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午後の紅茶と陰謀論(63)ホンダ石綿和解

  • 2012/05/05(土) 21:34:58

自動車は、2004年まで石綿含有のブレーキ、クラッチ部品などを
使用し、現在もまだ全面禁止措置がされていない、巨大肺がん産業です。


三菱自動車のアスベスト被曝で亡くなった父の件も、全国紙は取材に動いているものの、やはり、マスコミは膨大な広告利権の壁を超えれないのか、いまだ報道できていません。せいぜい、自称天才陰謀論者で脳学者の某氏が率いる、ラジカルなサイゾーくらいです。

12月2日に日刊サイゾーweb版
●隠蔽の“家元”三菱自動車がアスベス
ト被害者遺族に口止め料!?
http://www.cyzo.com/2011/12/post_9245.html



先日、ブログとフェイスブックを通じて交流のあったホンダ石綿裁判の原告が、東京高裁の和解に応じました。

本来なら、父のケースを除けば、実質的な公判による「自動車業界初の被曝補償」になるはずですが、和解という「謝罪なし=企業責任を認めない」、「補償ではなくあくまで和解金支払い」という結末に、ぎりぎりマスコミは論評をださないで、05年のクボタショック・スクープで他紙に勝る毎日新聞のみが、ベタ記事扱いで報道したくらいです。(ここがミソw)


そのときのスクープ記者で、新聞協会賞も受賞した現毎日新聞大島秀利編集委員にも、読売、朝日系にも、ぼくは原告側の依頼もあったので、取材要請や紹介もしましたが、いまのところ、詳細な報道記事もコラムもでていません。


まあ、すでに石綿公害自体のニュースバリューが低いのかもしれませんが、長年、国策の自動車業界とアスベストを切り離してきた、日本の政財界と医療業界、保険、マスコミ、議会にとって、この和解は、実は、とんでもなく将来大きな展開点になる歴史的事件なのです。


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●アスベスト:賠償訴訟 ホンダと岐阜の元整備士が和解--東京高裁


 約40年前にホンダ子会社の工場で働いていた元整備士の男性が作業中にアスベスト(石綿)を吸って中皮腫になったとして、ホンダに約9600万円の賠償を求めた訴訟は16日、東京高裁(奥田隆文裁判長)で和解が成立した。

 ホンダの代理人によると、和解はホンダが2500万円の解決金を支払う内容。高裁の和解勧告に双方が従った。ホンダは作業と中皮腫発症の因果関係を認めず、謝罪などもない。1審・東京地裁判決(10年12月)は中皮腫との因果関係を認め、約5400万円の支払いを命じていた。

 訴えていたのは、岐阜県高山市の羽根(はね)英成さん(63)。羽根さんは68年4月にホンダ・エス・エフ中部(当時名古屋市、98年にホンダに吸収合併)に入社し、エアガンでブレーキドラム内の粉じんを吹き飛ばす作業などを行い、69年12月に退職。07年に悪性中皮腫が見つかり、労災認定された。【野口由紀】

毎日新聞 2012年3月17日 東京朝刊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



●ひっそりと報道されたこの裁判に
もっとも注目したのは、誰でしょうか?

・2030年に発がんピークを迎えるまで、戦後最大の数十兆円の国家賠償を用意しなければならないとされる経済産業省、環境省、厚生労働省?


・その賠償予算のスキームを構想中の民主党、社民党、公明党、共産党らのアスベスト議連、原告2000名規模の多様な市民運動団体?


・すでに年間5000名を超えて、発病が年々増加する、平均潜伏40年「静かな時限爆弾」アスベスト被曝被害者とその家族、・・・そして遺族。


・同じ放射性内部被曝説(アスベストの場合、被曝ではなく「曝露」という表現を使用している)があり、石綿被害の建設、不動産、自動車業界のせいにして、原発被曝の因果関係を否定する方針の東電、フクシマ、原発産業・・?


・「近年、喫煙者は減少しているが、死因1位の肺がんは増加している」
という奇妙な医療実態から、「アスベスト&喫煙者は肺がん死亡率50倍」説を封印したい、たばこ産業・・?




●いずれにせよ、8000万人ものドライバー人口を抱える日本で、自動車普及時代の1960~70年代のアスベスト被曝が、平均潜伏期間40年を経て、いままさに、理由不明の身体機能障害や肺機能障害でブレイクしかけているとすれば、大変なことだと思いませんか?


自動車は、2004年まで石綿含有のブレーキ、クラッチ部品などを使用し、現在もまだ全面禁止措置がされていない産業です。

海外であれば、大規模なリコールに発展していてもおかしくはない状況でしょうが、電気自動車・エコカーに国策転換を官民一体で推進される現在、自動車業界が、徹底して報道封鎖したい理由はよくわかります。


マスコミも、ドライバー、同乗者、幹線道路住民も(つまり、すべての国民は多少の程度差はあれ、石綿を吸引している)今回の和解の社会背景を冷静に受け止めて、特に喫煙経験者は、自分の生命リスクを考えるべきでしょう。

アスベストの肺機能障害は、発病から平均余命が、わずか9カ月なのですから。



放射線による内部被ばくについて:津田敏秀・岡山大教授
http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1310


アスベスト暴露と喫煙(2006年4月25日掲載). 久場 睦夫(国立病院機構沖縄病院). 肺癌死亡率53倍にも. 早期治療で経過良好に
http://www.okinawa.med.or.jp/healthtalk/uchina/2006/data/20060425u.html

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続き

ある人から、この記事は、陰謀論ではなく、単なる社会公害問題、報道の弱い企業犯罪でしかない。と指摘された。


たしかに、アスベストは対策法もあるし、陰謀といえるほど、政府、マスコミに隠ぺいされているわけではないかもしれない。

しかし、現実に起こっていることは、構造的な意味で、911体制とあまり変わらない気がする。


・911もアスベスト自動車も、少し調べれば、一市民でも真実を理解するだけの情報は入手できる。片や世界史を動かし、片や国民レベルで健康被害を与え続けている。

これに、最近の311のフクシマ被曝を加えれば、さらに分かりやすくなるだろうか。



つまり、「現代の陰謀」構造とは、明らかに国家や企業が市民加害に直接関与している公的情報が開示されているのにもかかわらず、関係者の同調圧力のせいで、その「善悪への判断」が、なんとなく議論されたままで、永遠に答えを出さぬまま、「でも、仕方ない」という空気で、システムの維持思考が「洗脳延長」されていくという点だろう。


・911テロは、明らかにアルカイダ程度のゲリラ軍事作戦ではない。
・アスベスト被害は、国家、企業が複合的につくりだした公害病だ。
・311フクシマには、東電や政府、マスコミが報道できない闇の領域がある。(政財界、山口組、欧米ユダヤ原発産業、御用アカデミズム)


上記の認識を持つ人は、少なくはない。
しかし、それを明瞭に解決できるアイディア、対策法を提示できる人は少ない。

つまり、陰謀的な社会構造に洗脳されていることは自覚していても、有効な対策法が明示されないと、そのシステム自体は、議論を受け入れたまま延長されるのだ。


・戦後67年、日本はいつになったら軍事独立できるのだろう?
平和憲法をもつもとで、こうしたテーマが永遠に封印される構造とさして変わらない。

実のところ、陰謀論システムは、身近にある社会構造の基本なのである。





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