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午後の紅茶と陰謀論(18)10年放置

  • 2011/10/07(金) 11:16:49

同時テロ10年 タリバンが声明
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1738294&media_id=2

いまやってる経済産業省を囲む「人間の鎖」は、すごい人数になっている。

昨日の原発即時停止派の経済産業大臣辞任事件は、東電御用記者クラブの挑発と謀略であるという意見が、岩上チャンネルででているが、(現場の状況からツイッター調査でも記者の実名がとびかっていた)それはさておき・・・

以下の藤田議員911本の共著者で、バルセロナで911真相追及活動をする童子丸開さんからのメールです。なるべく多くの人に読んでもらいたいので、紹介します。(文字化けで一部読めません)


ーーーー月光編集の話題書・クラブハウス刊行ーーーー

●「9.11テロ疑惑国会追及」
藤田議員、きくちゆみ、童子丸他 共著
http://www.amazon.co.jp/dp/4906496431

米軍基地グアム移転派の前鳩山総理、小沢代表、寺島日本総研会長(外交顧問)が推薦人!ワシントンポスト他マスコミの異常な本書弾圧。ついに政権が崩壊するも、ウイッキリークスら世界的に米軍の内部暴露報道が解禁! 911陰謀論は、もはや都市伝説ではない!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(略)

 世の中、本当に信じがたいことがたくさんあります。スペインのマドリッドで起きた列車爆破テロで、爆破された列車が、なんと裁判所の命令で即刻解体されたなんて信じられますか? しかしこれはスペイン人なら誰でも知っている事実です。日本の政府がSPEEDIを知りながら公開しなかったことだって、本当なら到底信じられないことですが事実です。中国人が、事故を起こした列車を埋めたなんて、かわいいもんです。
・・・・・・w)�气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气气刋タ錫鮠錫鮠3・11大震災・フクシマ核事故発生から半年、そして911事件から10年目を迎えようとしています。
今まで特に911事件について見つめ続けてきた者として、この10年を振り返って、現在の時点で最も強く感じておりますことを拙文にまとめてみました。お目をお通しになって値打ちがあるとお思いの場合、どうか拡散を、よろしくお願いします。
ご紹介します。


http://doujibar.ganriki.net/evidences_abandoned_for_ten_years.html

●911事件「10周年」? 冗談言っちゃいけない!
証拠が10年間放置w)

�「気譴討い襪世院寇タ鹿齔瘤昭碣昭碣昭肬銓�����鹿齔瘤昭�闔�惹闔�皷讐聲竇�ぢメイリオ>繽A肬銓∮蝴綺碓頸◇皷就旺徐ぢ この考察はかなり長いもので、さらに多くの写真や図表なども載せられていますので、メールで全てをご紹介するわけには参りません。以下に小見出しの一覧を掲げておきます。

(1)専門家や学者に幻滅させられ続けた10年間
(2)唯一の例外:NISTが第7ビルのビデオを分析したら…
(3)なぜ専門家は映像資料を調べようとしないのか
(4)フクシマで分かった専門家の2種類
(5)物証破壊
(6)10年間、放置され窓u條C韻訃攀魃覗・鹿齡鳫鈑昭・闔・錫鮠首・闔臂首・闔臂惹闔龠竢跫鮟■旭旭旭◇皷就旺徐ぢ
(7)911は政治よりもむしろ文明の問題

この中から「(1)専門家や学者に幻滅させられ続けた10年間」および「(7)911は政治よりもむしろ文明の問題」だけを、メール上でご紹介します。ここは文章だけの項目です。お読みになって、その他の項目に興味をお感じになりましたら、申し訳ありませんが、上記のアドレスで、原文をお読みください。

