者募集!本好き、地方歓迎

●国内では希有なバーゲンブック委託販売
 全国で中小企業提携、SOHO、個人副業者募集!●

就業時間自由!
週末副業、夜間、短期のみもOK!
古書 FC 店等に在庫書籍を持参する簡単で、手堅い日銭商売!
アマゾンやヤフオク、ご自分でフリマ販売、売り先はご自由に!

●出版社の在庫書籍等を当社から供給、バーゲンブック卸販売として、県下、地域のブック**、*オ等新古書 FC 店等に、好きな時間に車で回って本を卸していただくお仕事。
販売規模も自由設定です 。

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--------------------------------------
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■勤務形態:SOHO・在宅勤務・業務委託/アルバイト/副業
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北京の刺客に怯えるチベット亡命家族

  • 2008/04/28(月) 23:34:48

亡命チベット人たちは、常に北京秘密警察の拉致謀殺に怯えている。

長野で5000名、ソウルで1万名の動員組織力のすごさ。
彼らもまた、北京に監視されている準海外スパイ組織の一部なのだ。
世界中でどれだけの亡命チベット人が、彼らに監視されているか・・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー転載
●今まさに、世界中で北京の刺客に怯えるチベット亡命家族。

http://blog.studentsforafreetibet.org/
に掲載された記事の訳文です。

http://www.mikeldunham.blogs.com/mikeldunham/2008/04/mongolia-tibeta.html
(原文)

在米のチベット支援者であるMikel Dunham氏に、モンゴル在住の亡命チベット人であるKalsang氏から送られたメールの内容がメインです。彼は、ウランバートルの中国大使館の外壁に「Free Tibet」とスプレーで書き、現地の警察当局に一時拘束されましたが、現在は釈放されています。しかし、中国への強制送還の危機とともに、中国政府による暗殺の危険にさらされているとKalsang氏は主張しています。

本土からの情報として、Kalsang氏の弟(兄かも知れませんが、便宜的に弟とします。)はラサで行われた抗議活動に参加して、中国の武装警察に射殺されたとのことで、それに関する内容が含まれているため訳しました。
重要と思われる箇所のみ訳します。

---------------------------------------------------------------
私は、モンゴル在住のチベット人で、Kalsagといいます。34歳です。チベットから政治難民としてインドに移り、ダラムサラにも住んでいました。今は、インド政府から発行された身分証明書をパスポートとして所有しています。

(Kalsag氏の経歴部分のため中略。)

2008年3月14日、私の弟は、ラサで起こったチベットの自由と主権を求める暴動の最中に、数人の中国人兵士に射殺されました。弟はまさにその時、チベット国旗を高く掲げていたということです。ラジオフリーアジアとTibetan solidarity committeeは、この事実を知った後にウェブサイトに掲載しました。中国は、この事実を国際社会から隠蔽しようとしました。2008年3月20日、まだチベットに残っている親戚に電話したときに、私は、弟の死を知りました。このような悲劇を聞き、私は深い衝撃と悲しみを覚えました。まるで、ナイフで私の心臓が切り裂かれる思いでした。

(Kalsag氏が、中国大使館にスプレーで文字を書いた件で逮捕されたときのことなので中略。)

2008年4月17日、私は、チベットに住む妹に電話しました。彼女によると中国の警察が私たちの家にやってきて「息子はどこにいる?」と質問し、両親を非常に悩ませたということです。両親は、音信普通になって以来、20年間私とは会っていないと答えたそうです。また彼らは、勇敢にも次のようにも言ったそうです。「私たちの息子はいなくなった。これが知っていることのすべてです。私たちを殺したければ殺せばいいでしょう。でも、私たちはこれ以上何も言えません。」

駐モンゴル中国大使館は私に関する情報を提供するよう、中国の警察やマスメディアに依頼しています。

仮に私がモンゴルから強制送還されるようなことがあれば、中国に送還され、インドに戻ることはないでしょう。このことが私をもっとも悩ませています。もし、私が中国に送還されるのであれば、私の最後の望みは、永遠に会えなくなるであろう私の家族に会うことです。私がインドにいたとき、インド警察は一人のチベット人を中国警察に引き渡し、その中国人たちは彼を拷問し、死に至らしめました。同じことが私にも起こることでしょう。

この恐ろしいニュースが公表されれば、私の家族は心配し、この先何が起きるのか分からなくなるでしょう。ですから、私は心からあなたにお願いするのです。どうか、私たちを助け出す手立てを見つけてください。最後に、あなたにこのメッセージが届いたことをうれしく思います。

モンゴル ウランバートル
Kalsang より

私(Dunham氏)は、すぐにワシントンにいる友人に連絡を取り、該当する人物がいるかどうか問い合わせたが、該当者はいなかった。そこで、Kalsag氏により詳細な情報を求めた。以下は、昨夜私に届いたKalsang氏からの返事です。

親愛なるMikel Dunham
電子メールありがとうございます。2008年4月21日午後3時に私の弟であるLobsang Jinpaへの殺人とチベットの自由と人権について記者会見を行いました。私は現在、自宅にいられないほどの困難な状況にあります。

