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欠落と幸せの王子

  • 2011/12/11(日) 12:39:05

ディズニー110周年を祝うクリスマスイベント 表参道ヒルズで開催
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1773977&media_id=63

20年前の俺、がんばれ。

「夢は実現するから、気をつけろ」

という20代の頃の友人の言葉を思い出した。
そいつは、たしかレコード会社に進んで、ポルノグラフィティなどを手掛けたと思う。もうずいぶん会っていない。


こういうのは、けっして嫌いではないし、独身ならば誰もいなくなった深夜に彼女を連れて、なにかロマンチックなことを考えていたかもしれない。



あるいは、30年前、ちょうどこのあたり、同潤館アパートのあった歩道にコンタクトレンズを落とし、地面にしゃがんであたふたしていた家出同然で無賃乗車で東京を徘徊していた自分。


オスカーワイルドやボードレール、カフカ、サリンジャー、破壊的なロンドンパンク。
むやみに世界を呪い、絶望していた、甘くて孤独な少年にも伝えてあげたい。


人生そんなに悪いことばかりじゃない。

朝目がさめれば、嘘のように世界が変わることもあるんだよ、と電飾のかぼちゃ馬車に乗り移り、時空を超えて精霊になって励ましてやりたいと思うのだ。




「リア充しね~」

まだ10歳にもなってない次女の同級生たちが、笑いながらカップルの横を駆けていく学校帰りの表参道のハロウイン、クリスマスシーズン。


今やおじさんとなってしまった未来の自分だから、まさか、高円寺の素人の乱のように、ウオール街の反資本デモの拡散をこういう場所でやろうとは思わないし、ロンドンの現代アート・アクティビストのように、白い放射能防護服をきて、押し寄せるカップルや家族の夢を壊すという無粋なこともしないだろう。


でも、寂しさから、すべてをぶっ壊してやりたい
と思うひとの気持も、今も忘れてはいない。

家族や恋人がいてもいなくても、人から寂しさが喪失することはない。欠落感は人の権利だ、無理に埋める必要もない。



死んだ父は、ウオルトディズニーと松下幸之助を、なぜか尊敬していた。
大人としていい歳になれば、そこはよくわかる。


電飾のディズニーは、これからも幸せの王子を生み出していくだろうか

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