*********************************

(1)専門家や学者に幻滅させられ続けた10年間 

 「3・11原発震災」を経験した多くの日本人にはお分かりになることと思います。ちょっとご想像ください。これはあくまでも仮定の話です。
  もしも3月11日の震災当日に、福島第一原発の建屋内のいたるところに監視カメラが設置されていて常に原子炉の様子を知らせる映像が(電源喪失も何のそ の!)日本中に流され続けていたとしたら…。地震で配管が本当に大丈夫だったのかどうか、どこかで蒸気漏れが起こっていたのかどうか、使用済み燃料プール の様子はどうだったのか、などの様子がすべて記録されていたとすれば…。爆発がどこでどのように起こったのか、建屋内の施設や使用済み燃料プールにどのよ うな影響があったのかなどが映像に残されていたとすれば…。同時に原発内の作業員たちの様子や言葉がはっきりとビデオに映されていたとしたら…。そしてそ の映像が世界中に流されてビデオ資料として記録され、見ようと思えば誰でも確認できる形で存在しているのならば…。
 何とも都合の良すぎる仮定かもしれませんが、要するに事故当時の原子炉周辺を細部に至るまでビジュアルに記録する資料が、もしあったと仮定したならば、どうでしょうか。
  おそらく、いの一番に大勢の専門家や学者がそのような映像を分析して、比較的短時間のうちに事故のほぼ正確な理由とかなり詳しい経過を割り出していたこと でしょう。もし一部の専門家や学者がそれらの映像資料の分析をどれほど嫌がっても、世界中の誰もが見ているうえに、すでに世界中で多くの専門家たちが分析 作業に取り掛かっている場合には、いやでもやらざるを得ないし誤魔化しが効かないわけです。そのような第一級の資料があるのにほったらかしにするような専 門家や学者は、世界中から厳しく糾弾されたことでしょう。さらにそのことがテレビや新聞で非専門家である国民のほとんどに知らされて、多くの人々が正確な 知識を得ていたことでしょう。
 そしてその資料の分析が、最善の対応策を練るための決定的な材料となり、今までに日本で見られたフクシマを巡る大 混乱の、少なくとも半分は最初から無くて済んだのではないでしょうか。政治家も官僚も、そんな映像資料があふれて国民の多くが知っている以上はそれを無視 した決定を下すことができなくなるからです。
 ただし今まで言ったことは、すべて架空の話ですが。

 まあ、今のはちょっと極端な仮定だったかもしれません。しかしどんな事件にしても事故にしても、もし現場の様子を詳しく記録する映像資料があるとすれば、それは起こった事実を正確に知るために決定的な証拠になるはずで す。単純な交通事故でも時として道路に設置された監視カメラにばっちりとその様子が写されていることがあります。そうなると事故を起こした人はもはや何の 言い逃れもできません。また政治事件にしても、たとえば、以前にペルーの大統領だったフジモリ氏の側近モラティノスがいかがわしい金の受け渡しを行ってい たシーンがビデオに撮影されていて(本当はそれが撮影されたこと自体が奇妙なのですが)、フジモリ氏が世界で糾弾されて二度と這い上がれなくなる大きな きっかけを作りました。事件や事故の現場を正しく記録する映像の有無がその解明と解決にとってほぼ決定的な意味を持つことには、誰しも異論の無いところで しょう。

 ということで…、2001年9月11日に米国の東部で起こったいわゆる「9・11同時多発テロ事件」の話に移ることにします。

 この事件では、気が遠くなるほど膨大な量の物的証拠のほとんどが米国国家の手によって破壊され失われました。これについては(5)で少し詳しくお話しましょう。しかしその反面、事件現場を様々な角度から鮮明に記録した映像資料が極めて豊富に残されているという、人類史上たぶん唯一の何とも珍しい事件です。
 特にニューヨーク世界貿易センター(以下、WTC) では、飛行機激突からツインタワーの崩壊と、その7時間後に起きた第7ビルの崩壊、ビル群崩壊後の街の様子などなど、様々なタイミングと方角や角度から、 事件発生の事件現場の様子が、1万点をはるかに超える莫大な数のビデオや写真の映像になっているのです。今まで世界中で起こった様々な事件の中で、事件現場で起こった事実についてのこれほど多くの資料を残しているものは存在しないし、これからも起こりえないでしょう。