会見の後で、私は中国大使館が怒ってることを知りました。中国大使館は何人かの中国人、もしくは中国系モンゴル人にお金を払って私を殺させようとしているのだと思います。いつ中国政府が放った刺客が私を殺しに来るか分からないため、私は恐怖に怯えています。ゆえに私たちは非常に危険な状況にあります。今現在、妻と娘そして私は身を隠しています。

ありがとう
モンゴル ウランバートルより
Kalsang

--------------------------------------------------------------------------
この後には、筆者(Mikel Dunham氏)より、読者に対する協力のお願いが書いてあります。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=30269265&comm_id=7228
から転載引用

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刊行書籍事例

  • 2008/04/28(月) 01:54:30

出版社 クラブハウス 刊行書籍事例

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プチ生活保護のススメ 改訂第3版―申請書付 大田 のりこ、河西 保夫、大山 典宏(生活保護110番) (2009/4)¥1,365
9.11テロ疑惑国会追及―オバマ米国は変... 藤田 幸久、デヴィッド・レイ・グリフィン、きくち ゆみ、 童子 丸開 (単行本 - 2009/3) ¥ 1,575

従軍慰安婦・慶子―死線をさまよった女の証言  千田 夏光 (2005/10)¥1,785
画家が戦争を記録した―戦記書画・増田博一 (2002/6)¥ 3,150(再販)
尖閣諸島どうする日本  江戸 雄介 (再販)

無党派時代の智恵  大前研一の一新塾
よくわかる大前研一 ―世界市民ケンの平成維新ワークス  河西 保夫
マイホームレス・チャイルド―今どきの若者を理解するための23の視点  三浦 展
医療ミスで殺されないために―追跡レポート 医療訴訟の法廷から 油井 香代子(再販)
不況!!東京路上サバイバル―ホームレス、28人の履歴書 増田 明利 (2004/1)(再販)
未来の長屋 (2005/1)(再販)
プチ生活保護のススメ―我が家にも公的資金を! 短期間・不足分のみの受給もOK!
          大田 のりこ 大山典宏/監修 (2003/7)¥1,260

eビジネスの素〈1〉 井指 賢、JNEWS編集部、日本SOHO協会
SOHO STYLE もう会社には行かない!! 〈99~2000〉 SOHOギルド、日本SOHO協会
SOHO独立開業ビジネスの素〈1~3〉 井指 賢、SOHOギルド、 日本SOHO協会
SOHO&ベンチャーのためのウィンドウズ目的別入門編 木下 誠之 SOHOギルド

卒論応援団〈1~2〉 渋谷 恵宜
平成の都市伝説  トーキョウルーマーズ
東京の噂〈1~4〉 河西 保夫 トーキョウルーマーズ (絶版)
カフェで読む物語の名シーン  SOHOギルド (2004/6)¥1,155
みんなのシネマレビュー―映画ファン数十万人の生批評集 (2003/10)¥1,260
MICHAEL JACKSON KING OF POP―(公認限定大型本 - 2003/12)¥12,000(再販)
美少女BOX 2001アイドル メディアガールズ編集部(絶版)
メディアガールス〈1~4〉(絶版)
オリコンチャート1位ヒットソング集500〈下〉1986~1994
オリコンチャート1位ヒットソング集500〈上〉1968~1985
ティーンズタレント名鑑500 メディアガールズ編集部 (絶版)
New’s―90年代をMixする30人のMac絵本  クラブハウス編(絶版)




http://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=sr_adv_b/?page_nav_name=%96%7B%81E%96%9F%89%E6%81E%8EG%8E%8F&__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&unfiltered=1&search-alias=stripbooks&node=&field-title=&field-author=&field-keywords=&field-isbn=&field-publisher=%83N%83%89%83u%83n%83E%83X&x-genre=&field-binding_browse-bin=&x-age=&field-dateyear=2011&field-datemod=0&field-dateop=before&field-price=&field-pct-off=&emi=&sort=relevancerank&Adv-Srch-Books-Submit.x=34&Adv-Srch-Books-Submit.y=12#/ref=sr_st?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&qid=1294306616&rh=n%3A465392%2Cp_47%3A2011%2Cp_45%3A0%2Cp_46%3Abefore%2Cp_30%3A%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9&sort=-pubdate

米中のメディア支配とサイバー情報戦争

  • 2008/04/27(日) 22:46:26

「愛ちゃん、かわいそう。許せないですね」(フジキャスター)

朝日が古舘の反北京宣言で、朝日ブランドをぎりぎりのところで救い、小林ファンのネット世代を懐柔しているように、フジのスポーツ部門は、右派的政治報道で北京ににらまれている失点(彼らは一時期公安尾行つきの取材、記者は追放寸前だった)を今回考慮したかもしれません。

「ほうら、スポーツ部門では五輪べったりですよ」
五輪記者追放などでもあれば、首脳陣失脚ですし、猫をかぶってる(笑)

