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MTV時代の幻想的戦争 映画「戦場でワルツを」

  • 2011/01/07(金) 03:17:21

戦場でワルツを [DVD] レビュー


・沖縄を返せ」という反米軍闘争歌を繰り返し初音ミクで聞いた後だったので、1980年のコザとベイルートの光景がだぶってしまうようだった。画面に流れるボウイやパンクが懐かしい同世代としては、過去の記憶を喪失したり、捏造したり、突然フラュシュバックするイスラエルの元軍人たちの心情風景が、なんとなくわかる。
市街戦をマンションから住民たちが眺める光景は、80年前後のイラン革命や韓国光州での市民武装蜂起事件でもあった。当時普及し始めたビデオ中継を通じてでてきた新しい戦争光景(市民生活と戦争の共存)だったかもしれない。

・そういう意味では、この映画は、懐かしい「MTV時代の戦争」、そうフォークランド紛争でファントムが燃えていた頃の空気と情報優先時代に突入したあの頃の狂気さがよく描けていたと思う。けっしてその後の湾岸戦争のようなゲーム戦争でははないのだ。中途半端に、肉体性がまだ残るあのスティングやトーキンヘッズの時代の戦争映画。キューブリックほどではないが、タイトル画のモチーフは、秀逸で幻想的。

ただし、ラストの難民キャンプ大虐殺の部分は、ちがうアプローチ方法でいきたかった。天安門事件のように、直球過ぎて個人的にはダメだ。

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