 しかし実を言えば、この事件の本当の特異さは次の点にあります。

  先ほども言ったように、現場の様子を克明に記録する資料がある場合に、まず、専門家たちが真っ先にその資料を分析してそれぞれの推定を発表するでしょう ね。そしてそれをテレビや新聞が取り上げて多くの人に伝え、一般の非専門家たちも「こんなことが起こったのだ」と知り理解することになるのでしょう。
 WTCツインタワーについてだけでも数千点にのぼる豊富な映像資料を科学的な手段で分析し、それに基づいて合理的・実証的な結論(推定)を導いた専門家や学者は、世界中見回してもほとんどゼロに等しい…。これらの映像資料は、この事件の現場で何が起こったのかを正確に記録する第一級の資料なのですが、その第一級の資料がこの10年間、世界中の大多数の専門家や学者から目を背けられたまま放置され続けているのです。
  そして、米国国民を含む世界中のほとんどの人がこの911事件の映像資料についてほとんど知らないままになっています。それは上に述べた専門家たちの奇妙 な態度と共に、この10年間、メディアがそれを伝えようとしてこなかったからです。それが大部分の人たちの無関心を生み出し定着させているのです。

 面白い調査があります。米国のSiena College Research Instituteが2011年5月にニューヨーク市民に対して行った調査です。911事件当日「WTC地区で3番目のビルが崩壊した」ことを知っている人が67%いるのですが、その中でビルの名前を正しく答えた人は21%、つまり全体のわずか14%でした。さらにそのビルが崩壊する様子をビデオ映像で見たことのある人は調査対象全体のわずか25%しかいませんでした。
  それはもちろんWTCの第7ビルなのですが、地元のニューヨークですらこの有様です。日本人でなら、第7ビルのビデオ映像を見たことのある人は5%かな? もっと少ないかな? ましてその崩壊原因を巡る論争を多少でも知っている人となると、さらにその100分の1くらいかもしれないですね。(このWTC第7 ビルについては次の(2)で少し詳しく説明します。)
 世間では「911事件10周年」などと派手に騒がれているようですが、実際には、空前絶後の規模で残されている証拠物件が空前の規模で放置され続けた10年間だったのです。

 世界貿易センターの3つのビルの崩壊を公的に調査した専門家たちがいました。FEMA(米国緊急事態管理庁)の委託を受けた大勢の学者・専門家たちや、NIST(米国国立標準技術院)に所属する、あるいはその委託を受けた学者・専門家たちです。しかし、FEMAが2002年にまとめた報告書、NISTが2006年に公表した報告書には、WTCビルの崩壊が始まってから終了するまでの十数秒間を記録する映像資料の科学的な分析は、ただの1行たりとも書かれていません。彼らは何の事実にも基づかない単なる当て推量を「崩壊原因」として発表しただけで、その推量を実際の映像記録と付き合わせて検証する作業は、爪の垢ほどにもなされませんでした。
 これほどにおかしな話はないわけです。911事件の映像資料、特にツインタワーとWTC第7ビルの崩壊途中の挙動を正確に記録する映像資料が豊富に残されていながら、それが何の研究対象にもならない…。FEMAやNISTの専門家たちばかりではありません。世界中の大学や研究所にいるほとんどの専門家・学者たちも、全く同じ態度だったのです。この10年間、私は、いわゆる専門家とか学者とかいった人たちに対する幻滅ばかり感じ続けてきました。
  いってみれば、福島原発で地震発生から爆発までの原子炉と作業員の様子を克明に記録したビデオがあったとして、それを専門家の誰一人として分析しようとし ないようなものです。または、交通事故の様子を映した映像が残っているのに警察がそれを見ずに当て推量で調書を作り、そのことを裁判所も弁護士も問題にし ないのと同じことです。これを「奇妙だ」と思わないほうが奇妙ではないでしょうか?