朝日が意外と皇室報道に強いように、マスコミも利益企業なので、思想的内部矛盾など、大して気にしていないものです。北京のような独裁機関のマスコミ評価、操作は徹底してますから、キャスターの発言は日本語世論研究チームで分析されています。


ちなみに、ネット世論操作、電子的攻撃はもっと露骨です。
米軍と国防省がサイバー情報戦争対策に、年間1兆円以上予算をかけて、ハッキングだけでなく世論操作も専任チームをもっていることは有名です。湾岸戦争以来、米軍はマスコミを統制し、愛国者法で報道企業を縛ってますしね。

北京は、2000年の米中台湾サイバー戦線のときに、一説には延べ80万人のネットおたく学生、軍予備役を導入してウイルス配布からネット言論統制までを試みました。マイクロソフトは手打ちをしましたが、全米の政府系機関とニューヨーク市場上場企業の100%が1日平均数百回のサイバーテロにあい、2兆円規模の損害を出して休戦しています。

今回は、いち早くユーチューブ中国版は閉鎖され、グーグルも言論統制に協力しています。
こういうことも、なぜか報道されません。全情報査察機関エシュロンなどに話題が及ぶのが困るのでしょうね。

ナチス北京五輪聖火走者リスト

  • 2008/04/27(日) 22:39:30

長野聖火リレー 2008.04.26 8:26-12:30 曇・小雨 気温10.1℃

結局辞退したのは、NHKアナウンサーの青山祐子だけか?
この業界、無知が多そうとはいえ、ひどすぎる。
少なくとも、今まさに続く民族浄化・虐殺を容認する側に回るのだから、
「苦悩しました・・・・」
と嘘でもいいから、記者会見してほしかった。


ところが、大半のリレー走者が、ニコニコして登場。

というか、「五輪への政治的介入のチベット問題は汚らわしい」という北京の代理人的スタンスが目立つ。発言について慎重だったのは北島、松岡くらいか。他にもいるかもしれないが、マスコミ報道では、「虐殺抗議への動揺」しか伝わってこない。

聖火ランナーになることが、人殺しの隠蔽になっていること、自分の知名度が北京の政治的カモフラージュに利用されている自覚がない。

欽ちゃんは、報道でみるとおりだし、星野監督に至っては
「騒いでるのはマスコミだけだろ。自分には関係ない!」
と怒る始末。


将来、彼らが選挙に出たときには、リレー走者を辞退しなかった政治的理由をききだし、スポーツと政治の分離原則を証明してもらうことにしよう(笑)

少なくとも、欧米のアスリートのように、世界に向け、(人権に対する)自分の発言権利を有効に活用するべきだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナチス北京五輪聖火ランナー走者のリスト(80名中64名:50音順)

アシュリー・ヘイズ, 阿部可菜子, 新井美貴子, 荒家遼太郎, 有森裕子, 板倉敏和,一橋忠之, 大槻計典, 大野豊, 岡崎朋美, 荻原健司, 北島康介, 窪田里江, 久保田寛, 黒岩隆, 黒山こずえ, 越和宏, 小林和幸, 小林恵子, 小林光一, 酒井登, 佐藤政子, 清水和江, 清水正洋, 末續慎吾, 杉山侑, 高橋准一, 高橋揚子, 高見澤靖,滝澤明美, 竹田恆和, 竹内忠雄, 竹内愛国, 玉井秀樹, 千葉真子, 勅使川原郁恵,寺島美千代, 中原里実, 中山翔太, 西澤弘子, 野口みずき, 萩本欽一, 橋本聖子,林理恵, 林衛, 早田卓次, 福原愛, 藤澤純, 星野仙一, 細川佳代子, 堀内拓也, 松岡修造, 松本賢一郎, 丸山佳織, 丸山博明, 三澤拓, 皆川賢太郎, 宮尾啓子, 宮下智成, 宮林侑梨, 矢田雅子, 山岸重治, 雪入忠司, 吉田沙保里

辞退:青山祐子

人類の平和のアピール(五輪の意義は、戦争抑止、休戦)
そのために彼らは、リレー走者に選択されたのだから、将来、この日のことで責められても文句は言えないだろう。

独立に向かうチベットと日本。愚鈍なコメディアン

  • 2008/04/27(日) 22:30:11

カトマンズではチベット支持の小学生たちまでが逮捕された。
欽ちゃんの敬愛するチャップリンならば、大量虐殺の北京五輪をどう皮肉っただろうか?


かっての実質同盟国で擬似敗戦国チベットの独立は、主要敗戦国日本の独立と同じ意味を持つ。日本もまた、独立にむかいつつある。

世紀の舞台で、あのようなコメントしか出せなかった欽ちゃんは、当然、国民のヒーローではなく、単なる無知で人権意識もない愚鈍なコメディアンに過ぎなかった。

フリーチベットは、フランス革命以来の人権回復・民族自決運動だから、一度ついたこの火は、北京が解体されるまで続くだろう。

それは、1945で米中=国連体制の下に置かれた「属国政府の日本が独立する」プロセスに重なる。

日本での反北京は、日本独立につながっていく政治的意味を持つ。
他の欧米とは政治的な意味が異なる。長年、米中監督下におかれてきたマスコミ報道に出てこない、次世代日本人の声と行動がそれを示唆している。

【聖火リレー in 長野】 謳われない行進 ~ チベット騒動☆総集編
http://www.youtube.com/watch?v=fdLkMFlAJu0
北京五輪【4月26日】聖火リレーでチベットの旗振ろうぜ! in長野 PV2 "FREE TIBET in NAGANO"
http://www.youtube.com/watch?v=y02vRZ_mkUc&NR=1
聖火リレー、無念の欽ちゃん
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=472551&media_id=2

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メディアはメッセージ。日々覚醒する日本人。

  • 2008/04/27(日) 22:27:05

結局、不発だったのか・・・
それとも、このイベントで「新しい疑問」を日本人をもったので、覚醒のためにはよかったのか?


●抗議不発に見える最大の理由は、フリーチベット運動の中核、超党派議連事務局長=元民主党議員の牧野聖修が率いるセーブ・チベット・ネットワークによる 数千名の公的中国応援団との衝突混乱を避けるための、直前での長野での抗議中止宣言かもしれない
http://save-tibet-network-action2.blogspot.com/


3月に六本木で1500名を動員した国内最大のチベット独立支援組織の直前での逃亡を批判する声は少なくないが、民主党、連合労組友好傘下でのアンチ北京運動の限界といえなくもない。


アンチ北京の左派文化人らを集めたこの団体の流れは、ダライラマとのコンタクトのもと動いているといってもよく、5000名を集めた北京=東京の面子を潰すだけの力量がまだない。(無論、国境なき記者団のように、CIAや米国、フランスなどの国家支援工作もまだ受け入れていないだろう)

*----セーブ・チベット・ネットワークは3月22日のデモに集まった1500名の人々、チベットの動乱に思いを寄せる人々、議員連盟、仏教界、神道会、海外の支援者などと連携を取りながら、中国外務大臣来日、長野での聖火リレー、コキントウ来日、サミットに向けて、「会話と非暴力」を基本に効果的な運動を展開すると表明していた。


・しかし、ゴール公園から、右派新風、ネット系抗議者一団が、公安の策略で一時締め出しをくらったいう情報もあるが、北京による5000名規模の組織動員に協力せざる得ない日本の公安警察の実情が怖い。

長野決戦の勢力分析が面白い

  • 2008/04/25(金) 22:16:10

朝日(ナチス扱い)とアムネスティが東西に分かれてる(笑)
ネット系で2000名動員があれば、既存労組など政治機関に組織されない、21世紀・散逸型市民運動のひとつのモデルになっていくだろうね。

本来敵対していた右派系の新風と左派系のアムネスティが、人権戦線でどこまで同陣営におれるのかも、見所・・・


36 :名無しさん@八周年 :2008/04/25(金) 12:38:10 ID:EhDYOjxF0
平成20年・皇紀2668年・西暦2008年4月26日(土) 長野(シナの)事変 勢力図

◇赤軍
シナ人 約2000~3000名
シナ工作員 推定100名くらい
青装束軍団(特殊工作員) 2~6名
売国マスゴミ 推定200名くらい
売国左翼・売国日本人 推定数百名 創価動員数百名
朝鮮人 推定数百名
邪火ランナー(星野、有森、萩本等)

◇我が軍
ネット連合(2ch、mixi、ブログ等)
穏健派・撮影部隊・通信部隊等 推定2000~3000名
ネット連合 過激派(消火班、武装派、ギョーザ投てき) 推定100名
チベット・ウイグル・モンゴル・台湾人 数百名
国境無き記者団 約50名+ボス
新風 約50名
街宣右翼 約100名
仏教徒・仏教関係者・善光寺 推定数百名
反中日本人 推定数1000名
欧米人・欧米マスコミ  推定数百名
一般マスコミ(産経・関西のテレビ等) 数十名 
愛国・親日マスコミ 20名

◇中立勢力
機動隊・警察・公安 2000~3000名
一般日本人 数千~数万名 (←ここを味方につける必要あり!)
http://nullpo.vip2ch.com/ga18628.jpg
http://jp.youtube.com/watch?v=FdVLoI9jhAo

こういう政治的祭りは、将来のリセット運動の予行演習になるから、公安もネット活動家も注視している。

長野で2000名ならば、いざというときに、東京で1万名は硬い。
渋谷・代々木公園騒乱で1万人規模のフリーターの反政府集会デモなら、単発ですでに可能だろう。

ネット世論が、仏教界のネット世代を動かした

  • 2008/04/17(木) 21:55:18

ネット世論が、仏教界のネット世代を動かした。
・・・無法者北京を  門    前    払    い

チベット支持のネット世論が、2ちゃんねるなどを通じて、仏教界のネット世代を動かした。このまま宗教界上層部と北京利権、解放同盟政策協定などの闇勢力の暴露に動いてほしいところ。早々と北京批判を展開した修験道若手ら、新勢力の成果も無視できない。