【途中、省略】


(7)911は政治よりもむしろ文明の問題

  数年前のこと、日本にいる友人にちらりと911事件について話しかけたことがあります。彼は言いました。「悪いけど、俺は政治の問題には興味が無くて ね」。私はそのときなぜか急に彼の言葉に突き刺さるような違和感を覚えました。いや、別に「興味が無い」ことに違和感を感じたのではありません。政治の問 題に興味が無い人などどこの国にもいくらでもいます。私が違和感を感じたのは、その友人が911事件を「政治の問題」と言ったことです。
 こんな ことを言うと、今度はこれをお読みの方が大きな違和感をお持ちになるのかもしれません。「え?911事件は政治事件じゃなかったのか?政治の問題で何がお かしいんだ?」と。実は私自身、どうして「911=政治の問題」にとっさに違和感を覚えたのかの理由を、長いあいだ見つけることができませんでした。
  しかし2011年になって3・11大震災とフクシマ核事故を追っていきながら、少しずつその疑問の答が見つかりつつあるような気がします。ひょっとすると 私は最初から、この911事件を、政治的な面からというよりも、この事件に対する人々の認識のしかたや反応のしかた、人間の心理や精神に対する影響のあり 方、事件を巡るそれぞれの人間社会の動きというように、むしろ文化的・文明論的な視点で捉えていたのではないだろうか、ということです。

 この事件では、証拠の分析の積み重ねから引き出される推論の代わりに、物証からも映像の証拠からも切り離された《筋書き》が 「公式説」として、何の調査も始まっていない事件直後に突然我々の前に提示されました。オサマ・ビンラディンに指導されたアルカイダ、その19人のテロリ ストによって実行されたハイジャック、乗っ取られた飛行機に襲撃され破壊されたWTCビル群とペンタゴン・ビル、乗っ取り犯と乗客が格闘した末にペンシル バニアに墜落したUA93便、…。
 これについて2010年11月に、マサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー教授が、イラン国営Press TVとのインタビューで次のように語りました。…この(アフガニスタン)戦争の明確に宣言された動機は、世界貿易センターとペンタゴンへのテロ 攻撃に関与したとして罪に問われた者たちを米国に引き渡すようにさせることでした。タリバンは…証拠を要求しましたが…、ブッシュ政権はいかなる証拠をも 見せることを拒否しました。
…後になって我々は、どうして彼らが証拠を提出しなかったのかの理由の一つが分かりました。彼らはそれを何一つ持っていなかったのです。
…これらの全ては完全に違法でした。それ以上に犯罪でした。


 アフガニスタン侵略の動機として公式に言われてきたことは、911事件を「アフガニスタンの山奥に潜むビンラディン=テロリストの陰謀」であるとする純然たる陰謀論でした。しかし、チョムスキー教授が指摘するように、アルカイダが911事件を起こした確たる証拠など実際に何一つありませんでした。あるのは、NISTやFEMAによって作成されたWTCビル崩壊の分析と研究がすっぽり抜け落ちた「WTCビル崩壊」に関する報告書、そして911委員会報告の「唯《筋書き》主義」で書かれた長々しい作文だけです。それはもはや「神話」としか言いようのないものです。そしてそのビンラディンは2011年に米軍特殊部隊がパキスタンで殺害したことになっていますが、これとて、その明確な証拠を世界に一切示すことのできないお粗末な御伽噺に過ぎませんでした。この911事件をアフガニスタン侵略の理由としたこと自体がまぎれもない犯罪だったのです。
 そればかりではありません。
 2006年1月から2月にかけてのゾグビー社の調査によれば、イラクに派遣された米兵のうち、93%が「大量破壊兵器の捜索と破壊は軍事行動の根拠ではない」と回答している一方で、その軍事行為を「911同時多発テロでサダム・フセインが果たした役割に対する復讐」と信じる兵士が85%にのぼっていました。すでにブッシュ政権が「大量破壊兵器」はもちろん「イラクの911関与」の大嘘を公式に認めていたにもかかわらず、このような結果でした。
 これは決して兵士たちが愚かだったためku梍C呂△蠅泙擦鵝J胴餬海眄・椶皀泪好灰澆筝析棲Δ癲☆・首・闔臂この「911=サダムの陰謀」論という真っ赤な大嘘を積極的に打ち消す努力をするどころか意図的にほったらかしにして、この「復讐心」を兵士たちのエネルギー源として利用し続けてきました。米軍兵士たちは、そんなありもしない「復讐心」を言い訳にでもしない限りやってられないほどの残虐行為をイラクで行い続け、一説に百万人を超えるといわれる人々を殺害してきたのです。