671 名前:長野発善光寺情報[] 投稿日:2008/04/18(金) 14:36:04 ID:ygtwN49VO

どうやら今回の聖火拒否騒動は善光寺の中で若手僧侶を中心とした拒否派と
善光寺幹部僧侶を中心とする日和見派とでかなり揉めたらしい
しかし最後は拒否派がこのまま受け入れるなら当日山門にて座り込みも辞さずとの強硬論まで飛び出し 拒否派の意見を承諾する形で今回の結論に至った模様

日本の宗教界が利権で身動き取れないのは、事実だろうし、北京と連携した創価学会が政権にあって各方面に睨みを利かせている事実に変化はない。

北京と日本宗教界をつなぐ利権とは?

マスコミが封印しなければ、大スキャンダルになることは確実だが、宗教界のネット世代がどこまでがんばれるか・・・?

これが実態なのかもしれない。

117 :名無しさん@八周年 :2008/04/18(金) 16:42:59 ID:TmQ1NgAa0
善光寺は辞退しましたが、チベットへの弾圧が理由ではありません、
チベット弾圧を支援しようとした善光寺に対する抗議に、善光寺が耐えられなくなったからです。
依然として、善光寺はチベット弾圧への支援者であることに変わりがありません。

善光寺 聖火リレー出発地返上
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=464611&media_id=2

リセット政府「サード」起動!(総合版)

  • 2008/04/01(火) 23:10:04

 新世界へ・・・。
そうだ、マイ政府「サード」をインストールして、日本をリセットしよう



中曽根行革から23年、自民下野・細川政権(平成維新)から19年、小泉改革からですら10年・・・。(笑)人生はこんなにも短いのに、あまりにも全てが遅すぎる。


この間に911、そして日本を苦しめる311被曝があった。
子供たちや子孫はどうなるのか? 日本人は、どう生存していくのか? 
・・・もう議論の時代はとうに過ぎ去った。


●格差問題は「市民・世代間労働戦争」(ワーキングウォーズ)だ。
ニート、フリーターも正社員、派遣、自営、副業、主婦も「アンフェアな椅子取りゲーム」で、みんな苦しんでいる。 この怒りは、政府リセットに向かうだろうが、与野党とも議会は展望・対応力がない。


日本の労働格差。平均値の実態(国税庁、総務省、厚生労働省06年 単位・万円)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
        平均年収   退職金  ボーナス 月額年金
国家公務員   628     2738   215    32 
地方公務員   743     3000 (215) (32)
大企業     660     1660    160    22
中小企業     320     720     43    14
フリーター    170      0    0     6(50%が無年金0)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・公務員の人件費40兆円は一般会計税収と同額。格差が拡大しワークシエアリングに冷たい大企業労組。債務1000兆円になっても時価契約を拒絶する特権公務員。下流は、社会的抗議も子孫を残す余裕もなく、国家利権をむさぼる公務員、その系列企業は、終身保障のために、米中露朝鮮らの連合軍陣営の外国政府や国際金融に従属している。

たとえば、米軍のいない郷土を覚えている日本人は、もはや老人だけだ。米中ら核独占軍産利権のため、政府、CIA、米軍内部からすら告発されたあの忌まわしい911テロを偽装し、出口のないテロ戦争を繰り返す、戦後国連体制を抜け出して、なぜ独立できないのだろう?

戦後金融体制も崩壊し、恐慌前夜の今、左派、右派の理念的対立もナンセンスだ。あんな外国の詐欺ばくち金融支援のために、自分や家族の人生を犠牲にすることはもうやめよう。1868、1945のリセットを思い出し、政府を再び、自分の手元でつくり直そう。


0605--1204版(順次改定)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=16916688&comm_id=2018824

上記の表などは、政権獲得前の民主党の市民討議シーイットカフェ(09年)、連合系初のフリーランサー労組インデイ設立総会(10年)での、著者による基調スピーチで使用。



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1、「オスカル、もう民衆の怒りはとめられない」

・国民代表者の立法府議会が行政府、司法府をリセットし、人事統括。
・議会の日本再生委員会(国民会議)への時限権限集中。 米国属領系検察、警察、防衛人事刷新。
・増大する公的債務1000兆円の責任追及と「税収と同額の公務員優遇是正・政府リセット」。
・全職員、一斉再契約・時価給与(系列特殊法人含む)、50%削減、専門職見直し、市場外注、市民自主管理型業務運営に。
・雇用流動化・スト解禁。歴代幹部、職員の評価ボード調査。行政犯罪被疑者のパージ。
・GHQ憲法の見直し、道具としての「日本人の憲法」に。10年毎の改正義務化へ。



2、「これは孔明の罠でござるか? 政府三分の計」

1868、1945次元の政府議会改革(地域、業種、職域、世代、階層の代表制・直接運営制度に)
以下の3つの政府同時併用開設。

・エリア第1政府
 ーー1989年からの国家中央・道州・市町村の「道州エリア政府」制度移行を早める。

・債務整理第2政府
 ーー1000兆円公的債務管理政府。特別会計、財投の整理。中央銀行改正。日銀紙幣、政府通貨、国債、地方債の整理。株式会社日銀の政府吸収廃止(明治以来の外人株主の公開)、政府議会による国民通貨、地域通貨の発行。

・サイバー第3政府 (通称サード)
 ーー自主管理参画型サイバー市民政府開設。マイ政府「サード1.0」インストール。ネット住民1億人規模の「日本語圏3Dメタバーズ仮想空間・サード」(日本人60%、海外日本語系外人40%)開設。50億人規模のネット世界共和国生活圏の誕生(ネット大航海時代)に、日本人が適応生存するための散逸的で相互協力型のサイバー政府運営。国民的SOHOテレワーク意識革命。





3、「争いのないエンデ村の夢。最低国民生活保障・年額100万円一律支給」

・社会保障制度矛盾解消=「国民年金・失業保険・生活保護費の一元化」として月額8万円規模の「ベーシック・インカム」(BI)導入。(日本国籍限定、ゲゼル型期間減価国民通貨の支給)
・一般年度予算・特別会計(財投融資)の総計約280兆円の半額以下の与信創造。(世界通貨流通のシェアは0.4%、許容インフレ管理)
・先進国初のベーシック・ インカム(BI)導入で、南北人件費格差・空洞化フラット化対策。近代国民国家、市場資本主義制度はネクステージに。




4、「ランボーの憂鬱。140年続く赤旗と黒旗対立の和解へ」
  
・赤旗の雇用労組から、黒旗の自律労働(無党派)、協同組合ギルド・エイジェントへ。
・ベーシック・ インカム(BI)体制化の失業根絶。ワークシェアリングへ。
・非正規の格差解消、機会の平等、「同一労働同一賃金」原則、一斉新卒雇用禁止。
・搾取派遣禁止、全労働者組合アソシエーションへ(非正規雇用、外注自営系含む)
・労組貴族・公務員、大企業中心の「経団連=資本補完・連合労組」リセット。

・数千社の株式市況モデルから、500万社事業者ギルド・エイジェントに(全事業者内容情報統一開示、商工会・会議所一元化、各種業界団体のリセット・近代化)。
・公共事業の地元、小規模事業者優先受注制度(中抜き、地域経済保護、アンチTPP)
・SOHO 、副業、家内労働、児童労働、家事・介護、地域社会福祉などイリイチ型「非賃金シャドウワーク」の通貨的ケア。




5、「もう会社には行かない。家で家族、仲間と好きな仕事をする・・・楽しい」

・最低生活保障、ネット環境強化でマズロー型の自己実現社会へ、自由時間増大。
・130兆円の巨大リセット市場誕生。数千社の公開株式市況から、500万社SOHO事業原理に。
・「椅子とりゲーム」型の雇用労働競争の是正。
・週3日通勤、場所に制限されない念願の田園在宅勤務(テレワーク)SOHOシフト。
・好きな仕事で起業独立チャレンジ増大。未来への展望、夢の回復。
・地方のサテライト施設勤務、通勤・都市交通規制、熱エネルギー低減、エコ化。
・「ライフ&ワークバランス」家庭時間重視、SOHO型住宅整備投資。
・人口増大・婚姻推進。リラックス社会へ。




6、「ゴーウエスト。311とインディアンの教え。被曝と生存権、風の声を聞こう」

・311フクシマ被曝と北半球の慢性的被曝進行の世紀。東日本から西、南への移住。
・脱原発と被曝管理社会の誕生。 3000万人の日本人被曝社会。医療大麻解禁。
・延命思想と「生きがいの創造」、ニューエイジ世界観、死生観革命。
・カウンセリング、トランスパーソナル療法、道場、地域スポーツクラブ推進。

・「石油から水へ」水素燃料自動車、電気自動車普及。
・ 常温核融合、宇宙太陽光発電、海洋、風力、バイオマスシフトなどへのソフトパス。
・CO2抑制、クルマ社会抑制。 自転車社会推進。
・SOHO在宅テレワーク、仮想空間勤務、ハブ農村都市、サテライトオフィス機能の分散化。

・尖閣諸島等資源確保。アジア中東との熱・食料資源エネルギー同盟。
・南半球各国に児童避難、巨大日本人衛星都市開拓。GDP共有。




7、「無理に働かない311延命社会へ。ロハス村ひと月のバカンス」

・被ばく前提社会の登場。「延命のために無理に働かない」社会へ、地域医療強化。
・「夏休みだから、もう働かない」「バカンス・シェスタ(昼寝)社会」へ
・スローライフな最適環境経済化モデル推進。ローな消費社会モデルへ。
・国民的ワークシエアリング(一部週休3日推進)で、全世代に雇用者増大。
・零細自営系でも可能な育児介護休暇、転職、再学習休暇=「社会福祉型」雇用就業推進。