 嘘はいかなる核兵器をも超える大量破壊兵器です。巨 大な嘘が、戦場となった国々の国民を大量に虐殺し、戦場にならなかった国々の国民の精神と感性を大量に破壊しました。これが今世紀に入って世界で起きたこ との最大のポイントです。「悪貨が良貨を駆逐する」という言葉がありますが、現代という時代はまさに「虚構が事実を駆逐する」時代です。我々が日ごろ何も 意識せずに享受している現代の文明は、嘘が事実をいとも簡単に追い払い、神話が現実をやすやすと食い潰す、人類史上最悪の文明だったことになります。そしてその中に、いま、我々が生きているのです。
 はっきり言いまして、私は「911事件の真犯人が誰か」などにはほとんど興味がありません。どうせ世の中はいつの時代でも悪党や詐欺師が跳梁跋扈するものなのです。むしろ、われわれがこの史上最悪の神話の時代、虚構の時代に生きているということ自体を恐れます。
  国家や大資本は国民の生活や命なんぞ紙くずほどにも思っていない、多くの専門家や科学者は自分の利権のために平然と嘘をつき事実を無視して話を捻じ曲げ る、多くの商業メディアは平気で読者を誤誘導する、…、こんなことは別に911事件が無くても、そのずっと以前から明らかでした。米国がらみで言うなら 1898年に起きて米西戦争の引き金になったメイン号事件以来明白なことでした。それがハナからこの世の中の実態なのです。それがいかにももっともらしい筋書きと否定を許さぬ神話的な物語で覆い隠され、人々の精神や感情が無前提にどうしようもなく動かされていく姿を、911事件以来、私はじっと見つめてきました。いったい何なんだ?この世界は?

 しかしひょっとすると、このような現象はもっと恐ろしいことを示しているのかもしれません。先日私がフクシマからの警告シリーズの『徐京植さん「フクシマを歩いて」に基づく考察:豪u梟「海・帆澗亮腟・・鹿肬銓昭・・闔臂鹿畩惹闔龠齡綵∽闔・皷艮稲槇����鹿齔瘤昭�鞜郛鹿肬銓昭�昭��闔臂首�闔臂錫昭肬銓皷讐�聲竇�ぢメイリオ>壹\・⊂』 でも少し触れたことですが、虚構を求め神話を愛しているのは、究極的な被害者となるしかない大多数の人間たち自身ではないのかということです。少数の人間 が自分たちの利権を確保し多数派を支配するために浅はかな嘘に過ぎない筋書きをひねり出し、それを逆らうことの許されぬ神々しい姿で登場させるというの は、一面ではその通りです。しかしそれはあくまでも、それを受け入れむしろ熱心にそれを何年でも何十年でも支え続ける巨大な人間のカタマリがあるからこ そ、たやすく成功するのです。我々はここで、「悪なる少数の加害者」に支配される「善なる多数の被害者」という構図を、虚構として投げ捨てる必要があるのでしょう。