・地域経済再生のための、年間30日の国民的バカンス制度。
・年間10日程度の国民研修ドラフト義務(希望ボランティア)
・希望者にダーチャ「農場付IT別荘地」を貸与し、農村都市交流。
・デュアルライフ「第2住民票・住宅・学校・職場」促進、市場の分散化政策。
・地域通貨フェアトレード、コミューン農場の拡大。 被曝癒し村。
・シニア共生村(介護付き長屋、温泉農場)を国内海外に。自給率・介護率向上。
・漁業、農業、牧畜、山林規制の既得権見直し、産業特区促進。





8、「工場からネットへ!50億人のネット世界共和国市場と生存への混乱」

・50億人がぶつかる地球規模のロングテール競合市場適応(脱領土国家・グーグル化)。
・「トフラー第三の波社会」web2.0構造対応へ国民意識、ライフスタイルを急速転換。
・1日2ドル経済圏での生存競争。土地、交通、資本、工場、所有の変容、雇用概念の終焉 。
・日本語系ナショナル商圏の保護育成。1億人の「日本語圏3Dメタバーズ仮想空間」歴史保守。
・ 1000万人のリアル被曝移住問題と「1億人のネット新日本語系外人住人」対応
・世界史をけん引する、カワイイ「日本人脳化」「21世紀の凡日本文明」戦略。




9、「ノーモアヒロシマ。外国軍のいない日本、70年ぶりの独立へ」

・「脱サンフランシスコ条約・敗戦国」体制へ。「国連=連合軍属領」からの独立。
・米軍補佐・自衛隊のリセット。独立再編・自主防衛軍化。
・米中露朝の軍産利権・核の傘からの独立=横田、横須賀、沖縄基地返還ロードマップ。
・日インド同盟、日米中露朝鮮との新しい連携・東アジア新秩序。空母、原潜リース・開発。

・「911偽装テロ体制」への決別、真相解明へ。世界からの米軍撤兵帰国勧告。
・「ノーモアヒロシマ・核管理」実効性のある軍縮提唱と核の安全保障新ドクトリン
・「ヒロシマ・東京大空襲の市民虐殺」の戦争犯罪で米軍を告発。損害賠償請求。

・「国軍かスイス型民間防衛か?」議論、地震防災教育(国民準ドラフト、年数日)。
・非対称情報戦、サイバーテロ、疫病ウイルステロ、核被曝、防災対策、国民的自衛演習。
・米中ユダヤ軍産から自立した脱核兵器、衛星・先端量子軍事技術国産育成。



10、「敗戦体制終焉、サムライが蘇る。「セカンド東京裁判」日本人の手でけじめを」

・「米国年次要望支配」からの脱却。ドル機軸通貨補完の中止(米連邦属領の終焉)。円基軸へ。
・債務管理第2政府による公的債務1000兆円の内実検証。米国国債売却・資産差し押さえ。
・GHQ東京裁判の戦後史観リセット、各種戦後補償、代替投資の見直し。
・1945次元の公務員利権、複合的利権公的系列企業組織の解体(数10万社規模)。

・武装マフィア撲滅、スパイ防止法。外国系特務機関対抗の公安組織「サムライ」発足。
・外国人市民権の整備、一部在日特典の廃止、政治亡命緩和、日本人帰化推進。
・パチンコ業界の健全化、国際麻薬、売春、債務奴隷契約摘発。




11、「みんなのモバイル政府デビュー。
  サイバー市民政府「サード1.0」起動インストゥール! 」

・旧シンボル国会議事堂の閉鎖保存? 都庁の売却?(旧政府系施設売却)
・郵便局・コンビニ政府、駅政府、学校政府等「みんなの政府」を順次開設。

・「市民IーD認証」と電子政府への直接参画、政府SNSリテラシー確立。
・議会、行政、司法のSAAS整備、ASP対応。市民エイジェント化。
・ワンストップ・データマイニングによる「最適化モバイル政府」を国民が所有。
・サイバーな3Dメタバーズ政府都市開設。グーグル24時間化。政府・職員と訪問市民のアバター化・ユビキタス推進で経費削減。

・ケインズ政策の見直し。公益法人3万社リセット。
・「箱物」土木施設型から「市民の最低生活権」整備へ転換。
・生産=消費生活者(プロシューマーズ)の自給自足型社会建設への公共事業転換。有効需給乗数拡大。

・「エリア第1政府」を補完する、ベーシックインカムと「第3政府サード」準公務員登録制度
・自主管理型の医師、カウンセリング、弁護士、経営労務、税務、教育、育児、介護、市民防衛ワークの人材登録。
・グラミン銀行型「サード市民政府銀行」設立。脱・中央銀行(FRB、IMF、世界銀行等)
・10人以下の500万社(1500万人)のロングテール市場、中小零細SOHO事業者強化。
・600万社全事業者概要公開(8000万人)と法人化推進、未公開株式市場(グリーンシート)強化。
・6000万人規模の「市民IーD公式プロフ」(人材バンク、収入支援)公開。