 きくちゆみさんとの共著「テロ&戦争詐欺師たちのマッチポンプ」で 書いたことなのですが、中世以前の戦争はあくまでも地域や国の支配者たちの意思と利害関係によるものでした。一般の人民は、自ら一揆に立ち上がる場合を除 き、その戦争政策のとばっちりを受けることがあっても決して戦争の責任者ではありませんでした。しかし近代以降の世界ではそれが180度ひっくり返りま す。民主主義を標榜する近代国家では、戦争への意思を作りそれを支えるのは多数派の国民自身なのです。浅はかな嘘に過ぎない筋書きに自ら飛びついて、どこ かの他者を悪魔化して自らを正当化し復讐心をたぎらせ、事実を拒否して神話的な雰囲気の中で自足することを求める圧倒的多数派の人民自らの力で、近代民主主義は人類史上最悪の凶暴な文明を形作ってしまったのではないでしょうか。911事件はその典型的だが一つの断面に過ぎないものです。
  私は別に民主主義という社会制度が悪いと言っているのではありません。民主主義であろうが共産主義であろうが、人々が無自覚にそれを形作り支え、ノー チェックのままで突き進むなら必然的に凶悪な文明を作らざるを得ないでしょう。そうなると、中世以前でなら狭い地域でばらばらに発揮された人間の邪悪さ が、世界規模で組織的に現れてこざるをえないために、より悪い状態に陥る可能性があるという、極めて単純な筋を語っているのみです。そして今まさにそう なっているのではないのか、ということを言いたいだけです。

 人は、過去を学ぶことによってしか自らの無知から解放されることは無いで しょうし、現在に対処し未来を作ることはできないでしょう。その際に、自らを絡め取っている虚構、理性が働く以前に自らを動かしてしまう神話を自ら拒否し ながら現代世界を覆うこの凶暴な文明を、自ら突き崩していく意思と方法論が最も大切なものだと思います。人間の意識が大規模に変わっていくとき、一つの文 明もまた大きく変化せざるを得ないでしょう。何十年も100年以上もかかるかもしれませんが。
 その虚構・神話を下から支える圧倒的多数の大衆は事実よりも嘘を好みます。理性よりも神話を好みます。そして、事実と合理的な筋道を大衆から切り離して、人々が虚構の中に自足したいという要求を常に拡大再生産し続けているのが、いわゆる情報メディアで す。しかしいま、フクシマが、その「自足の再生産」の構造に波紋を投げかけ亀裂を作ろうとしています。それを担っているのが一部のインターネットメディア です。それは国家と大資本の大嘘を明らかにし、事実を伝え、事実を元に合理的・実証的な推論を立てる少数の専門家や学者たちの姿を見せつけ、メディアによ る虚構作りを瞬時に暴き出しています。一方で一部のネットメディアに対する攻撃も猛然と開始されています。

 911から始まりフクシマに至る21世紀の世界の流れは、確かに世界中に重大な政治的問題を生み出してきました。そして同様の大事件や大事故が今後も続くことになるかもしれません。しかし嫌でもそのような世の中に生きる羽目に陥った我々現代人の為すべきことは、巨大な情報メディアの働きにひびを入れ様々な角度から突き崩していき、多くの試行錯誤を通して新しい形のメディアを確立させていくことで しょう。それがいままでノーチェックのままで放っておかれた大衆という人間のカタマリを流動化させ、全体主義的な流れを分散させていく非常に有効な手段で す。すでに日本では自然発生的にその動きが始まっていますが、その意味が分かるからこそ、大手メディアは盛んに「不安を煽るな」と警告するわけです。。
 この虚構と神話の時代に危機を少しでも感じる人たちが当面為すべきことは、そういった自然発生的な試行錯誤をいろんな形で支え拡大させていくことだと思います。誰のためにでもありません。自らの解放を求めるためです。

(20011年9月7日 バルセロナにて 童子丸開)

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