12、「ネオ、君の見ている世界は、洗脳されたマトリックスだよ」

・各業界の1940戦時社会主義的独占カルテル体制(業界利権制度)リセット。
・主な300業種(最大6万業種)の各種協会、公益法人3万社の解体。特別会計、財投リセット。
・業界職業別300業種の近代化。各業界にフェアな公的電波放送のシェア分配。
・日弁連・税理士会・社保協会・医師会・不動産協会他の価格トラスト廃止自由化 。

・独占認可マスコミの持合株占有禁止。政府=放送免許・記者クラブ制度改革。時間占有視聴率放送への累進課税(吉本型お笑い寡占の排除)。 「放送と通信の融合」
・日本国領土からの米軍電波占有排除、外国防諜、非合法エシュロン・スパイ排除。




13、「赤頭巾ちゃん、気をつけて。世界は一瞬で変わるから」

・国公立大学の市民自治=希望者全員入学・単位習得オープン化。
・3Dメタバーズ仮想キャンパス。国民的eラーニング向上。
・ネットでの「北京語略字漢字標準化反対・日本語漢字圏保守拡大」固有言語保守。
・政府直轄の欧州型エリート養成行政学院、人材才能獲得。

・新卒一斉雇用禁止=生存競争型入試制度廃止「仏型バカロレア大学入学資格制度」「社会勤労・就業1年以上が大学入学条件」。
・18才までの義務教育制度に。習熟能力別クラス併用、飛び級復活。
・オルタナティブ自由教育公認、国家公共教育の共存。 私塾、道場の推進。
・産官学利権癒着の改革。教授会リセット・研究室の近代化。





14、「列島に流れ着いた先祖たちも、ラブでピースで神様に萌えだった」

・日本文化の象徴、民族自決、弱者救済のための天皇制維持。戦略的柔軟活用。
・「最長の祭祀王」として、国連、赤十字、ローマ法王以上に皇室福祉外交、婦女子児童奴隷労働、貧困撲滅、国際貢献の皇室銀行設立。
・憲法規定除外・京都帰還。神社庁宮内庁再編(外国、新興宗教系組織関与排除)。
・神話評価。世界史・考古学比較科学文化精査。(皇室への古代ユダヤ、中央アジア、中国、朝鮮祭祀文化流入認知。偏狭なナショナリズム克服)

・天皇ブランド、皇室機関を国際NGOに(アムネスティ、国境なき医師団タイプ)。
・エルサレム紛争調停会議開催。オリエント・シルクロードロビーの皇室外交復興。
・世界連邦事務局をハーグから京都に誘致。

・全国数万ヶ所の無人神社寺院公開整備。鎮守の森・祭祀保存。
・宗教団体税導入、地下経済化防止。非人道的カルト解散。






15、「NWO戦争経済から第三の波へ。1日2ドル生活のBOP・50億人が投資を待っていた」
 
・「軍産核独占クラブ=国連」改革、負担金支払い延期。
・ウオール街の「IMFの脱ドル=多極通貨体制」シフト支援。
・NPO,NGO、200カ国の10万団体連合本部を東京誘致。

・国連、世界連邦協会理念の「脱軍産工業化・ニューワールド」を日本主導。
・「1日2ドル生活のBOP・50億人」向けグラミン型のマイクロ融資(サード政府銀行)。
・10億人規模のユネスコ母国語識字教育。BOP自立就業支援
・女性・児童の債務奴隷1億人解放(母国帰還運動)
・世界 1億社規模でのSOHOロングテール・ネット市場参画推進
・SOHO主役の中印25億人市場への金融介入。(アジア労働市場通貨政策)。




16、「サイバーな民族自決、電子なウイルソンの家。非領土型500の政府」

・ハーグ宣言の「非領土型民族自決電子政府」(サイバーネーションステーツ)機構開設。
・リアルと仮想メタバーズに約500民族自治政府施設設立、日本領事館開設。人口・資源調査。自治政府資産の策定。
・国連準加盟、世界連邦協会加盟。民族政府近代化ASPの提供。
・チベット、クルド、ウイグル等、少数民族の領土国家紛争回復ラウンド支援。
  
  


17、「覇権への軍事抑制、日本人が描きなおす世界史」

・北方領土、尖閣、竹島の領土回復ロードマップ交渉。
・米軍撤退後の安保構築。日米中露印経済軍事協定。
・台湾、フィリピン、インドネシア、ロシア極東、インド、シルクロード諸国、中南米、中東との軍事的連携模索。(米中軍事覇権への抑制、弧の防衛同盟論)
・親日半島統一政府勢力支援。自由中国政府勢力支援(奴隷売買、軍事優先抑止、人権確立に民主介入)。
・琉球、ウタリ(アイヌ)地域国家の経済的自立。
・華南、台湾、チベット、シベリア分離独立支援。米国有色団体支援、ハワイ、加州、米中西部・南部等の「カラード系州政府」連携。米中軍産抑制、分断。
・日本、アジア、有色人種系からみた世界史広報、情報戦。

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